どうも、マスクド・ニシオカです。
ニュースで話題となっておりますが、兵庫県西宮市の現職市長がメディアの取材に対して激高し、「殺すぞ!」などの発言をして物議をかもし出しております。
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が4月の市長選に関する取材を巡り読売新聞の男性記者に「殺すぞ」などと発言した問題を受け、報道各社の西宮市政記者クラブは4日、発言や市長選への考え方について説明するよう記者会見の開催を求めた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201801/0010870291.shtml
そこから展開があって、「お前が先に謝れ!」みたいな展開になりまして
取材記者に「殺すぞ」と暴言を吐いた問題を受け、兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が5日朝、急きょ会見を開いた。記者が自宅に来たことに言及し、「記者が私有地に入ったことを謝るのであれば、記者への暴言を謝罪する」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00000004-kobenext-l28
最後は「ごめんなさい」で、一応幕を閉じました。
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が取材中だった読売新聞の男性記者に「殺すぞ」と発言した問題で、今村市長は5日午前、市役所で記者会見を開き、「暴言だった。記者におわびしたい」と述べた。
http://www.sankei.com/west/news/180105/wst1801050028-n1.html
年明け早々に起きたこのニュース、関西在住以外の方にとってはあまり興味がないことかもしれませんが、かつて西宮に隣接する尼崎で青春時代を過ごし、今も大阪で生きながらえている自分にとっては、やっぱり興味というか「ふむ~」と思うニュースでした。
で、結論からいうと、この市長って「なんだかなぁ~」と思うのですが、「悪い人ではないのでは?」と思うのです。
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あそこら辺では「殺すぞ!」も「アホ」も同じ
自分が青春時代を過ごした尼崎と今回の舞台となった西宮は、武庫川という川を境に隣接しています。隣同士というだけで同じではありませんが、文化においてはそう遠くないと思います。(あくまでも個人的な意見ですが・・・)
自分の知っている尼崎の感覚でいえば「殺すぞ!」なんて日常の挨拶、とまではいいませんが、それほど強烈な言葉ではありません。それを隣だからといって西宮も同じだというのは強引かもしれませんが、近い感覚があるのではないかと。
「アホ!ボケ!カス!死ね!」なんてワンセットで使われますしね。
もちろん今回の場合は言葉だけでなく行動も問題で、それらは今の世の中ではそれは通用しませんし、市長という立場としては全てダメなことです。それはわかっていたとしても、ただ単に腹を立ててつい出てしまった言葉が、本当の自分の素の言葉だったのでしょうね。
だから、もっと上手くやればいいのに・・・と思ったり。
だって、本当に悪い人はもっと言葉を選びますからね。
素の言葉なんて、言葉尻を取り上げられるだけですからね。
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本当に悪い人は別にいる
腹を立ててすぐに「ゴラァ!」となるのは、素なだけだと思うのです。
本当に悪い人は、自分の感情をコントロールしてでも自分に有利になるように考え、いくら腹が立ってもニコニコして、どうすれば相手に壊滅的なダメージを与えられるかを考えます。
今回の場合も本当に殺すつもりなら、記者に対して「食事でもどう?」と誘い出して、自殺に見せかけて殺してしまえば・・・なんてことを悪人なら考えれるはずなんです。(ドラマや映画の観過ぎですか?)
話が逸れるかもしれませんが、罪を犯して裁かれるときまで悪態をつく人がいますが、あれだって裁かれるときに本心じゃなく反省しているフリをして、刑を軽くしてもらって早く復帰してから恨みを晴らそうと考えるのです。
本当に悪い人は、世の中にもっといます。
本当の悪人は「殺すぞ!」何て言いません。
ニコニコしながら善人のフリをしています。
そうやって近づいて、気がつけば背後にいて・・・の方が怖いのです。
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最後に
擁護するつもりで書いたわけではありませんが、本当にとっちめないといけない人は、もっと他にいるような気がするのです。
このブログには、そんなジャーナリズム精神の欠片もございませんが、ちゃんとした人たちにはがんばってもらいたいものです。
でわ、股!!
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