会社を辞めて収入がなくなりました。
失業保険は5ヶ月ほどで終わりました。
アルバイトを始めましたが、仕事がなくなりました。
将来に不安がないといえば嘘になります。
でも、そこそこ幸せです。
デジタル時計の「12:34」を偶然見ただけでホッコリします。
(もちろん「11:11」も同じように好きですよ!)
それどころか、朝目が覚めただけでも、幸せです。
「今日も生き延びた」と思えるからです。
収入がなくなっても生活できるのは、それなりに理由があります。
フルで働く嫁さんがいて、子どもがいなくて、家のローンが終わっているからです。
さらには、26年ほど働いてきた蓄えがあります。
でも、それ以前にほとんどお金を使いません。
会社を辞めた年が偶然会社の20周年でした。
最初から会社にいた自分は、賞金をもらいました。
金額は想像にお任せしますが、そこそこの金額です。
でも、まだ手をつけていません。
パチンコや競馬といったギャンブルはもともとしません。
タバコは吸いませんが、酒はアホほど飲んでいました。
けれど、会社を辞めて飲む量は減らしました。というか減りました。
ほとんど会社の付き合いで飲んでいましたので、勝手に減りました。
なので、飲みたいときだけ飲んでいます。
洋服なんて、ここ数年新しいものを買っていません。
これまでに買った洋服で春夏秋冬を過ごせます。
女性を口説くこともありませんから、オシャレする必要もありません。
夏は暑くなくて、冬は寒くなければ、それで十分です。
ゲームや漫画といった趣味にお金を使うことはあります。
なので、完全に無欲というわけではありません。
ただ、どうしても欲しかったら、その分だけ稼ぎます。
このブログで稼げないほど高額なものは、身の丈に合わないと思って諦めます。
本当に必要なものやことにはお金を使います。
もちろん、税金はちゃんと払っています。
たまに催促状が届きますが、払い忘れたときだけです。
そうやって、お金は使いますが、必要最低限で十分です。
必要以上の欲がなければ、お金を使うこともありません。
だから無欲は最強だと信じています。
確かに、お金がたくさんあれば安心です。
でもお金をたくさん持っている人は、きっと誰かから狙われます。
お金自体を狙われるだけではありません。
その地位を狙われることも、命だって狙われるかもしれません。
誰にも狙われなかったしても、心配になるでしょう。
お金が減る心配もするでしょう。
お金がたくさんあっても、安心と同時に心配にもなるのです。
無欲なら必要以上のお金は不要なので、心配にはなりません。
貧乏人の僻み(ひがみ)かもしれません。
仕事を失ったおっさんの妬み(ねたみ)かもしれません。
別にそれを否定はしません。
でも、自分は無欲が最強だと信じています。
もちろん、自分がそう信じているだけで、無理強いするつもりはありません。
ただ、自分は無欲でお金を使わなくても、それなりに幸せです。
身近で小さな幸せに気付くことができれば、お金は必要最低限で十分です。
身の丈に合わない物は、結局自分の首を絞めると思っています。
ここまでいろいろ書いてきましたが、ちゃんと伝わっている自信がありません。
もっとちゃんと知りたい方は、「ホセ・ムヒカ」を調べてみてください。
自分は、この人の考え方が好きです。
無欲を絵に描いたような人です。
そういう意味では、この人が最強です。
でわ、股!!
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