こちらのTVCMをご存知でしょうか？
ケンタッキーフライドチキン（以下、ケンチキ）のCMで、ムーミングッズ（小鉢）がもらえる、「ふた付きムーミン小鉢パック」の宣伝です。
確かに高畑充希さんがカワイイのは認めますし、ケンチキが美味いとは知っていますが、特にムーミンマニアでもありませんし、小鉢が無くて困っているわけでもありませんので、これを見たからといって「よぉし！ケンチキに行こう！」とはなりません。
それどころか、このCMに対する疑問を持っています。
その疑問を説明するために、まずはCMの内容を振り返ります。
- オフィスで同僚にケンチキへの同行をお願いする
- その理由は４種類あるムーミン小鉢を全部揃えたいから
- 現在2つ集まっていて、フルコンプリートまであと2つ
- ここで1つ手に入り、あと1つとなる
- 「明日もケンタッキーにしない？」とおねだりする
これに対し、ふとした疑問が沸きあがりました。
自分の計算が正しければ、4ひく2は2であり、1たす1は2です。
つまり、高畑さんが現在2つ持っていて、残りは2つです。そこで誘われた同僚が「ふた付きムーミン小鉢パック」を注文して、ムーミン小鉢のフルコンプを目指している主人公（高畑さん）に渡せば2つ手に入って、それでミッションコンプリートではないの？と思うわけです。
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確かに、誘われた同僚もムーミングッズを集めている可能性もありますが、このシーンで「またケンタッキー？」と発言しているので、その可能性は低いと思われます。
次に考えられることは、誘われた同僚がケンチキには同行したけれど、実はダイエット中か、宗教上の問題で鶏肉が食べられない人で、店には行ったものの「ふた付きムーミン小鉢パック」を注文しなかった。ですが、この画像を見る限り、そうでもなさそうです。
（画像左に映るのが「誘われた同僚」であり、その手にはチキンが！）
ということで、出した答えは「誘われた同僚はケチだ！」ということなのですが、さらに詳しく調べてみると、その理由が見えてきました。
まず、勝手にムーミン小鉢は選べると思っていたのですが、そうではなさそうです。
文字が細かいので、ここに書き出します。
＊小鉢の種類は選べません。
なるほど！あくまでもランダムであり、2人で注文したとしても、確実に足りていない2つが手に入るわけではありません。
しかも、その続きにはこのように書かれてあります。
＊「限定デザイン」のみ、他の3種よりも少量のご用意となっております。予めご了承ください。
ふむふむ、上記画像の紫色の小鉢が限定デザインとなっており、レアな扱いになっているみたいです。
そこで、高畑さんが手にしている小鉢を確認します。
ケンチキに行く前に手にしているのは、この2つ（青、緑）
今回で手に入れたのが、これ（オレンジ）。
つまり、残り1つは限定デザインの紫であり、数が少ないレア物になるわけです。
そうであれば、いくら同僚と2人で「ふた付きムーミン小鉢パック」を連日注文しても、そう簡単に手に入らないのかもしれません。
納得。そして勝手に冷たいと思っていた同僚に、謝罪。
ごめんなさい。
というわけで、なんとなくTVCMを見て、「女性って怖いなぁ」なんて思っていたのですが、詳しく見てみると細かい事情がわかり、「なるほどね～」と思ったわけで、これを自己解決といわずに何というのか？てな感じです。
しかし、そうなると今度は「高畑さんくらいになれば、スポンサーにいえば小鉢くらいもらえるのでは？」なんて、現実とTVの世界を混同しそうなので、この辺で終わりにしておきます。
でわ、股！！
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