46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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最近見た映画の感想(2016/10/7~10/18)

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どうも、マスクド・ニシオカです。

つい先日、同じように映画の感想記事を書いたと思っていたら10日ほど前でした。その間に10本近く映画を見たのかぁ~なんて考えながら、早く書かないと記憶がこんがらがるから!という方が本音です。というわけで早いこと吐き出しておきます。今回もGYAO!で見た映画が多いので、古かったり無名だったりしますが、ご勘弁を。

 

プレデターD4

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設定としては悪くないのです。腕利きの傭兵部隊に行方不明になった息子を探して欲しいという依頼があって、ちょっと謎めいているけれど報酬がもらえるからやることに。ただし、その息子は喘息持ちだから発見したら注射をして欲しいという注文が付く。一方病気になった孫を病院に連れて行った元軍人のおじいちゃん。いろいろあって孫が人体実験のために連れ去られたことを知る。その2つの目的地が立ち入り禁止となった山であり、傭兵部隊と元軍人のおじいちゃんがそこで出会うのだが、そこには・・・

安っぽいありきたりなストーリーといえばそれまでですが、この映画のタイトルがプレデターということで、この山にそんなモノが出てくるとお思いでしょうが、全く出てきません!もうずっと、ムキムキマッチョのライフルで撃たれても平気な人間が大暴れするだけです。プレデーターらしきものは全く出ません。いわゆる邦題ミス。

そして、何もオススメ出来る点がありません。久々に酷い映画を見ました。酷すぎて最後まで見ました。それくらい酷いです。

 

人造人間13号

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CSI研修生が最後の試験として立ち入り禁止の山に集められて、山のどこかに隠された死体を見つけて検死することになる。しかし、その山では過去に人体実験が行われていて、かつて人体実験されてゾンビみたいになっちゃったやつらが襲ってくる。というような内容です。人造人間が出てくるのですが、目に力を感じるので違和感を感じます。主人公となるヒロインがドジだったり、ラストシーンで人造人間が車のアレをアレしていたり、ちょっとだけ笑えるシーンもありましたが、それくらいかな~。最後までは見れましたけれど。

 

ホラー・シネマ・パラダイス

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とにかく面白かった!これはホラー映画好きの人にはオススメします!内容としては、デボラは潰れかけの映画館を父親から譲り受けます。その映画館ではホラー映画だけを上映し細々と運営していましたが、そこに実の母親が現れます。この母親がめちゃくちゃ意地悪な人で映画館を売ってしまおうとします。それでパニックになって殺人鬼になったデボラは、さらにパニックになって自分が母親を襲っている館内のビデオカメラの映像を映画館で上映してしまいます。しかし、それをホラー映画の新作だと思った観客は大喜び。デボラは次第にエスカレートし、次々と新作ホラーを上映するために周りの人を襲っていくのですが・・・

こういう掘り出し物があるから、GAYO!等で映画を探すのが面白いのです。詳細は実際に映画を見てもらったらわかるのですが、映画館で実際にある、マナーを守らせるために流れる映像をスナッフビデオで行ってしまうブラックなところや、映画観の女主人であるデボラがエスカレートしていく様や、自分の息子がホラー映画にのめり込んでいくのを見かねて、自分もホラー映画を見に行く!と言い出す少年の母とか、ホラー映画を中心にいろんなことが巻き起こります。

ツッコミどころは満載で無理があると思うところもありますが、それをひっくり返すほどの魅力がこの映画にはあります。自分が知らないだけですが、無名映画で久々のホームラン級です。オススメ!もちろん、ホラー嫌いの人は見ちゃダメです。

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ザ・ボーイ ~人形少年の館~

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ここまで全てホラー系映画で申し訳ございません。

主人公は子守の仕事をするために豪華な屋敷にやってきた女性。厳しい母親と優しい父親の子どもはブラームスと名付けられているが、どこからどう見ても人形であった。その人形をまるで我が子のように扱う母親似に対し、気持ち悪さを感じる主人公だったが、実は元旦那から逃げてきているという事情があり、この子守の仕事を引き受けることになる。しかし、人形のはずのブラームスが本当は人間なのでは?という錯覚に陥るような異変が次々と起き・・・

