46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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父親から電話がかかってきてちゃんと対応したのに嫁さんにキレるハナシ

突然ですが、恥ずかしながら両親の年齢を知りません。

一応理由がありまして、父親がタモリさんと同じ歳で母親はその10歳上という方程式(?)だけ記憶してしまい、そのおかげで自分より何歳上という覚え方をしておりません。

ちなみにタモリさんは1945年生まれなので今年73歳、つまり父親も73歳で母親は83歳のはず、そう考えれば元気だな~。

そんな父親から電話があり、その内容はたいしたことではなかったのですが、最後に「オヤジよ・・・」と思う出来事がありましたので、その顛末を書いてみます。

 

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突然の父親からの電話

ある日の夕方、嫁さんと晩ゴハンを食べ終えた頃、家の電話が鳴りました。

いつも嫁さんの母親から電話がかかってくることが多いので、今回もそうだろうと嫁さんが受話器を取りましたが、その反応で義母ではないことがわかります。

じゃあ誰か?と思いつつ会話を聞いていると、その言葉使いから自分の親のどちらかということがわかりました。

嫁さんの口から出る言葉は「へぇ~そうなんですか~」とか「なるほど、わかりました」など、特に変な内容ではなかったので、どうやらトラブルとかややこしい話ではないと判断して、そのまま電話を切るまで変わることもなく会話が終わりました。

 

実家の給湯器を買い換えることに

受話器を置いた嫁さんの説明によると、どうやら実家の給湯器が古くなったので買い換えることになったのですが、施工業者の方針(?)で、老夫婦の場合は子どもに電話で確認を取ることになっているみたいで、その電話が30分後くらいにあるから対応して欲しい、ということでした。

オレオレ詐欺とか老夫婦を狙って高額商品を売り付けるとか、そういうのが多くなってきた現代ならではの安心サービスなのでしょう。

その血を受け継いだ自分からすると、父親は昔から疑り深い性格であり簡単に人を信用しないので、たぶん大丈夫じゃないか?と思いつつ、別にこっちに領収書が回ってくる話でもなさそうなので、話の内容に納得して30分後には再び電話が鳴りました。

その電話は息子である自分が取るべきなのか?と思っていたら嫁さんが出てくれて、父親に言われたとおり給湯器の交換をする施工業者と話をして、すぐに会話は終わりました。

 

嫁さんが実家に報告の電話

施工業者との会話を終えて受話器を置いた嫁さんは、再び受話器を上げながら「お父さんに電話しとくね」と言いながら実家の電話番号をプッシュし始めました。

父親が電話に出たので、そのまま施工業者から電話があったことを報告して終わりのはずですが、嫁さんが発したひと言から、会話がギクシャクしています。

「いや、あの、業者が、業者が・・・」

「ハイそうです、そうです」

「すいません。では~」

いったい何があったのでしょう?

 

些細な言葉に引っ掛かる父親

嫁さんの説明を聞くとこんな感じです。

言われたとおり施工業者から電話があって、ちゃんと対応したと報告した後、「じゃあお父さん、水曜日よろしくお願いします」と言ったら父親が「何がや!」と軽くキレたようです。

嫁さんとすれば施工業者から「水曜日に工事に行く」みたいなことを聞いたので、確認も込めて父親に伝えたのですが、それを聞いた父親にすれば「水曜日にオマエと何をするんだ?」みたいな思考に陥ったようで、その瞬間湯沸かし器の頭が出した答えは「何がや!」だったようです。

父親の反応に慌てた嫁さんが「いや、あの、業者が、業者が・・・」 と説明して、それでやっと理解した父親が「ああ、そういうことかいな」と返し、あとは普通の会話で終わった、ということです。

 

昔から変わらぬ父

嫁さんからの説明を聞いた自分は「オヤジらしいな~」とつぶやきました。

この話を聞いた人からすれば「ボケたのでは?」と思われるかもしれませんが、昔から自分の頭にあることが正しくて、それが覆されそうになると瞬間湯沸かし器でポッポー!となりますので、子どもからすれば通常運転です。

ただ、業者とか知らない人に警戒心を抱くのは良しとして、身内にまでその対応はどうなのよ?と思い、大人になってからは何度か正月などに集まったときに、妹とタッグを組んで話してみるのですが、それ自体が思考をひっくり返されたことと判断し、酒の勢いも借りて瞬間湯沸かし器が大爆発し、最後は泣くというお決まりのパターンを繰り返してきました。

嫁さんもその姿を目の当たりにしているのでわかっているはずですが、自分や妹ほど付き合いが長くないので、そのスイッチがどこに隠れているかわからず、今回は押してしまったようです。

 

ただそういう父親を見るたびに、この人の血が俺にも流れているのだなぁと、思ってしまいます。

 

なんだかしんみりしましたが、そういうことがありましたとさ。

 

でわ、股!!

 

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