最近、映画館で映画を観ていません。
少し前に劇場公開された『レディープレイヤーワン』も観たかった作品ですが、何となくタイミングを逃したことと、「メジャーな作品だから、きっとそのうち地上波で(タダで)観れるだろう」というケチな考えで、結局観ていません。
しかし、このようなメジャーで、しかも誰でも楽しめる娯楽作品であれば、前述したようにしばらく待てば地上波で観れるのですが、これがホラー作品となれば、そう簡単にはいきません。
もちろんこの「ホラーは地上波で観れない説」もいい加減で、ホラー作品としては名作といえるであろう『28日後…』も、同じ理由で劇場公開時に、わざわざ普段行かない映画館まで観に行ったのですが、そのあと大ブレイクして普通に(?)TVで観れるようになりました。
なので、例えホラー作品であっても地上波もしくはBSやCSにケーブルなどで観れるようになるとは思うのですが、それでも「観たい!」と思わせる作品が現れましたので、ここで紹介します。
クワイエット・プレイス
すでにアメリカで大ヒットしている作品で、日本でも劇場公開が決まったのですが、なぜかかなり先の9月28日となっています。(アメリカでは2018年4月に公開)
簡単なあらすじとしては、音に反応して襲ってくる怪物が現れて、ほとんどの人がいなくなった世界が舞台で、それでも息を潜めてこっそりと生き延びている家族がいました。
その家族には子どもがいて、大人は状況がわかっているから音を出さないように、例えば枯葉の上を歩くのも気を使っているけれど、子どもは無邪気で意味がわかっていないから、音の出るオモチャで遊んだりしてヒヤヒヤものです。
そんな中でお母さんが妊娠しちゃって、声を出さずに出産をしなければいけなくなって、口に手を当てながら出産の激痛と戦う・・・というのが予告編を見た感じのあらすじです。(ちゃんとしたあらすじは、ちゃんとした公式サイトでどうぞ)
この作品はYouTubeを見ていたら予告編をみつけたのですが、そのあと気になっていろいろ調べていたら、映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、この作品について絶賛していて、それを聞いて余計に興味が沸いてきました。
町山智浩、『クワイエット・プレイス』を紹介する - YouTube
その中身は基本的に予告編と同じような内容なのですが、特に面白かったのは、観客も「音を立てられない」と思わせるシチュエーションと、音の出せない世界だからセリフが異様に少ないのと、あとは『音に反応して襲い掛かる怪物に、ほとんどの人が襲われた世界』という設定なので、登場人物が主役となる家族の5人くらいで、当然ながらギャラが安く済んだという話です。
あと町山さん曰く、この作品は設定上セリフが少ないので、日本語字幕を付けるのは簡単だろうから、戸田奈津子さんなんかに頼まずに、さらに低予算で完成させて欲しい。というのも面白い話ですね。
最初に書いたように、この映画もホラーでありながらTVで観れる日が遠くないような気がしますが、『観客も「音を立てられない」と思わせるシチュエーション』は映画館でなければ味わえないような気がするのです。(あと戸田奈津子かどうか?も気になる)
なので、主夫としてはあまり贅沢ができない身分なのですが、これは映画館で観たいな~と思っていて、もちろん最近の映画館には夫婦50割割引なるものがあって、どちらかが50歳を越えていれば、2人で3,600円(1,800円×2)のチケット代が2,200円となるサービスなどがありますが、50歳は超えているけれどホラーが大嫌いな嫁さんと観に行くこともできず、脳内では「観たい!けれど贅沢は敵!」という戦いが行われています。
もちろん自分もブロガーの端くれとして、劇場公開される映画をいち早く観て、その感想などをブログに書いてアクセスと小銭を稼げば、映画のチケット代なんて簡単にチャラにできるのですが、その腕が未熟なもので・・・
というわけで少し先になりますが、今後、今回紹介した作品『クワイエット・プレイス』の記事を書いていたならば、嫁さんから「主夫のくせに贅沢しやがって!」と罵られる覚悟で映画を観に行った。ということになりますので、そのときは優しく見守ってください。
でわ、股!!
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