ホラー映画に限らないことだと思いますが、物語の先を読んでしまうのは仕方がないことですよね?ストーリーやトリックやエンディングを予想して楽しむ。良い意味でそれを裏切られることを期待しているのであって、予想通りだとなんともいえない感情が起きます。残念ながら今作は予想できてしまってなんともいえない感情が大きかったです。ラストシーンだけは「おっ!?」と思わせてくれましたので、終わりよければナントカですかね。

 

ハート・アタッカー

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ハートロッカーという有名な映画がありますが、同じなのは戦争を題材にしているだけです。イラク戦争中に実際にあった話をもとに、ドキュメンタリータッチで描かれていてかなり生々しい内容です。アメリカの海兵隊が道路に埋められた爆弾で攻撃されて死傷者が出た。ブチギレた海兵隊が犯人探しをするために、無関係な住民を撃ちまくり大量虐殺となってしまう。

大量虐殺をやってしまった海兵隊の隊長がその場で褒められて昇進を言い渡されますが、ラストでは犯罪者として扱われたり、聖戦(ジハード)だと思って爆弾を仕掛けたイラク人は、自分たちがやったことで同胞が撃たれて落ち込んだり、結局、上に立つ一部の人間が人を人とも思わぬ悪魔のようになっているのが戦争だ!というような感じです。

この話がどこまでリアルガチなのかわかりませんが、これが本当ならアメリカが責められるのも当然です。ただただ虚しくなる映画ですが、見る価値はおおありでオススメです。

 

ヴィクトリア

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この映画、上映時間が140分あるんですがワンカットなんです。それが本当なのかそういう手法なのかわかりませんが、始まってから終わりまで、ずーーーーーーーーーーーっとカメラが回っています。そこに不自然な感じはなく実際に起きている2時間20分の物語を見ている感覚です。

物語としては、主人公であるヴィクトリアという女性が、クラブで知り合った男性グループ4人と朝まで過ごすことになるが、男性グループのトラブルに巻き込まれていき、破滅への道を転がっていく。という撮影方法とはうって変わってありきたりな話です。

この140分ワンカットというのに興味があって見たのですが、見ていると息苦しく感じてきました。ストーリーには緩急というか気を抜けるところもあるのですが、場面が変わらないので気が休まりません。それが現実と思わせる手法なのでしょうが、それなら「なんでそんなことすんの!?」と思うような現実とかけ離れた、少なくとも自分は選ばない選択肢を選ばれると、だんだん気持ちが離れていくのに見ないといけなくなってきて、大げさに言えば気持ち悪くなってきます。

TVの向こう側を別世界だと思って淡々と見れる方にはオススメですが、感情移入しやすい方にはあまりオススメ出来ません。

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ヘイトフル・エイト

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本当は面白い作品なのかもしれませんが、自分にはもうひとつわかりませんでした。あらすじとしては、吹雪のせいで雪山のロッジ(?)に閉じ込められた8人が巻き起こすドタバタ会話劇なんですが、会話をよぉ~く聞いて(見て)おかないとわからなくなります。そして、ロッジまでたどり着くまでに結構長くてずっと会話しているので、眠たくなっちゃいました。すみません、おこちゃまで。

最後には誰と誰が仲間で実はこんな話があって、というような回答を説明してくれるのですが、そこまでに推理するほどの興味を引かれず「あぁ、そうだったのね」としか思えません。かといってもう一度見ようかともなりませんでした。

会話劇がお好きな方にはオススメします。

 

ローグアサシン

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ちょっと古い映画ですが、ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが出ているなら間違いないだろう、ということで見ました。この2人が出ていますから、当然アクション満載のスリリングな内容です。

主人公と相棒の2人のFBI捜査官が、殺し屋ローグを追い詰めて殺したと思ったいたが、数年後蘇ったかのように現れて相棒とその家族を殺してしまう。復讐に燃える主人公はローグを追うが、そこに街でしのぎを削る2団体のヤクザが絡んできて・・・みたいな感じです。

