ゴールデンタイムの番組でプロレスが
どうも、マスクド・ニシオカです。大阪はジメジメジメジメジメジメしています。
先日、マツコの知らない世界でプロレスが取り上げられていました。録画していたのを見ましたが、まぁまぁ面白かったです。番組を見ながらいろいろと思ったり感じたことがあったので、ちょっと書いてみます。
TBSで新日本プロレスが
最近のプロレスブーム復活を牽引しているのが新日本プロレスであるというのは、誰もが認めることなので、プロレスブーム=新日本プロレスみたいになるのは当然でしょうが、新日本プロレスがTBSに出ていることがちょっと驚きました。
しかし、よく考えれば選手として他のチャンネルに出ることは問題ないでしょうし、スタジオマッチであれば、コンテンツとして著作権がどうとかの問題はないのかもしれませんが、昔からプロレスを見ているおっさんとしては、ちょっとした驚きでした。
スポンサーリンク
紹介した女子大生
この番組の構成は、マツコさんの知らないマニアックな情報を、その道に詳しい人が案内する、というような内容です。今回の案内役には、プロレスのリングのシートを作っている会社の娘で、現役女子大生の人でした。
昨今のプロレスブームの火付け役が若い女性であり、『プ女子』(=プロレス女子)が会場に増えたことで観客動員とグッズの売上げが伸びているので、案内役に若い女性が選ばれることは番組の趣旨としては間違いなかったと思います。
番組には紹介した女子大生の父親もスタジオに来ており、父親の仕事の関係で生まれたときからプロレスに携わっていたので、ファン歴としては21年=年齢ということになっていました。
番組の構成にちゃちゃを入れるわけではございませんが、今から21年前といえば1995年、新日本プロレスがUWFインターと全面抗争を東京ドームで行った年でございますよ。武藤が四の字固めで高田を破り、新日ファンは溜飲を下げUWFインターは借金を返した。あの年です。それからのファンでファン暦が21年と言うならば、もっといろいろあったはずなんですが・・・ねぇ。
マツコさんが興味を示さなかった
紹介した女子大生のしゃべりは上手かったし、女性ファンの心情を語るのはちゃんと出来ていたと思います。良くも悪くも最近の女性ファンとはああいうものなんでしょう。ただ、この番組以外でも博識であるマツコさんが興味を示していなかったように思います。それは、マツコさんの年齢が43歳であり、どちらかというと昔のプロレスを知っていて、最近のプロレスブームには理解を示していないのではないでしょうか?
番組の流れで、スタジオマッチにセコンドとして入場することになるのですが、チェーンが無いのかスタッフに尋ねます。しかし、チェーンではなく竹刀が用意されていることをスタッフから聞くと、マツコさんがこういいます。「竹刀は北斗さんの物だからね」と。やはり、プロレスとしての情報はあっても最近のプロレスについてはちょっと・・・という感じでしょうかね。
スポンサーリンク
外道選手をちゃんと扱って欲しかった
スタジオマッチではタッグマッチが行われ、紹介した女子大生は実況席に座り、マツコさんは選手と一緒に入場します。そして、試合中もエプロンに立ち、何度か竹刀で選手を小突き介入します。
最後はオカダ選手がレインメーカーを決めて試合は終わるのですが・・・そうです。オカダ選手がいるということは、外道選手もいました。試合の途中ではレインメーカーポーズも行っていましたが、その際にはマツコさんが映っています。しかし、オカダ選手がピンチのときに、外道選手がいつかどうかがすぐにわかります。エプロンを両手でバンバン叩きながらあの声で「カモォーーーン!!」
残念ながら、番組終了まで外道選手にスポットが当たることはありませんでした。きっと外道選手のことだから「オレはいいよ」って照れくさそうに言ったかもしれませんが、あの2人(オカダと外道)の関係を知っている人ならば、地上波のゴールデンであの2人のカラミが見たかった気がするのは、自分だけでしょうか?
番組の流れとして、マツコさんにセコンドをやらせて面白い映像を撮りたかったんだと思うのですが、それならば外道選手をお手本にすればよかったのに、なんて思います。そして、それ以上に当たり前のことなんですが、外道選手のセコンドとしての技術が高くて上手いということが改めて感じられました。出来ればマイクもやって欲しかったな~「レェェェベルが違うんだよ!」
最後に
プロレスのことがゴールデンタイムの番組に取り上げられるのは、プロレスファンとしては単純にうれしいことです。正直、昔から見ている人はちょっといろいろ思うところはあるでしょうが、プロレスというものが広がるのであれば良いことでしょう。
今回の女性ファンがプロレスの良さとして挙げたポイントの一つに、『レスラーがイケメンだ』というのがありました。
- オカダ・カズチカ
- 棚橋 弘至
- 内藤 哲也
- 後藤 洋央紀
確かにイケメン揃いです。しかし、新日本プロレスには石井 智宏を忘れてもらっては困ります。アレこそが男の中の男です。そしてもうひとり、矢野 通という通なレスラーもいます。自分は嫌いですが、あれほどわかりやすい嫌なレスラーはいません。あ、飯塚・・・。
しかし、そう考えると新日本プロレスは本当に選手の層が厚くなったと思います。女性ファンを惹きつけるイケメンレスラーから、おっさんを惹きつける男くさい通なレスラーまでいます。今後も楽しみですね。
でわ、股!!