どうも、マスクド・ニシオカです。
46歳で20年以上勤めた会社を辞めて1年が経過しました。
結婚していてフルで働く嫁さんがいて、子どもがいなくて持ち家があって、家のローンは払い終わっていて他に借金がなくて、正確な金額は知らないけれど、いくらかの蓄えがあって、もともとお金を使わない貧乏性、そんなことが重なって再就職は考えておらず、ブログで稼げればいいなぁ~くらいのゆるーい感じ生きておりました。
ところが約1ヶ月前に、突然昔の仕事仲間から、急な欠員が出たので仕事を手伝ってくれないか?と連絡があり、アルバイトではありますが仕事復帰することになりました。ちなみに仕事内容は、スイミングスクールで水泳を教えるコーチです。
昔の仕事仲間が所属する会社は、自分がいた会社のメンバーが会社を辞めて出来た会社ですので、社長も社員も自分の知る人ばかりです。なので本来必要な履歴書や面接などは後回しにして、顔パス状態で受け入れてもらっていました。
それから時間が経過し、状況が変化して自分の雇い主が変わることになりました。あまり詳しく説明することは出来ないのですが、昔の仕事仲間が所属する会社が雇い主だったのですが、それがスイミングスクールのオーナーが雇い主になるという感じです。
自分としては誰が雇い主になっても、アルバイトを続けることが出来れば問題はないのですが、新しい雇い主は自分のことを全く知りません。一応、前の雇い主が口添えはしてくれましたが、それでも履歴書を用意するようにいわれましたので、約30年ぶりにネットで履歴書を作ってみました。
この時点で面接の予測はしていた
履歴書を作っている時点で、面接をする流れになるだろうとは予測をしていました。昔の仕事仲間が責任者を勤めるスイミングスクールで、その責任者から墨付きでコーチとして働いているので、勤務自体に問題はありませんが、事情が変わったオーナーとしては給料を払うわけですから、どんな人間なのか知っておきたいと思ってもおかしくありません。
ただ、これは他の業態でもあると思うのですが、このオーナーは別の事業に掛かりきりで、スイミングスクールに顔を出すことはありません。なので、面接もしくは面談という形でしか顔を合せることができません。
なので、この流れでいくと面接があるのだろうとは思っていました。
それは突然にやってきた!
履歴書を提出してから1週間が経過しましたが、何の音沙汰もありません。それ以降もちゃんと仕事をこなしていますが、自分の処遇がどうなるのか?全くわからない状態です。そのような状態の仕事が休みの日に、突然責任者から電話がかかってきました。
「ニシオカさん、明日面接したいと、オーナーから連絡がありました」
面接自体は予想をしていましたので、ある程度予測はしていましたが、こんな急にくるとは思っていませんでした。別に試験があるわけではないですから、慌てる必要はないのですが、ここからバタバタするハメになります。
スーツ!腕時計!靴!カバン!
現在はアルバイトの身分ですから、ラフな格好で出勤しています。ちょうどハマっているファイプロワールドで自分の分身を作っていたので、コスチュームを「ラフ」に変えてみました。
Tシャツに半パンにスニーカー。さすがにこんな姿では面接に行けません。
そこでスーツを着ていくことにしましたが、会社を辞めてから1年ずっとスーツを着ていません。会社勤めをしているときは毎日スーツで出勤していましたが、会社を辞めてしまえば気楽な格好で過ごすのが一番です。着なくなったスーツはタンスの中にあるはずですが・・・これは管理している嫁さんに任せることにします。
嫁さんが帰ってきてからスーツを出してもらって、シャツはどこにある?ネクタイはどれにしよう?カバンは?靴は?バタバタしていました。
ふと気がついたのが腕時計。もちろんあるにはあるのですが、会社を辞めてから腕にはめておらず、太陽光発電タイプなので充電出来ていなくてピクリとも動きません。いまは夜、いくら蛍光灯の下においても動きそうにはありません。仕方がないので、明朝太陽が光り輝くことを信じて、ベランダにセッティングしておきます。
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いざ出発!
面接の時間は正午、指定された場所はオーナーのいる、大阪の北新地の一角にあるビル。時間的には余裕があるので、ブログの記事を書いて、シャワーをしてスーツに着替えて出発です。
スーツを着るのが1年ぶりですが、体型はそれほど変わっていないので、ちゃんと着ることができました。ただ、ネクタイが締めれるか心配でしたが、これもなんとか出来ました。心配した腕時計は、曇りながらも充電できたようで、ちゃんと針が動いています。
カバンが使い古しでボロボロなのは気になりますが、長時間でなければバレないでしょう。珍しく鏡の前で鼻毛のチェックをして、忘れ物がないか確かめて家を出ました。
面接は無事終わり・・・疲れました
面接の内容は詳しく書けませんが、比較的和やかムードで無事終えることができました。とはいっても、勤務するにあたっての賃金や勤務時間などの細かい交渉をしたわけではなく、本当に顔合わせだけの面接でしたので、もしかすると今後そういった交渉が必要になるかもしれません。
実際はすでに勤務をしているので、仕事が無くなることはないのでしょうが、その条件次第では辞めちゃおっかなぁ~とか思ったりしています。ただ、自分に仕事を依頼してくれた、昔の仕事仲間である責任者の顔だけは潰せないので、今後どうなるかはわかりませんが、とりあえず面接が終わったその日も、ちゃんと現場に向かって仕事をこなしてきました。
そして、その日はめちゃくちゃ疲れました。それまでは毎日着ていたスーツが、これだけ暑苦しいものだと思わなかったし、あと靴、重くて硬くて歩きにくい、スニーカーに比べると非効率です。足痛い・・・。
スーツを着る側と着ない側
面接に向かう途中、目的地近くがビジネス街で、多くのスーツを着たサラリーマンとすれ違いました。1年前は自分もこうだったんだなぁ~と思うと不思議な感じですが、正直、会社を辞めて1年が経過して、スーツを着る側に戻りたいとは思いませんでした。
もちろん、仕事があって将来の不安が少ないことは、スーツを着て会社で仕事をすることで得られるのかもしれませんが、でも不安ゼロってわけではないでしょう。
それなら仕事がアルバイトくらいしかなくても、ブログをやってそれほど稼げなくても、スーツを着ないで気楽に生きていけるほうが、自分は楽しい人生が送れるように思います。
ただ、あくまでもこの考え方は自分だけのものであり、誰かに強制するものではありません。かっこいいスーツに高いお金を掛けるくらいなら、その分働かないで、ノンビリ生きていこうとか思える人にだけ、理解してもらえればいいかなと思っています。
どうなるかは、わーかりーませーん!
というわけで無事面接を終えて、このまま上手くいけばアルバイトを継続して、希望するスーツを着ない側の生活を続けれそうですが、世の中どうなるかなんて、誰にもわかりません。
帰宅して晩ゴハンを食べながら、嫁さんにスーツの準備の感謝と面接の概要を話しましたが、「どうなるか、わからんね」という共通認識で、別の話題に変わりました。
ただ、目の前には仕事がります。アルバイトといえども、泳げない子どもや上手くなりたいご婦人がいますので、今はただ黙々と、その方たちに水泳を教えることだけに集中したいと思います。
でわ、股!!
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