46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

「海底ハウス発見!」のニュースに「何それ?」のハナシ

こんなニュースを目にしました。

静岡県沼津市の内浦湾に1970年代にあった海底ハウスの上部構造が、湾内の水深18メートルの海底で見つかった。基礎部分から切り外され、魚礁として再利用されたとの情報はあったが、所在が分からなくなっていた。今では多くの魚がすみついていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000008-asahi-soci

とくにダイビングに興味があるわけでもないので、普通であればスルーする内容なのですが、気になったのが海底ハウスの文字です。

これまで半世紀近く生きてきましたが、「海底ハウス」なる物の存在を知らず、なんだか手塚治虫センセイが想像した未来の世界観、もしくは信じるか信じないかはアナタ次第の都市伝説、そんな匂いがプンプンしていたので、ちょっと調べてみました。

 

スポンサーリンク

 

 

海底ハウスとは?

当たり前ですが、海底ハウスなるものは実在していて、決して空想の産物でも都市伝説でもありません。

ネットで調べてみると、このようなサイトがあり、ここに詳しいことが書かれていますが、それではこの記事の意味がなくなりますので、簡単にまとめてみます。

www.kaiteimura.com

 

いつ頃?

上記サイトの年表によると、1960年代後半に個人が作った海底ハウスを海に沈め、そこで7日間生活することに成功し、そこから1970年代後半まで使用されていました。

しかし諸事情で、1983年に閉鎖されています。

(年表には記載がありませんが、前述したニュースによると1976年に利用者がハウスからの帰路に死亡しているとのこと)

 

誰が?

作ったのは、愛媛県のミカン農家だった田中和栄さんで、その長男や他にも「海底村プロジェクト」に参加するメンバーがいたようです。

海底村-メンバープロフィール

 

何のために?

ここに記載するのは、海底ハウスを作った田中和栄さんの長男である田中 清一郎が、上記サイトに書かれている言葉です。

【今なぜ海底村か…】

この問い対してひと言で答えるならば、次の言葉が回答となります。

「人を治し、自然を治すため」

その鍵は「圧」(あつ)と言えます。

「圧がかかれば質が変わる」
これは、「たった一つの宇宙の真理」著者、故飯島秀行氏の言葉です。

子供の頃の6年余り、水深10mの海底ハウスに住んだ経験で、
海底にいるだけで風邪が治り、傷が治り、思いが濃くなり、また強く伝わり、
心が穏やかになることが不思議でした。

海底で暮らすことで圧がかかり、それで風邪や傷が治るということに対して、「本当に!?」と思わずにはいられませんが、 最初は単純に「海の中で暮らせばいいんじゃね?」くらいの軽い気持ちだったかもしれませんし、そのへんはわかりません。

ただ、海底ハウスを作った当人である、田中和栄さんの著書があるので、気になる方は読まれてみるといいでしょう。

海底ハウス―田中和栄物語

海底ハウス―田中和栄物語

 

面白そうなので、アマゾンのほしい物リストに入れておきます。

 

どんな感じ?

外観がこんな感じで

海底ハウス1

内部がこんな感じです。

海底ハウス4

海底ハウス2

海底ハウス3

(上記画像は全て http://www.kaiteimura.com/concept.htmlより転載させていただきました)

これも勝手なイメージなのですが、「海底ハウス」と聞いて想像したのは、どこか潜水艦の内部のような窮屈さで、必要最低限の物しかなくて、娯楽なんてほとんどない空間だと思っていました。

しかし、この画像を見る限りですが、そんなイメージを一変させる楽しそうな空間で、これが水深10数メートルにあって、窓の外には魚がうじゃうじゃいて、しかも、それが40年近く前の話だとは、驚きです。

 

最後に・・・アレ?

というわけで大変ロマンのあるお話で、ニュースを見た当初は「ふぅーん」だったのが、中身を知ると、なんだか「がんばらなくちゃ!」と思わせてくれて、ハイ!終わり~なのですが、他にも調べているうちに、「アレ?」と思うことがありました。

実はこの海底ハウスの実物が、東京にある「船の科学館」に展示されていて、2019年の現在でも見ることができます。

海底ハウス5

上記画像は https://funenokagakukan.or.jp/より転載させていただきました。

で、前述した「海底村」サイトの年表によると、寄贈したのが1974年となっており、自分が5~6歳の頃の話です。

そして昔、何年生だったかは忘れたのですが、小学生のときにこの船の科学館に行った記憶だけはあるのです。

ということは・・・

 

俺!実物を見てたんとちゃうんかー!!

 

もしかすると、頭のどこかに本人も気付かない実物を見た記憶があり、それがこのニュースを見て何かの信号を発信して、それで気になって記事にするまでに至ったのでは?というのは上手すぎる話ですかね?

もちろん、信じるか信じないかは、アナタ次第です!

 

でわ、股!!

 

クリックしてもらえると助かります。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村