疎い自分にも届いたので、かなり話題になっているのでしょう。
このような記事を読みました。
突然6000万円が手に入った女性(著者の母親)の顛末記が書かれています。
タイトルに「末路」とあるので察しがつくと思いますが、この女性は6000万円を手にすることで、最終的に苦しむことになります。
もちろん、書かれていることが真実なのか作り話なのかはわかりませんが、そんな野暮はやめておきます。
で、この記事を読んで自分ならどうするだろう?と考えました。
もちろん、そもそも論として「相続放棄」などの判断もありますが、それはスルー。
あくまでも6000万円という(自分にとっては)大金を手にした場合の話です。
まず自分の場合、6000万円を手にする権利を得た時点で、たぶんおかしくなります。
ここではカッコイイことを書きますが、きっと浮かれて狂ってしまうでしょう。
なので、記事に書かれた女性と同じ末路を辿りそうな気もします。
こんな空想の話で何をとお思いでしょうが、自分にとって6000万円ってそれくらい大金です。
それくらい大金だと思っていますから、必要な分だけ使って手放したいと思います。
必要な分といっても大した額にはなりません。
変な音がし始めた冷蔵庫を買い換えるくらいで、あとは使い道が思いつきません。
結婚したときに買った掃除機は20年使っていますが、まだ使えそうなので大丈夫です。
大金を持つことが怖いと思うのです。
ホントかウソか知りませんが、宝くじを当てた人には人が群がると聞きます。
顔も見たこともない親戚から連絡がきたり、わけのわからない団体から寄付のお願いがきたりするそうじゃないですか。
でも、今の自分にはそんな連絡は来ません。
理由は大金を持っていないからです。
必要な分だけ使って残ったお金は、これまで世話になった人に配ります。
まず自分と嫁さんの両親と兄弟に。
たぶん両親は受け取りません。
そういう人達なのです。
あとはお互いの兄弟に配ります。
自分たちには子どもがいませんが、兄弟には子どもがいます。
なので、将来のために使ってもらえたらと思います。
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嫁さんはどう思っているのか聞いてみました。
「もし、突然6000万円手にしたら、どうする?」
嫁さんの答えは単純明確でした。
「全額寄付!」
どこの誰に寄付すればいいのかわかりませんが、お互い大金を手にするのが怖くて、それを残すのも怖いと思っているのは、なんかちょっと嬉しく思いました。
別にお金が嫌いなわけでもありませんし、お金が無いと困るとも思っています。
でも、これまでの人生の中で、お金でおかしくなっちゃった人を何人も見ています。
- 大金を手にして人を信じれなくなった人
- お金を使いすぎて会社を追われた人
今回参考にさせていただいた記事ではありませんが、かつて借金で会社を追われた直属の部下の顛末記を、いつか、ひっそりと書いてみようかなと思います。
そして、贅沢したらあとが大変だということもわかっています。
贅沢してお金を使っていたら、いずれお金は無くなります。
でも、贅沢して覚えた感覚は無くなりません。
高くて美味しいものを食べて肥えた舌は、安くて普通のものを不味いと判断します。
肥えた舌以外のことは・・・よく知りません。
高級腕時計も有名なブランドの服も買ったことがないから、わかりません。
何にせよ、贅沢することは怖いことなのです。
そしてこうやって贅沢せずに生きてきたから、いま幸せでいられるのだと信じています。
あとは、同じ考えの嫁さんと出逢えたことを、神様に感謝します。
神様がいるかどうかは、知りませんが・・・。
でわ、股!!
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