阪神甲子園球場に行ってきました。
対戦カード(?)は阪神対中日であり、れっきとしたプロ野球の公式戦です。
野球にはほとんど興味を持っていない、会社を辞めて貧乏生活を楽しんでいる、そんなワタクシが、なぜ阪神甲子園球場でプロ野球の試合を観戦することになったのか?その辺りから書いて参ります。
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嫁さんからのLINE
いつものように、ブログを書いたりYouTubeで公開する動画を作るためにPCの前に座る午後、めったに反応しないスマホに、嫁さんからのメッセージが表示されました。
これまでのパターンでいえば「今日の晩ゴハンは・・・」という類が最多で、たまに「仕事が遅くなる」などもありますが、そのほとんどが平和的なものです。
ところがその日は変化球で「今晩の阪神戦のチケットがあるけど、行く?」と書かれていました。
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嫁さんの会社で余ったチケット
変化球ではありましたが、その文面を見てピーン!と来ました。
というのは嫁さんが働く会社では、たまに関連会社からチケットが手に入るみたいで、それで社員の方々が仕事終わりに甲子園球場に行く、というのを聞いていました。
今回の場合は社員の方に聞いて回ったけれど行ける人がいなく、チケットが余るのはもったいない・・・それなら、どう?という感じでお鉢が回ってきたようです。
というわけで嫁さんと2人で甲子園デートと洒落込むわけでなく、嫁さんの上司2人との、ある意味Wデートと相成りました。
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映画「イエスマン」の影響
正直、その日にこなすべき作業はまだ終わっておらず、出来れば没頭したかったのですが、先日観た『イエスマン』という映画でちょっとした意識改革が起こっており、「これも何かの縁」と考えるのと同時に、主夫としていつも嫁さんがお世話になっている上司に挨拶も兼ねて、行ってみよー!ということになりました。
(ちなみに嫁さんの上司とは何度目かの対面)
川籐幸三の引退試合以来の甲子園球場
結婚するまで尼崎市(兵庫県)に住んでいましたので、行こうと思えば自転車で甲子園球場に行けました。(実際に父親は行っていました)
しかし野球に興味がないので行くことはなく、思い返してみれば川籐幸三の引退試合となった1986年の10月14日以来、28年目のことでした。
しかもその日は最終戦で外野席の入場料が無料だったから、会社の同僚に誘われて行っただけで、偶然それが川籐の引退試合だった、程度のものです。
意外と近い内野席
すでに試合は始まっており(たぶん4回)スコアボードには『阪神0-4中日』と表示されています。
しかし、そんなことより28年ぶりの甲子園球場に驚き、さらにタダでもらったチケットが内野席で、しかもかなり近いことにも驚きました。
自分の記憶では、甲子園球場ってもっと汚くてもっと狭くてもっと不便で、「よっぽど野球が好きじゃないと来ない場所」というイメージがありましたが、それが一変されるような変化でした。
その変化に28年の月日の流れと、「儲かっているんだなぁ~」としみじみ感じましたが、もちろんそんな感傷に浸っている間にも、回はドンドン進んで行きます。
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ビールと寿司と野球
席について野球を観つつ、サーバーを背中に担いだカワイイ売り子さんからビールを注いでもらい、嫁さんの会社の上司が買ってきてくれた巻寿司をご馳走になりながら、「ニシオカさんの旦那さんはどこのファンなの?」という問いに「タイガースです。でも野球よりプロレスファンなので、同じ虎でもタイガーマスクですけどね!」なんてオヤジトークを繰り広げつつ・・・
なんという贅沢だ!と、幸せを感じていました。
行ってよかった!甲子園最高!
もちろん野球には興味がないので、どの選手がどうなのか?何て全くわかりませんが、それでも目の前で行われるただのキャッチーボールですら、「スゲェ!」と思うようなレベルです。(超当たり前)
何となく、ニュースで阪神の不甲斐なさに金本監督が責められていることを知っていて、それっぽい野次が飛んでいるのを聞きながら、これまた嫁さんの会社の上司が用意してくれた風船を7回に飛ばし、ひたすら雰囲気だけを楽しみながら時間が過ぎ、結局試合は「阪神1-6中日」と惨敗しましたが、めちゃくちゃ楽しみました。
(阪神最下位の詳しい話は下記のブログをどうぞ)
最後に
というわけで野球に興味のない+贅沢できない主夫が、阪神甲子園球場でプロ野球公式戦を観戦したお話でした。
ふと後になって考えてみると、プロレスに興味のない嫁さんがプロレス会場に足を運んだ場合もこんな感じになっていたのかな~?なんて思ったりして、過去にミル・マスカラスの入場時に眠りこけていた嫁さんを責めるのは、もうやめようと心に誓いました。
でわ、股!!
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