46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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昔、面接でセクハラを行う一歩手前までいったハナシ

このようなニュースがありました。

陸上男子マラソンの元名選手で、日本陸連の理事とマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏(62)がセクハラ発言をしたとして、日本陸連、総監督を務めるDeNAから厳重注意を受けていたことが7日、分かった。

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/08/08/kiji/20180807s00057000380000c.html

細かい内容はわかりませんが、どうやら下の毛の色のお話をされたらしく、その後謝罪して、辞任などはされないようです。

 

さて、このニュースを見て思い出したのが、自分も昔セクハラに近いことを行う寸前までいったことがあり、その当時の優秀な部下が冷静に判断してくれたおかげで、未遂に終わったという話です。

その当時、現場の責任者を勤めていた自分はアルバイトの採用を決める権限があり、応募してきた学生やらフリーターやら主婦まで、全ての面接をひとりで行っていました。

もちろん面接の専門家でもなく、ただのスイミングスクールで子どもに水泳を教えるコーチだった自分には、応募にやってきた人の能力を見抜く技術も知識もなく、いつも本能に判断を任せて、採用・不採用を決めてきました。

当然、その結果「採用するんじゃなかった・・・」と頭を抱えることもあり、「このままではイカン!」と知恵を絞り、そのとき部下だった人と相談をすることになりました。

 f:id:maskednishioka:20180812134101p:plain

もちろん面接時には履歴書があって、そこに過去の経歴などが書かれているのですが、それが真実だという証拠もありませんし、真実だとしても前職をどう辞めたかもわかりません。

そして面接時には直接顔を見ながら質問をして、その返答で人物像などを判断するのですが、これも履歴書と同じで採用されることを狙って答えるわけですから、人を信じてしまうタイプの自分は、簡単に騙されます。

つまり、面接にやってくる人というのは、履歴書にも嘘は書かないとしても良く思われるような書き方をしていて、どんな質問をされるか予測していて、その質問に対してはうまい答えを準備しているので、普通の質問では本当の人物像を見抜くことができない!というのが部下と相談をした結論です。

 

そこで出した自分の意見が、「パンツの色を聞こう」ということでした。

 

もちろん部下の顔には「?」が出まくりでしたが、それなりに考えて出した答えです。

人間、普通の質問や予想された質問には答えを出せるが、突然わけのわからない質問をされたときに本性があらわれるはず。

そこで普通の質問をしながら、急にパンツの色を聞けば本音がポロっと出るはずなので、その一瞬を見逃さず、採用・不採用の判断材料にすれば良い人材を採用できる・・・

 

と、ここまで自信満々に話したところで部下がひと言・・・「それセクハラです」

 

いま考えると、そのときの自分はどうかしていたと思いますが、そのときはわりとマジメに考えていて、それくらい人材採用に関して苦しんでいたということで、この部下がいなければ実行していたかもしれません。

もちろん未遂で終わり、その後は笑い話として披露していましたが、さすがに会社の偉い人たちに話してもくすりとも笑われず、ただただ嫌な顔をしていました。

 

そんな会社も辞めてしまい、その優秀な部下とも年賀状のやりとりくらいしかしていませんが、瀬古さんのセクハラのおかげで鮮明に思い出させてくれましたので、瀬古さんありがとう!とお伝えして話を終えたいと思います。

 

でわ、股!!

 

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