「紀州のドン・ファン」と呼ばれたモテモテおじさんが、亡くなられたそうですね。
紀州のドン・ファンと異名をとる、和歌山県田辺市の実業家、野崎幸助氏(77)が5月24日、急逝した。
完全に他人事のようなセリフで始まりましたが、完全に他人なので仕方がありません。
そして、「おじさんなのにモテやがってコノヤロー!」という僻み、妬み、嫉みのフルコンボが発動しておりますので、そうならざるを得ません。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)
- 作者: 野崎幸助
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紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由 (講談社+α文庫)
- 作者: 野崎幸助
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そういう理由(?)から、これらの本は一切読んでいませんでしたが、亡くなってしまうとなんだか興味が沸いてくるのは自分だけでしょうか?
しかも遺体から覚せい剤の反応があり、ただの病死ではなく事件の匂いがプンプンするのが、余計にそうさせるのかもしれません。
もちろん自分で稼いだ金をどう使おうと自由なので、それをオンナを抱くために使うことに何も文句はありませんが、やっぱり、人間使い切れないお金を持つと、変なことに巻き込まれるんだな~と感じます。
ところで、「紀州のドン・ファン」と名乗っているのには理由があって、それが本物(?)のドン・ファンから取っているのは知っていましたが、肝心の本物のドン・ファンをよく知りません。
そこでズボラではありますが、ウィキペディアで調べてみると、このようなことが書かれていました。
ドン・ファン(Don Juan)は、17世紀スペインの伝説上の放蕩児、ドン・フアン・テノーリオ(Don Juan Tenorio)のことで、プレイボーイの代名詞として使われる。フランス語ではドン・ジュアン、イタリア語ではドン・ジョヴァンニと呼ばれる。
元になった伝説は簡単なもので、プレイボーイの貴族ドン・ファンが、貴族の娘を誘惑し、その父親(ドン・フェルナンド)を殺した。その後、墓場でドン・フェルナンドの石像の側を通りかかったとき、戯れにその石像を宴会に招待したところ、本当に石像の姿をした幽霊として現れ、大混乱になったところで、石像に地獄に引き込まれる。
(ウィキペディアより)
確かにプレイボーイの代名詞ではありますが、ドン・ファンなる人物が実在していたのではなく、伝説上の存在だったのですね。
ただ興味深かったのは、本物のドン・ファンの最期が、誘惑した娘の父親の石像に地獄に引き込まれるという、なんとも伝説っぽいものでした。
果たして、紀州のドン・ファンがこのことを知っていたかどうかはわかりませんが、こちらの最期も、なかなかの伝説が残りそうな気がします。
もちろん天国に召されたのか地獄に落ちたのかは誰にもわかりませんが、もし地獄に行ったのなら、見事にドン・ファンっぷりを貫き通したと褒め称えたいと思います。
なんのこっちゃわかりませんが、そんなことを思いました。
でわ、股!!
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