退職してから２ヵ月半ほど経ちました
自分が退職したことを自分の両親と嫁の両親に伝えていません。別に悪いことをしたわけじゃないですし、現状、生活が困難になっているわけじゃないので問題は無いのですが、今後のこと考えると心配されるので、やっぱり言いにくいと感じています。
自分の両親も嫁の両親も金持ちの家庭で育ってはおらず、どちらの両親もどちらかというと貧乏で、苦労して働いて働いて自分たちを育ててくれました。自分のとって二人の父は定年後も何かしら働いていないとダメになると考える人で、それぞれ、それまでやっていた仕事とは全く畑違いの仕事を定年後もしていました。それを知っていますから、余計に自分が仕事をしていないことに引け目を感じていると思います。
自分と嫁の間に子どもはいません。今後、作る予定もありません。しかし、自分と嫁にそれぞれ妹がいて、その妹に子どもがいます。なので、両親に孫の顔を見せるということは達成出来ています。本来であれば長男と長女である自分たちの役目かもしれませんが、それぞれの妹がそれ役目を果たしてくれました。
自分は妹に退職したことを話しました。これまで、特に仲が悪いということもないのですが、お互いに家庭があるということもあり、それほど連絡を取り合っていなかったのですが、偶然、自分が退職する日にメールをしてきて、妹の子ども、自分にとっては甥っ子と姪っ子に水泳を教えて欲しいと連絡がありました。これは何か運命的なことを感じたので素直に退職したことを話しました。
妹は驚いていましたが理解はしてくれたと思います。しかし、納得はしていないのか嫁に連絡をしてきて「こんなお兄ちゃんでごめんね」というような内容のメールを送ってきました。それからは、甥っ子姪っ子の水泳練習にかこつけて呼び出しをくらい、妹として兄の様子を確認する使命を全うしているようです。
当然ながら、嫁は退職したことを容認してくれていて、自分（旦那）の妹から送られてきた兄に代わって謝罪するメールに対して「全然平気ですよ」と返してくれています。ただ、自分で言うのはおかしいのですが、この嫁の『平気』と思う自信がどこから来ているかは、いまだにわかりません。もしかして自分の知らない隠し財産でもあるのでしょうか？
嫁の妹には、自分が退職したことは伝わっていません。嫁と嫁の妹はひんぱんに連絡を取り合っていますが、嫁が自分の退職を言わずにいてくれています。自分は嫁の妹の家族と年に何回か顔を合わすだけですので、ヒゲを剃っていれば自分が退職したことはバレないでしょう。わずかな接点としては嫁の妹の末っ子が水泳をやっているので、もしかしたら偶然に偶然が重なって自分の退職が耳に入るかもしれませんが、その偶然は天文学的な数字でしょう。
お互いの両親に自分が退職したことを言えないのは、心配をかけたくないと思っているからです。どちらの両親も、何かしら働いていないといけないと思っている世代の人なので、生活はなんとかなるから大丈夫なので心配無用、などと言ったとしても心配するでしょう。ならば、心配をかけないために嘘をつくほうが良いのか？やさしい嘘としてそれは認められるのか？そんなことを考えてしまいます。
ふと、「もしかしたら、お互いの両親はすでに自分の退職を知っていて、両親の方が自分を心配させないために黙ってくれているのでは？」と妄想力全開にしてみますが、こればかりはわかりません。そう思うのは、自分がおっさんになっても親子の関係は変わりませんので、自分が子ども扱いされているかも？と思うからです。
ただ、こうやってブログに半分名前を出している以上、自分がブログで有名になればなるほどお互いの両親と嫁の妹とその家族に、自分が退職したことがバレる可能性が高くなるのです。それに気が付いていないと言えば自分に嘘をついたことになるので、自分としてはどこかで早く言って楽になってしまいたいと思っているのでしょう。
でも、言ってしまって楽になるのは自分であって、聞かされる方はたまったもんじゃありません。相手のことを考えるのであれば真実を伝えないで安心しておいてもらったほうが良いのかもしれません。
こうやって書いていても自分の気持ちが決まらない状態です。退職したことは言わないで、相手を心配させずに自分が嘘をついているという気持ちになるか、退職したことを言ってしまって自分が楽になるけれども、心配になる気持ちを相手に持たせるか。もちろん、仕事をしていないから心配をかけるというのはありますが、それをわかった上で退職しているので、そのどちらかにしなければなりません。ただ、こうやって書いてみると、なんだか自分の心の中を視覚化して気持ちが整理出来そうです。
実は、今から２時間後くらいに嫁の妹とその家族と嫁の母親と会食に行く約束をしています。嫁は、「アナタの参加は自由なので判断はまかせる」と言ってくれましたので、自分だけ参加しないという選択肢も選べます。しかし、年に数回しか合えないことを楽しみにしてくれているので、参加しようと思います。そして、ヒゲを剃ってキレイにして、「ちょうど仕事はお盆休みで来れて良かった」と話そうと思います。
もしかしたら、話の流れで退職したことを言うかもしれませんが、それはもう流れに身を任せたいと思います。この判断があっているかどうかなんてわかりません。でも、相手に心配をかけたくない、という一点で推したいと思います。
というわけで、自分の腹の中を撒き散らすような内容でしたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。たぶん支離滅裂な内容になっているかもしれませんが、自分の考えがまとまっていないところから書き始めましたので、支離滅裂であるほうが自然です。読み直して修正する心の余裕も時間もございませんので、これにて失礼させていただきます。
でわ、股！！
