「お金を回せない人」
会社勤めを辞めて収入がほぼ無くなりましたが、それでも生きています。
生きているということは、必要最低限のお金を使っているわけですが、それ以上のお金はほとんど使っていません。
「好景気=お金が回る」という図式が正しいかどうかはわかりませんが、一般的な認識としてそれが正しいならば、お金を使わない生活をしている自分はほとんど景気をよくすることに、協力どころか関与すらできていません。
もちろん、自分ひとりで使えるお金なんてたかが知れていることは承知ですが、塵も積もればなんとやらのはず。
というわけで、TVニュースや新聞で「不景気だ!不景気だ!」なんてのを見ると、ちょっとだけ申し訳ない気になります。
本当にちょっとだけですけどね。
「地球にやさしい人」
「しかし、無駄なお金を使わないということは、地球にやさしいのでは?」などと自分を正当化する考えもあります。
こちらも、「地球を守れ!」とか「環境が!」などとグレたりすることはなく、ただ単にお金が入ってこれないから回せないだけなのですが、着れる服はずっと着るし、めったに乗らない車は買わないし、お腹が膨れれば家ゴハンで十分で、「無駄に資源を使わない生活をしている自分は、地球にやさしいはずだ」と思っとります。
もちろん、前述したように生きている以上は地球の資源を頂いているわけで、そこをツッコまれたらごめんなさいとしか言えませんので、どうかツッコまないでください。
「お金を回せない人」vs「地球にやさしい人」
自分を正当化したい自分としては、後者の「地球にやさしい人」が勝ってほしいですが、冷静に考えてみると「お金を回す方が良い」ような気もしますし、なかなか答えが出ません。
もし自分みたいな人間ばかりになったら、地球には優しいかもしれないけれど、その前に経済不況で人類が滅亡するような気もするし、逆にお金をドンドン使えば景気は良くなるけれど、資源が尽きるのは確実に早くなり、それで地球が滅びたり。
うまく伝わっている気がしませんが、そういうことです。
「地球にやさしいお金の使い方」
ここまで読んでくださった方は気がついていると思いますが、「お金は使うけれど、地球にはやさしい」というのが大正解で、それがわかればスッキリするのですが、それがわからないのでモヤモヤしています。
あくまでも経済を回すことが目的で、資源を守るための研究に投資するとかは別として、お金を使って何かを買えば、その材料は地球資源なわけだから、無駄な買い物は資源を無駄遣いしているわけで、っていう考えが自分の中で大き過ぎて、なかなか思いつきません。
「書くこと書いてスッキリ」
というわけで、書くこと書いてスッキリしたので、それでヨシ!とすることにします。
あと、このような考えに至っている大きな要因は、世界一貧しい大統領といわれたホセ・ムヒカ氏のスピーチを読んだことで、そこに「収入の無い自分を正当化する」が加わってこうなったことは、間違いありません。
なので、何度も書きますが、声を大に高らかに「地球を守れ!」とか「環境が!」など、グレて抗議行動をするつもりはありませんので、あしからず。
以上。
でわ、股!!