46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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馬場没20年追善興行で「すべてのジャンルはマニアが潰す」の言葉を思い出したハナシ

先日(2月19日)、サムライTVで「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」を生観戦しました。

ジャイアント馬場さんがこの世を去ってから20年、そして2月19日は「プロレスの日」と呼ばれていることもあり、団体の枠を越えて多くのレスラーが集い、そして夢の初対決なども見ることができました。

そんな中でも、自分が感動して涙ちょちょぎれたのは、黒い呪術師のニックネームを持つアブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーでした。

残念ながら股関節が悪く、車椅子に乗ってのリングインとなりましたが、まだまだ元気そうなブッチャーの姿を見てほっこりして、さらにそこに花束を持ってレジェンドレスラー達がやって来て、その入場曲を聞いただけで「おおおおお!」と声にならない声を出し、涙腺がゆるゆるになっていくのを感じました。

マスカラス兄弟

初代タイガーマスク&新間寿

武藤敬司

坂口征二

スタン・ハンセン

ドリー・ファンク・ジュニア

こんな豪華なメンバーが揃うのは、それだけブッチャーが偉大だったということであり、これらのメンバーと一緒に写真撮影が出来る「ブッチャーシート」が20万円というのも、納得できます。

馬場追善興行2

画像は武藤敬司さんのツイッターより  https://twitter.com/muto_keiji/status/1097820166853804032

 

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これだから老害は・・・

自分はTV観戦でしたので、会場の様子はなんとなくでしかわからないのですが、現地にいる方々によるツイートを見ることで、さらに臨場感を盛り上げていました。

しかし、それは全て好ましいことだけではありませんでした。

たぶんですが、この「後ろの席のおじさん軍団」は自分と同じくらいの年代(もうちょっと上かな?)で、昔のプロレスが好きで久々に会場にやって来て、往年の名レスラーの登場に、青春時代に戻ったかのようにはしゃいでいたのだと思われます。

で、自分も昔のプロレスが好きな人間なので、「後ろの席のおじさん軍団」の主張がわからないことはないのですが、しかし、それを声にする必要は全くありませんし、こんなことやっているから、「老害」なんて言われるんじゃないか?と思うわけです。

 

新日本プロレスをV字回復させた男の言葉

ところで、日本プロレス界の最大手であり、暗黒期を乗り越え見事V字回復を果たした、新日本プロレスの元オーナーである木谷さんが、このような言葉を残しています。

「すべてのジャンルはマニアが潰す」

「コアなユーザーがライトなユーザーを拒絶していたがために、プロレスが衰退していった面もありました。僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と思っていますから。ただ、今のプロレスに関しては、そんな排他的なコアユーザーは少なくて、みんなでプロレスを盛り上げたいという気持ちが強い。

(こちらで文字の装飾を行っています)

https://www.news-postseven.com/archives/20140102_234363.html

この「すべてのジャンルはマニアが潰す論」には反対の意見や「果たしてそうか?」という声もあり、正しいかどうかはわかりませんが、新日本プロレスをV字回復させたのは事実ですので、言葉に重さがあります。

そして、「後ろの席のおじさん軍団」がコアなユーザーと呼べるかどうかはわかりませんし、決してライトなユーザーを拒絶したわけでもないのですが、なんだか同じように思えるのです。

 

「懐かしい」はいいけど「凄い」は違う

何度も書きますが、自分もブッチャーの引退セレモニーに涙する、いわゆる昔のプロレスが好きな人間です。

なので、ヨボヨボの体付きを隠すために全身豹柄のコスチュームを身に付けて、弟(ドス・カラス)の手を借りないとコーナーポストに登れなくて、「これ、介護じゃん!」と言われる試合しかできなかったとしても、マスカラスが飛んだら、「うぉぉぉぉぉ!」となります。

しかし、それが「凄い!」わけではなく、あくまでも「懐かしい」レベルであり、そんなヨボヨボのおじいちゃんが飛ぶことよりも、現役プロレスラー2人をまとめてジャーマンで投げるほうが、よっぽど「凄い!」と思うのです。

( ちなみに、この技名を「眉山」といいます)

なんてことをつぶやいていたら、案の定、こんな返信がありました。

 そのこさん、ありがとうございます。

 

 人の振り見て我が振り直せ

 もちろん、自分はコタツに入ってほぼ無料で興行を観ているわけですから、入場料を払って会場で観戦している「後ろの席のおじさん軍団」に文句を言える筋合いはありません。(そうでもない?)

ただ、このような「老害」にはなりたくないなと思いましたし、もしかすると自分も同じようなことをしているのでは?と考えるきっかけにもなりました。

なので、さすがにプロレス界すべてを網羅することは出来ませんが、決して食わず嫌いすることなく、最近のプロレスを観て新しいものを吸収し、「老害」と呼ばれないように気をつけたいと思います。

あと、ゲームの中の話ですが、架空プロレス団体を運営しているオーナーとして、コアなユーザーだけでなく、ライトなユーザーにも門戸を広げておりますので、こちらもヨロシクお願い致します。

www.youtube.com

 

というわけで、やっぱりプロレス最高!

でも、老害は最低!

 

でわ、股!!

 

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