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シン・ゴジラのシンは何なのか映画を観てきた

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観てきましたよ!シン・ゴジラ!

先日、シン・ゴジラのシンが何なのか?そんな記事を書きましたが、映画も観ずにそんなことを妄想で書いても仕方ないので実際に観てきました。そして、ネタバレしない程度の感想と、自分が感じた『シン』は何だったのかを書いてみます。

映画を観る前に答えがそこにあった

今回、どうせ映画館で観るらな迫力のある劇場を選ぼうとしてIMAXで観てきました。前日からネットでチケットを購入(予約?)しておいて、大阪では有名な万博記念公園のところにあるエキスポシティにある映画館に朝一番に行ったんですが、初めての場所だったのでちょっとだけ早めに到着して待っていたら、シン・ゴジラのチラシを発見して見ていると、そこに答えが書いてありました。

真・ゴジラ

庵野 秀明が生んだ真のゴジラ

新・ゴジラ

総勢328人が挑む新たな戦い

神・ゴジラ

最大最悪最強の破壊神が誕生

ふむ、やはりシン・ゴジラのシンは、真・新・神、のどれか?みたいな感じでした。結局、前回ふざけて書いたシンはすべてハズレでした。

芯・心・伸・辛・秦・親・慎・深・進・震、以上のシンのみなさんご協力ありがとうございます。

 

 

映画を観た感想をネタバレしない程度に

個人的な感想としては、単純に面白かったです。もちろんツッコミどころはいくつかありますが、これまでのゴジラファンも楽しめるし、初めてゴジラに触れる人も楽しめるようになっていたと思います。映画を作った人たちのメッセージ性とかそういう小難しいことは抜きにして楽しめて、そのメッセージ性を探し出すコアな人たちにもヒントをちりばめられていたと思います。で、ここからはこれも個人的な感想として、新・神・真のどれがシン・ゴジラのシンだったのか書いてみたいと思います。

新・ゴジラに違和感

作中、ゴジラの存在をどう扱うのか?とう観点で、ゴジラが登場してそれを研究していた博士が命名しているんですけれど、それを聞いた人たちが「ご・じ・ら?」と初めて聞きました、という表現をします。確かに世界観としてゴジラに初めて触れることになるので、その表現は間違っているわけではないのですが、この映画の冒頭から世界観を現代の日本と合わせてきている、例えば巨大生物が現れてそれを国の偉いさんが映像として捉えるのは、どこでもなくネット住民のアップしたものだったり、報道している画面にニコニコのコメントが流れてリアルタイム感を出していたり、現代の日本であることを強調してるように思わせるのに、ゴジラの存在は知らないと言う部分に違和感を感じました。たぶん、へんてこりんな考え方をする自分だからでしょうが。なので、新・ゴジラというのは自分の中ではありません。

神・ゴジラも違う

今回のゴジラの目的、ゴジラが何を考え何を望んでいるのかは、ほとんど描かれていません。自分の観かたがおかしいかもしれませんが、全く無いと言ってもいいでしょう。なので、破壊が目的という感じでもないんです。すごく悪い言い方をすると『おい!ゴジラ!お前何がしたいんだ?』と言いたくなるのです。確かにゴジラの出現で日本はメチャクチャに壊されます。たぶんそう簡単には復活出来ないくらいの威力です。しかし、破壊神というにはちょっと物足りない感じがするんです。破壊はしているけど、神というにはちょっと違和感を感じる。なので、神・ゴジラも自分の中ではありません。

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観た感想としてはシン・ゴジラのシンは真に決定

ゴジラ映画に関わらず、映画のラスト、エンディングをどう描くか?というのは大事な部分だと思います。今回の映画のラストはもちろん書きませんが、こういう考え方もあるか、と納得できました。もちろん、同じように観た人で『あれは無い!』と仰る方もいるかと思いますが、自分は意外と納得しています。そういう意味ではシン・ゴジラのシンは、真と解釈しています。

エヴァンゲリオンとの関係

エヴァンゲリオンをあんまり詳しく知らない自分には、どこにエヴァンゲリオンの臭いがするのか、あんまりわかりませんでした。ただ単純に、展開が早くて飽きないし観ていてテンポが良かった部分がエヴァンゲリオンと同じ部分かもしれません。

ただ、そのテンポは着いていけるかどうかぎりぎり早さだったかもしれません。まどろっこしい部分を早く展開することで飽きさせないようにするのではあれば、それをカットしてゴジラが暴れまわるのを魅せてくれたほうが良かったような気もしますが、予算の関係?とか大人の事情を考えたりもします。

エンディング後の楽しみ方

映画のラスト、終わってからスタッフロールが流れます。当たり前ですが出演者全ての名前がいっせいに流れますが、この中で『アレっ?』と思わされます。この人の名前があるけどどこで出てたんだろう?と思います。

  • ANI(スチャダラパー)
  • KREVA

この2名の名前がエンドロールで流れたときに自分は席からズレ落ちそうになるくらい驚きました。『ラップ好きの自分が、全然気がつかんかったー!』心の中でそう叫んでいました。ちなみに、この2人はエンドロールの大勢の中でしたが、最後に1人だけドーンと名前が出てきます。

  • 野村 萬斎

映画を観て嫁さんと2人で感想を話してたときに、嫁さんがこう言いました。「最後に野村 萬斎って書いてあったけど、どこに出てたんやろ?気がついた?」これに対して「あれは気がつかん。誰も気がつかん。ゴジラの中身やもん。中に入ってたもん』と答えました。自分はたまたま知っていたからそういう目で見ていましたが、どうやら知らない人から見て、野村 萬斎感は出ていなかったようです。

最後に

そういう意図で総勢328人が出演しているわけではないでしょうが、個人的にはANIとKREVAを探す為に、もういちど観てみたいと思います。ただ映画館で観るのは、今の自分には値段が高すぎる遊びです。いつかTVで放送される日を待ちましょう。そして、その日までブログを書けるように続けましょう。

 

でわ、股!!

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