46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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雨が好きではないけれど感謝するハナシ

自分が住む大阪では、今朝から雨が降り続いています。

どうやら今年も梅雨に入ったようです。

雨といえば、家に居てもジメジメするし洗濯物は乾かないし、外に出れば傘が必要だし泥が跳ねてズボンが汚れるし、車に乗っても視界が悪くなるし電車に乗れば濡れた傘が気になるし、言い出せばきりがありませんが、あまりプラスになることはなさそうに思えます。

ただ、そんなマイナスイメージだけで、雨のことを悪い天気と決め付けるのは良くない、と昔のアナウンサーが言っていました。

「一般的には「晴れは良い天気、雨は悪い天気」と言われますが、農家の方など雨を期待している人もいるので、良いか悪いかは一概には言えないのです」

確かに普通に暮らしていればマイナスイメージの多い雨ですが、雨が降らないと困る人もいるわけで、昔は真剣に雨乞いなんて儀式が行われていたわけですからね。

じゃあ雨が降らないと困る人って誰だろう?と考えると、真っ先に出てくるのが農家の人で、あとは傘を作って売ってる人に・・・あとが続きません。

ただ、自分が長年やってきたスイミングスクールは、プールという大量の水を必要とする仕事ですので、間接的にではありますが、雨が降らないと成り立たない仕事です。

実際、もう何十年も前ですが、雨が降らなくて水不足になった年があって、地方のスイミングスクールが営業できなくなったという話を聞いたことがあります。

スイミングスクールにあるプールの多くは、プールから溢れた水がオーバーフローと呼ばれる側溝に流れ出て、そこから濾過機を通って再びプールに戻ってくるので、そう簡単に水がなくなることはないのですが、そのオーバーフローじゃないところに水が流れ込むと、そこから下水道に繋がっていて水が減っていきます。

もちろんそれを補うために、プールとは別の場所にバランシングタンクというのがあって、そこに減った分だけ水を足していつでもプールの水位が一定に保てるようにしているのですが、もし、雨不足で取水制限が起きたりすると、それもできなくなります。

確かに日本のそういう技術は向上していて、昔に比べたら、多少雨が降らないだけですぐに水不足にならないような仕組みが出来上がっているとは思います。

それでも、ちょっとファンタジーが加わりますが、急に地球全体で雨が降らなくなって、大規模な水の使用制限が始まったら、真っ先にプールの営業なんて続けることはできなくなります。

会社勤めは辞めましたけれど、業務委託でスイミングスクールのコーチの仕事をしている自分としては、お金が稼げないこともありますが、それ以上に働く楽しさがなくなるわけです。

そういう意味で、雨には感謝しています。

 

でも、本当は嫌いですけどね。

 

でわ、股!!