どうも、マスクド・ニシオカです。
少し前に、昔世話になった人から、仕事の誘いがありました。
仕事の内容は、自分が長くやってきたスイミングスクールのコーチの仕事で、急な人員不足に対応する穴埋め的なアルバイトだと話を聞いて、わりと気軽に受けました。
会社も現場も違いますが、長年やってきた仕事ですから何とかなるだろうと引き受けたのですが、話を詰めていくと「業務委託契約」などという不慣れな言葉が出てきました。
単に自分がこれまで聞いてこなかった言葉なだけで、世間一般では普通に使われるのでしょうが、「業務委託?ナニソレ?」と頭の中が軽いパニックを起こしています。
なので業務委託契約について勉強(←大げさ)をしている最中なのですが、なぜそんなことになったのかを備忘録も兼ねて書いてみます。
最初はアルバイトのつもり
まず最初に仕事の話を聞いたのが、穴埋めをする1週間前のことです。
とある現場で急な人員不足が起こり、それを聞いた知り合いのスズキさん(仮名)が自分の名を挙げて、そのまま連絡をくれました。
自分としては、昔スズキさんに世話になっていたこともあり、恩返しも兼ねて仕事を受けることにしましたが、スズキさんは紹介するだけで、契約などの細かい部分は、現場責任者と直接話す必要がありました。
自分としては「相手が困っている」こともあり、早速現場責任者であるタナカさん(仮名)に連絡をして話を進めることにしました。
大きく違うアルバイトと業務委託
まだこの時点では「話のテーブルに乗った」というレベルであることを確認しながら、タナカさんとの話し合いは進みました。
自分も現場責任者をやっていたので、人が足りないときの大変さは知っているつもりです。とにかく契約などは後回しで、穴を埋めてくれるかどうか?の話になると思ったのですが、やっぱり会社が違うと考え方も違って、いや、ちゃんとしているというか、まず契約の話になりました。
話の内容としては、アルバイトでの契約であればすぐに始められるけれど、時給はかなり低い金額で、さらには会社の規定により社内の研修などを受けてもらう必要があるとのことでした。
ここで「アレ?」となったのが、最初に連絡をくれたスズキさんの話との違いでした。スズキさんの話では「それなりに良い金額」と聞いていた自分としては、その金額は低すぎると思いましたが、それはすぐに覆ります。
タナカさんの話では、自分の場合は経験者ですので、アルバイトではなく業務委託という選択肢もあるとのことでした。正直、業務委託の正確な意味はわかりませんが、その金額面の条件が先程の2倍以上な上に、研修を受ける必要もないとのことでしたので、スズキさんがいっているのはこのことだと納得しました。
ここで業務委託の正確な意味を知らない自分は、「なんでこんなに違うの!?」とただただ驚くだけでしたが、これほど良い条件というニンジンに、目の色は変わっていました。
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だんだんこじれていく話
アルバイトと業務委託の条件だけを比べ、業務委託を選択することにしました。
もう単純に「効率よく稼げる」という目の前のニンジンに飛びついたわけです。
しかし、話はだんだんとこじれてきます。
アルバイトであれば1週間後から働いてもらうことが可能ですが、業務委託の場合、前月までに契約を済ませておく必要があるので、働くのは1ヶ月先になるというのです。
なるほどなるほど、会社の規定がそうなっているのは理解できます。
自分が現場責任者だったときは、「契約とか会社とかややこしいことは後でなんとでもするから」とかいって身銭を切って手伝ってもらうこともありましたが、やはり会社が変われば違う、というか、よい子はマネしないように・・・
それならとりあえず1ヶ月は金額の低いアルバイトで働くとして、そのあと業務委託の契約を行い、そこからニンジンにありつけるなら、それでも良いと提案したのですが、これも会社の規定でダメらしく、単純にアルバイトか業務委託のどちらかを選択することになりました。
もちろん会社の規定ですから、ごちゃごちゃいうつもりはありません。
ただ、どうしても腑に落ちない点が残ります。
しかし・・・じゃあ・・・そうなると・・・えーと・・・、これくらい前置きをしてタナカさんに聞きました。
「自分がいなくても回るということですか?」
オレ・・・いる?
話を整理すると、そもそも急な人員不足により即戦力となる人間を探していて、そこで自分のことを知るスズキさんが、現場責任者であるタナカさんに紹介してくれました。
自分としては必要とされるのであれば、多少条件が悪くても手伝うつもりで、1週間後から働ける条件を選択したのですが、会社の都合でそれはできないということです。
そこで自分としてはすぐに働く必要が無いので、1ヵ月後から好条件で働く選択肢を選びたいのですが、その前に、そうなると現場が回らなくて困るのでは?と思って出た言葉です。
その言葉にタナカさんは「何とか回るようにしています」との返答でした。
その返答に、正直心の中で「オレ・・・いる?」と一瞬だけ思いました。
もちろん責任者としては、保険をかける意味で誰かいないか?と動き回るものですから、あとから冷静に考えれば自分もやってきたことですし、逆に考えれば、自分がいなくても現場が回るのであれば、気にせず好条件のニンジンにありつくことができる、と一瞬思った言葉は引っ込めることにしました。
なので迷わず1ヵ月後からの業務委託を選択したのですが、この時点で業務委託というのがどういうものなのか?正確にはわかっていません。たぶんダマされるようなことはないと思うのですが、どうせならちゃんと理解した上で話し合いの場につきたいので、ちょこちょこ勉強しています。
最後に
なんだか最初の「人手不足だから手伝って」という話からは違ってきて、しかも「業務委託」などという自分にすれば大ごとになって参りましたが、とりあえず働く方法で話を進めていて、近々現場に行って契約を行うことになりそうです。
自分としては、まだ契約内容がハッキリしていないのに、話が進んでいいのだろうか?とか、もし契約内容を見て「やっぱりやりません!」とかなったら、相手は困るのだろうか?などなど思ってみたりしております。
そんな感じでどうなるかはわかりませんが、上手く話がまとまれば来月から働くことになりますので、そのときはまたここで報告したいと思います。
って、その業務委託の契約の中に「ブログ禁止」とか書かれていたらどうしよう?
<2018/2/8 追記>
以前大阪ブロガーオフ会でお世話になった、同世代ブロガーであるたろすけさんが、このような記事を書いてくれました。
感謝感激雨あられでございます!
まだ働き始めるまでに時間があるので、勤務先に契約書を先に確認させてもらえないか?問い合わせてみることにします。(今さら?)
本当に、本当にありがとうございます。
<さらに追記>
それから実際に問い合わせてみました。
さて、どうなることやら?
でわ、股!!
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