自分がいた会社は、スイミングスクールなどのスポーツ施設を管理運営する会社でした。
中小企業として関西を拠点に20年続いている会社ですから、それなりに儲かっている会社でした。(内情はアレですけれど・・・)
会社が出来たときから社員として在籍していた自分は、その会社が世の中の全てだと思っていました。
いま思えばバカだな~と思いますが、若いときなんて、そんなものですよね。
スイミングスクールなどを運営する業界のトップはコナミスポーツです。
自分がいた会社に比べれば、業界内で圧倒的な力を持つ巨大勢力です。
しかし、それも「日本の企業」の中で見ると屁みたいなものです。
例えば日本を代表する企業である、トヨタなんかと比べたら、月とスッポンなのです。
そのトヨタですら「世界の有力企業2000社ランキング」で見れば10位で、トップは中国工商銀行なのです。
つまり世界基準で見れば、日本のトップであるトヨタだって、まだまだなのです。
じゃあ世界でトップの会社である中国工商銀行が一番凄い!ということになりますが、これはあくまでも地球規模の話です。
宇宙規模で考えれば、地球だってちっぽけなものです。
だって太陽なんかを比べたら、地球なんて豆粒みたいなものです。
一番右の青いのが地球です。
出典 https://youtu.be/ZYVKcDvokiM
この時点ではまだ大きいほうですが、ここに太陽を加えるとエラいことになります。
後ろで燦々と輝くのが太陽で、左から5番目が地球です。
出典 https://youtu.be/ZYVKcDvokiM
ほらね、豆粒でしょ?
しかし!この太陽ですら宇宙規模で考えると・・・といいたいところですが、キリがないので、この辺にしておきます。
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別に読者のみなさんを馬鹿にしているわけではございません。
きっと優秀な読者のみなさんは、これくらいのことは知っておられると思います。
でもね・・・こういう簡単なことが、会社にいて考え方が狭くなってくると、全然見えなくなるのです。
自分は全部読んでいませんが、こんな本があって、そんなことが書かれています。
出典 Yahoo!ブックストア
上記リンクで、この本の試し読みができます。
自分の場合は最終的に会社を辞めました。
しかし、辞めたいと思ってすぐに辞めたわけではありません。
何度も何度も繰り返し自問自答して、悩み苦しんだ時期もあったのです。
そのとき、ふと自分がいる会社を業界トップのコナミスポーツに比べたら・・・
そのコナミスポーツも日本企業のトップのトヨタに比べたら・・・
そのトヨタですら、世界規模で考えたら・・・
その世界も宇宙規模で考えたら・・・
そう考えてみれば、自分がいる会社なんてちっぽけなものです。
そんなちっぽけな会社で嫌なことがあったのなら、別に辞めてもいいかと思うようになりました。
もちろん、会社を辞めるのが全てではありませんし、全ての人に辞めることをオススメするわけではありません。
しかし、会社が嫌だと感じたら、まずは立ち止まって、もうひとつ大きな世界に目を向けてみてください。
まずはそれがちゃんと見えるようにした上で、課題に取り組むなり会社を辞めるなり、好きにすればいいと思います。
一番怖いのは、会社が世の中のすべてと思ってしまって、狭い世界から抜け出せなくなることです。
会社の偉い人は、社員が簡単に辞めないように、考えを狭くする呪文を唱えてきます。
「ここを辞めて他の会社にいっても同じだよ~」
「周りの社員はがんばっているよ~」
「アナタが辞めたら他の社員が迷惑するよ~」
やさしい言葉なのに恐ろしい呪文です。
この呪文から逃れるには、世界が広くて会社がちっぽけなものだと思うことです。
しかし、どうしてもアナタ自身の力で、そう思うことができないのであれば、こういう本もあります。
これはちゃんと(?)読みました。
気楽に読めて、読み終わるときっと「会社なんて・・・」と呟くと思います。
自分は呟くどころか叫びました。
「こんな会社辞めたらー!」
しかも、会社で。
ま、スイミングスクールなので、水の中ですけどね。
でわ、股!!
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