この映画、面白いのですがちょっと中途半端に謎解きというか謎かけが入ってきます。演出としてフリの部分が弱くていきなりオチがやってくるようなものでしょうかね。あまりややこしく考えずにアクション映画と思えばそこそこ楽しい映画です。そして、個人的にオススメするシーンは、ジェイソン・ステイサムが日本語をしゃべるシーンなのですが、地元の刑事に対して「ヤクザが担当なら日本語ぐらい覚えろ!バカヤロー」と説教するわりにへっぴり腰な日本語を使うので、そこが最大の見せ場かもしれません。

 

狼の追撃

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進撃の巨人とは無関係です。映画の種類としてはクライムアクションとかいうのかな?弟を殺された元軍人の兄が真相を究明し復讐を果たすために奔走する。以上。

自分が愛してやまない『ボーンシリーズ』や『96時間シリーズ』のように、主人公ががバッタバッタと悪い人をなぎ倒していくのですが、なんだかピリっとしない感じなんですよ。安い居酒屋に入って、どて焼きを注文したのに一味をかけるのを忘れて食べちゃった。みたいな感じです。ただ、一味の変わりにバジルみたいな香草が入っていて、この店オリジナルだよ!って感じの味付けがされています。ごめんなさい。わかりにくいですね。

主人公は腕の立つ元軍人なんですけれど、だんだん狂気に走っていくというか、自分は狂っているから殺してくれ!みたいになるんです。そしてそれを追っかけている刑事がそれに気が付いて、コイツ実は悪いやつじゃないんじゃない?なんて友情が芽生えてきます。その辺が他の映画と違う味付けになっております。それを美味しいと思うかどうかはアナタ次第です。

 

囚われのサーカス

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この映画、見たあとに考えさせられるのは、前述した『ハートアタッカー』と同じような感じです。ただし、これが実話かどうかはわかりません。

内容としては、主人公は、ナチスのホロコースト(大量殺人)の生き残りで、精神的に問題を抱える人をケアする施設にいる元エンターテイナー。施設の中でみんなに笑いを振りまき、どこも問題のないように見える主人公だが、実は大きな問題を抱えている。その施設に主人公が抱える問題に大きく関係するあるモノがやってきて、主人公は大混乱するのだが・・・。

もうネタバレしてしまいますが、主人公はナチスに囚われたときに、エンターテイナーであることがバレて将校を楽しませるための犬として飼われます。ここでいう犬とは、特殊な任務を与えられる手先のようなものではなく、本当にワンワンと鳴く犬として飼われるのです。その徹底振りは凄まじく、もう一頭飼われている本物の犬と一緒に檻で寝て、骨つきの肉を取り合い、首輪と鎖につながれて四つんばいで歩くのです。いろいろあって開放されますが、そのおかげで強烈なトラウマが残り、そのせいで主人公は治療が必要と判断され施設を出ることができません。

そこにもうひとり、犬として育てられた少年がやってきます。その犬具合は主人公の上を行っていて、しゃべることも立って歩くことも出来ません。しかし、主人公は自分の過去の経験から徐々にその少年と心を通わせるようになり、最後には自分のトラウマである将校の幻影を断ち切ることに成功し、少年も主人公との出会いで言葉を覚え、しゃべることも立って歩くことも出来るようになります。そして2人は別々に人間としての生活を取り戻すのでした。

これが実話かどうかはわかりませんが、火の無いところに煙は立ちませんから、同じようなことが実際にあったのかも知れません。ここでは触れませんでしたが、主人公が抱えたトラウマには他の要素もあって、どれだけ心の傷が深いか計り知れないものがあります。見終わってスッキリする映画ではありません。モヤモヤが残ります。ただ、見ておいてよかったとは思いました。

 

オススメの1品

今回の10作品の中からオススメの1品は・・・囚われのサーカス

派手さはありませんが、インパクトは特大でした。

囚われのサーカス [DVD]

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気が付けば5000文字越えていました。中身スッカラカンな感想なのに、ちゃんとここまで読んでくださった方には感謝いたします。ありがとうございます。これに懲りずに、また10本程度見たら書いてみます。そのときはよろしくお願い致します。

 

でわ、股!!

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