46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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クロールの呼吸を楽にしてかっこよく泳ぐ方法

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水泳の4種目ある中で一番最初に覚えるのがクロールです。

でも、なぜクロールが最初なのでしょうか?

その辺も踏まえて書いていきます。

4種目の中で一番効率の良い泳ぎ

単純に一番少ないエネルギーで速く長く泳げるのがクロールです。それ以外の泳ぎを覚えるのに決まった順番はありませんが、基本的はクロール⇒背泳ぎ⇒平泳ぎ⇒バタフライとなります。水の中で泳ぐ感覚を身に着けるにはそれなりの時間が必要ですが、その感覚を身に付けるのにクロールを泳げるようになるのが一番手っ取り早くなります。でも、別にクロールが出来なくてもバタフライを泳げるようにはなりますけどね。教え方が上手ければ。

まずは前で手を合わせるクロールをする

これはあとの呼吸にも関係しますが、慣れていない人は前で手を合わせてクロールが出来ません。ここで言う『手を合わせる』というのは、前に伸ばした手を必ず一回ずつ両手揃えるだけなのですが慣れていない人は前の手が下がります。

これは水をかきたいということなのですが、これが大きな失敗です。確かにオリンピックの試合などを観ているとそんなことをしている選手はいませんが、あれはオリンピックの選手だからです。基本は前で手をそろえることが非常に大事になります。

呼吸の基本は『氷山の一角』という概念

これは子どもには理解しにくいのであまり説明しませんが、大人の場合は頭で理解できると思います。つまり、氷が水の中にあっても水面上に出てくるのはほんの一角だけです。呼吸をクロールの呼吸も同じで自分の顔の一部だけを水面上に出すようにします。言葉では難しいですが、自分の両手の親指と人差し指だけで輪を作り、その面積だけが水面に出ると思ってください。顔に当てるとかなり狭い面積であり口と鼻の部分を当てるとあとはほとんど水の中ということになります。

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呼吸の失敗の多くは上に上がりすぎる

人間体は浮かぶように出来ています。ただしルールが2つあってそれが出来ていないと沈みます。

  1. 水の中に体を入れておく
  2. 息を吸って止めている

逆に言うと、この2つを守らないと確実に沈みます。

  1. 水の上に上がろうとする
  2. 息を全部吐き出す

クロールの呼吸の失敗の大半は、息をしようと水面上に大きく上がろうとすることです。気持ちはわかりますが答えは逆です。水の中から出ないように片方の手は前ともう片方は後ろに伸ばし出来るだけ水平の姿勢になって天井を見てしまうことです。

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速く進めば安定するという矛盾

これはクロールに限らない話ですが、水中では抵抗が大きいため速く進む物体はなんであれ浮かんできます。なので人間の体も速く進めば何もしなくても浮かんできます。しかし慣れていない人は速く進めないのですぐに沈みます。方法としてはキックを強くすれば良いのですがそう簡単にはいきません。なので慣れるまでは速く進むことよりも浮かぶことを練習するべきだと思います。

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楽でかっこいいクロールは11時45分

時計の11と9に手が来るように泳げるようになる必要があります。

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呼吸が出来るようになるまでは時計の9時ので合わせれば良いのですが、呼吸が出来るようになったらこの時点で前の手をかくようにします。水をかくことは非常に大事なことですがこれは習うより慣れるしかありません。

水をかくヒント

相手(水)は非常にデリケートなモノです。力を加えれば壊れますし逃げていきます。水をかくのに力は必要ですが同時に柔らかさも必要になります。人間の体は誰しも体の中心部より手の先や足の先の方が力を入れやすくなっています。手をグーにして力を入れるのは簡単ですが、手をブラブラにして腕だけに力を入れるのは難しいはずです。

ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいないか

車を運転される方でなくても意味はわかると思いますが、アクセルを踏めば進みますがブレーキを踏めば止まります。それを同時にすれば無駄ということがわかるはずです。

クロールを泳ぎながら抵抗を大きくしておいて前に進むことをがんばるのであれば、前に進むのをがんばらずに抵抗を減らす方が良いというのが頭では同じことだということがわかるはずです。

進むことよりも無駄をなくすことを意識する

しんどい泳ぎは疲れてしまい続けられません。無駄な力を抜くことは大変難しいことですが、急がば回れということです。クロールでそれが出来れば他の種目でも応用が利きますのでクロールで慣れるのが良いでしょう。

 

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