どうやら本物のダムを作っている土木関係者からすると、ダムカレーは不謹慎で不愉快で怒りを感じるのだそうです。
最初にヤフーニュースに出ているのを見て、「なんのこっちゃ?」と思って調べてみると上記の記事が見つかって、内容を読んでみるとこんな感じの主張をされています。
「俺たちは大変苦労してダムを作っている!」
「そんなダムを崩すとは不謹慎な!」
「悲惨な災害を連想させる食べ物は悪ふざけにもほどがある!」
で、この記事に対して日本ダムカレー協会が反論コメントを発したことに賛同する意見が出て、そこから上記記事に対して批判が集まったことで、ヤフーニュースで紹介されたみたいです。
多くのダムカレーは、過疎化に悩むダム水源地の方々が考えだしたものです。ダムカレーで、少しでも活気が取り戻せたらという気持ちから誕生しています。
— 日本ダムカレー協会 (@Jdamcurry) February 21, 2019
【ダムカレーは不謹慎だ、ふざけるな!被災地の土木屋が大激怒 | 施工管理技士を応援する『施工の神様』】 https://t.co/ZAKfXjZvYc
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ダムカレーが不謹慎とは思わない
個人的には「ダムカレーが不謹慎な食べ物」と発想することがなく、先日、長年行きたかった黒部ダムを訪れたときも、ダムカレーをパクパク食べてきました。
なので、前述した記事に書かれてある「悲惨な災害を連想させる食べ物は悪ふざけにもほどがある!」という部分に関しては、あくまでも個人的な意見ながら当てはまらず、逆に、日本ダムカレー協会が「多くのダムカレーは、過疎化に悩むダム水源地の方々が考えだしたもの」と仰られているほうがしっくりきます。
だって自分が黒部ダムを訪れてダムカレーを食べて楽しくて、その楽しかった感想をブログに書いたり知人に話したりして、それを聞いた誰かが黒部ダムを訪れることになり、それで多少でも潤うことになるのであれば、そのほうがしっくりきますよね。
なので最初に紹介した土木関係の方が怒っている記事は、単純に炎上商法なのか?と思ってスルーしようと思ったのですが・・・ちょっと待て!となりました。
ダム関係者じゃないから?
前述した記事を書かれたのはJackという方で、その詳細は全くわかりませんので、本当に土木関係者なのか、ただのライターなのかもわかりません。
ただ本物の土木工事関係者として話を進めた場合、いくら自分が「ダムカレーが不謹慎という意見には無理がある!」と声を大にしても、「関係者じゃないとわからんだろ!」と反論されるかもしれません。
そこで、自分が関係しているもので例えてみると・・・アレだ!となりました。
例のプールは不謹慎?
みなさまは「例のプール」をご存知でしょうか?
このブログの大半を占める男性諸君であれば、きっと一度は目にしたことがあるであろう、数多くのアダルトビデオ作品が撮影された場所で、大きさは6.6m×3.2mと小さいですが、れっきとしたプールです。(実際はレンタルスタジオの中にあるプール)
で、このプールに関して、無関係者であれば何とも思わないでしょうが、プール関係者、つまり自分のように長年スイミングスクールでコーチとして働いてきた人間なら、「プール=エロスと想像させる!不謹慎だ!」となるのか?という話です。
が、なりませんね・・・
というのはスイミングスクールの経営に携わっていた頃、昼間は通常の使い方をして、夜はこういう(撮影場所として提供するなど)使い方をすれば、もっと儲かるのに・・・、と考えたことがあるからです。(もちろん会社から即却下されましたが)
なので、「ダムカレーを不謹慎と思わないのは、貴様らがダム関係者じゃないからだ!」という理論は崩れたわけです。(ダムカレーだけに・・・)
とあえずダム関係者の印象が悪くなったことだけは間違いない
解体屋ゲンという漫画があって、少しですが読んだことがあります。
工事現場で活躍する職人さんを描いた人情噺漫画で、詳しいことを知らない自分でも、「世の中には凄い人がいて、この人たちがいるからビルやマンションがあるんだ」と思わせてくれる、素晴らしい漫画です。
しかし、残念ながら「ダムカレーは不謹慎だ!」という意見が書かれた記事に対しては、逆に土木関係者の度量の狭さというか意識の低さというか、とにかく印象が悪くなったことだけは間違いありません。
そしてダムカレーを食べる!
今回紹介した記事が炎上商法だったのか本気だったのか?、今のところ反論などが出ていないので、詳しいことはわかりません。
しかし、記事を読んだところでダムカレーを食べるのを止めるはずもなく、今度どこかで出会ったら間違いなく食べることでしょう。
普通に。
というわけで、がんばれダムカレー!
でわ、股!!
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