選挙に行かない理由のハナシ - 働けおっさんブロガー

昨今のコロナ騒動で、国の偉い人の行動や考え方に対し、多くの国民が「おい！どーなってんだ！」と怒りをあらわにし、そこからの流れで「次の選挙では違う人に！」となっているのを、どこかの何かで見聞きしました。

普段は普通の生活が出来ているから、別に選挙に行って国を変える必要が無いと思っている人でも、こういう事態になって、「果たして国のトップはこの人でいいのだろうか？」と思うようになっているとかいないとか、みたいですね。

あまり政治に興味がないので、次の選挙が何でいつなのかもサッパリわかりませんが、今回の国民の感情がどう影響するのか？は、気になります。

さて、「そういうオマエは？」となった場合、50代となったばかりのおっさんとしては少々お恥ずかしいのですが、これまであまり選挙には行っておりません。

自分の記憶が正しければ、一番最近選挙に行ったのが「大阪都構想」のときで、あれが2015年ですからもう5年前の話になり、その前が確か投票用紙に「アントニオ猪木」って書いた記憶があるので･･･って、何年前でしょうね？

その大きな理由としては、よくある「誰がやっても変わらない」という考え方があり、小さな理由としては、「出来ればホセ・ムヒカのような無欲の人に政治家になってもらいたいが、そもそも無欲の人は今の日本の選挙には出ない･･･」という諦めもあります。

しかし、これが選挙のシステムが変わるなら･･･と思うのです。

当たり前ですが、選挙のシステムって基本プラスの考え方であり、これがマイナスも採用してくれたら･･･と思うのが、そう思う理由なのですが、たぶん「ナンノコッチャ？」となっていると思うので、簡単に説明をします。

例えば、ある選挙に4人が立候補したとします。

そこで有権者が、4人の候補者にそれぞれ票を入れます。

最終的に、一番票が多い人が当選です。

大雑把ではありますが、これが選挙のシステムですよね？

となると、この4人の候補者の中に自分が納得できる人がいない場合、無投票とするか白紙投票をすることになります。

しかし、これはあくまでも「他人に委ねる」という考え方であり、決して自分の1票が生かされているとは思えません。

もちろん、白紙投票や投票率が低いことがメッセージとなるかもしれませんし、確か、あまりにも低い投票率だと再投票になるとか･･･も、ありますが、それでも普通に考えれば、無投票も白紙投票もそれほど力にはならないでしょう。

そこで、この4人の中から「コイツだけはダメだ！」って候補者を選び、自分の1票をマイナスとして投票することができて、そのプラスマイナスの合計で当選者を決めるようになれば、と思ったのです。

4人の候補者の中から、誰が当選すればいいのか？はわかりづらいですが、「コイツだけはダメだ！」ってのはわかりやすい（ような）気がするのですが、いかがでしょうかね？

もちろん、4人の候補者の中に納得できる人はいないけれど、「コイツだけはダメだ！」と思う人の反対意見の候補者に票を入れればいいのでは？という意見もあるでしょうが、そもそも政治家になりたい人なんて欲深い人間だろうから、どうせ腹黒い･･･なんて思っている自分には、「そうじゃないんだぁ～」としか思えないのです。

ちなみに、これを書いている間に「もしかして、もうやってる？」と思って調べてみたら、ウィキペディアでこんなのが見つかりましたが、やはり、あまりメジャーな方式ではないようですね。（たぶんそのちゃんとした理由もあるのでしょうが、理解力の低い自分にはチンプンカンプン･･･）

マイナス投票 - Wikipedia

さて、ここまでお読みいたいだた方の中には、「何でこんなことを？」と思われる方がいるようないないような気もしますので、そのワケを書いておきます。

ちょっと前に、このような発言を見かけたのです。

保健所のこと突っ込まれる原因つくったのはあんたらだと大阪ではみんな言うてるよ。「維新のおかげでPCR検査もでけへん」と。財源足りないなら地方債発行しなさいよ。安倍総理が怖くて言えないから、私にしかブツクサ文句いえへんの？ https://t.co/NmIfcjdOPw
— 太田房江 (@fusaeoota) April 13, 2020