どうも、マスクド・ニシオカです。
ぎゃぁぁぁぁ!!
はじめの一歩が終わっちゃうかもしれないー!!
いきなりですが、これまで「はじめの一歩」を読んできた方であれば、これぐらい、いや、もっと凄い衝撃を受けたのではないでしょうか?
ちゃんとお金出して週刊少年マガジンを買って読まずに、コンビニに買物に行ったついでに立ち読みしている身分で偉そうなことは言えないのですが、今回のマガジンは衝撃的でした。
かいつまんで説明すると、主人公である幕之内一歩にパンチドランカーの疑いがかかっていたのですが、一応大丈夫だろうということで再起戦を行います。
再起戦の相手はサウスポーで苦戦をしますが、久々の試合だから、休養中に足腰を鍛えまくって感覚がおかしくなっているから、何か変だな?とは思いつつも、単に調子が出ないだけだと思っていたのです。
ところが、週刊少年マガジンの最新話で、こんなシーンが・・・
実は、当たると思ったパンチが当たらなかったり、逆に避けれると思ったパンチに当たったり、この試合も記憶がない部分があったり・・・
「以前の自分ではないというコトは わかっていたんです」
だから、この状態ではもうこの先…会長とともに世界を目指すことはできない…会長と一緒に行くコトはできない・・・
「本当に申し訳ありません」
せめて最後に、会長と作った新型デンプシーロールを見てもらいます。
というところで終わっています。
そして来週は作者取材のためお休み・・・
モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ
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個人的な好みですが、漫画以外でも「羊の皮を被った狼」的なストーリーが大好きで、もともとイジメられていた少年が偶然プロボクサーと出会い、「強いってどんな気持ちですか?」と始まった物語は、十分ハマる要素がありました。
それから努力を重ね、周りの人の助けもあって、どんどん成長していく姿は、まるで自分が強くなっているかのように思えました。
確かに1989年スタートの漫画ですから、もう27年続いている漫画です。作者である森川ショージ先生も終着点を考えているでしょうし、それをさせたくない講談社との関係もあるでしょうし、内情は複雑なのでしょうが、終わってしまうのは寂しく思います。
ちなみに、自分が一番好きなのは、この人との対戦です。
かつて鴨川ジムに所属していた、ゲロ道こと山田直道、今はハンマー・ナオ。
自分と同じイジメられっ子だった先輩(一歩)が、ボクシングと出会って強くなる姿に憧れ、家庭の事情で青森に引っ越したあともボクシングを続け、日本チャンピオンである幕之内一歩に挑戦状を叩きつけるストーリーです。
かつて練習でゲロを吐き、ボディーを殴られてゲロを吐き、ついたあだ名がゲロ道だった姿はどこにもなく、自分を育ててくれた八戸のジムを背負う看板ボクサーとなっていました。(この八戸のジムが、かつて一歩と戦ったジェイソン尾妻というとこもgood)
ハンマー・ナオとなった山田直道は、憧れであった先輩に、これまでやってきたことを直接戦うことで知ってもらいたいがために、ここまでわざと強い対戦相手を選び、噛ませ犬として勝ち上がってきました。
彼にとってはこれがボクシングの目標地点であり、世界戦である。そう思っている彼は勝っても負けても引退の覚悟で挑みます。
対する一歩にも葛藤があります。
世界に挑戦をして見事に砕け散った伊達のバトンを受け取った者として、心を鬼にしてかつての後輩を本気で殴ることが出来るのか?
個人的に一番好きなストーリーは、38、39巻に収録されています。
- 作者: 森川ジョージ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/06/13
- メディア: コミック
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こんな自分でも、過去の思い出をスッと書けるくらいの漫画ですから、もっといろいろな思い出と思い入れがある人にとっては、どんな終わり方にせよ、終わりが来るのは寂しいでしょう。
もちろん終わりと決まったわけではありませんが、この状況では「終わりの始まり」というやつなのでしょうね。
とりあえず次回は作者取材でお休みなので、2週間お預けを喰らうわけですが、今後の展開を楽しみにしたいと思います。
はぁ~モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ
なんとなくオマケ
でわ、股!!
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