それほど映画に詳しいわけではありませんが、そんな自分にもこんな情報が届いた（目にした）ということは、そこそこ話題となっているのでしょう。（たぶん･･･）
日本での劇場公開が２ヶ月ほど先なのですが、海外（中国と米国）では2017年に公開されており、ちょろっと見た情報では「全米初登場3位」と、変に1位よりも信憑性が高い感じとなっております。
で、この映画の予告動画を目にしたことで映画の存在を知ったのですが･･･
こういうのめっちゃスキー！となりました。
物凄く荒っぽくも単純に内容を説明すると、一人娘をテロで亡くしたお父さんが、復讐のために国を相手にドッタンバッタン！大活躍する映画です。
「96時間」とか「イコライザー」といった、普段は普通っぽいおじさんが一度「やる！」と決めたら大活躍して、それまでナメていた悪い奴らをバッタバッタとなぎ倒す。そんな羊の皮を被った狼的なストーリーが大好きな自分としては、「是非観てみたい！」となりました。
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ところでジャッキー大丈夫？
で、自分のようなおっさん世代としては、ジャッキー・チェンといえば「酔拳」であり「プロジェクトＡ」であり、ちょっとマニアックなところでいえば「燃えよドラゴン」にエキストラで出演しているところからスターになった偉人なのです。
子どものころ、あの戦闘スタイルを真似して友人とカンフーごっこを楽しみ、中には真面目にトレーニングに励んでいたつわもの（強者って変換できないんですね･･･）もいたくらいです。
そんなジャッキーも、もう64歳。プロレスファンの基準を持ち込むと、ジャイアント馬場が61歳で生涯現役を全うしましたから、それよりも年上となっているのです。
そろそろアクション主体ではなく、演技で魅せる方向にシフトしないといけないのでは？なんて映画素人丸出しで思っていたら「復讐者」ですから、これは頭脳で活躍すると（勝手に）思っていたのですが･･･
やっぱりジャッキーはジャッキー
階段から飛ぶ！
窓からも飛ぶ！
ついでに屋根からも飛ぶ！
細い棒に飛び移る！
狭い部屋で戦う！
森の中でも戦う！
って！大丈夫なのかい！？
64歳って年齢はどこ行った！？
いつまでジャッキーやるんだい！？
みたいなことを思ったわけです。
しかも、敵対する政府の人から、こんなことを言われるシーンがあります。
これ、演じているのがピアース・ブロスナン（007の人）で、この人もアクション俳優として活躍していたのですが、この映画では偉いさんとして落ち着いた演技をしています。（予告編を見る限りでは･･･）
なので、なんとなくジャッキーに対してリアルに「あんな老いぼれごときに主役を奪われて悔しいー！」と叫んでいるような気がして、これを監督さん（マーティン・キャンベルって人らしい）が、わざとやっているかどうかは知りませんが、なんとなく現実世界と映画の中の物語がリンクしている感じで、ニヤニヤしてしまいます。
原作は「チャイナマン」という小説
この映画は「チャイナマン」という小説が原作となっています。
原作を読んでから映画を観るのも悪くないと思い、しかも値段がお安くなっているので購入しようかと思ったのですが、「やっぱりジャッキーじゃないんだよなぁ～」とか思って手を止めてしまいました。
そんなことが気にならない方は、迷わずどうぞ～！
あの人にはオススメ出来ないかも･･･
昔世話になった人で、自分と同じようにこういう映画が好きな人がいるのですが、その人には愛する娘さんがいて、以前「96時間」のDVDをプレゼントしたときに、「まるで俺のようだ！」と熱い感想を述べておられました。
もちろん「96時間」に登場するお父さんみたいに特殊な能力を持っているわけではなく、単純に「娘のためならなんでもする」という意味なのですが、自分でも「俺は親バカだ」と仰っているので、わからなくもありません。
で、この映画は物語の冒頭で愛する一人娘が亡くなるわけですから、それを想像しただけで落ち込むような「親バカ」なので、オススメするのはやめておいた方が無難かもしれません。
ただ、2人でお酒を飲んで、叱られるような展開になったら、なんとかギャフン！と言わせたいがために、この映画の話をして･･･
ハッ！これも復讐！？
でわ、股！！
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