先日、このようなニュースを目にしました。
彼女は、大学を卒業してから働き始めたばかりの新社会人。基本的に就業時間は9時から17時までと決まっており、ブリエルさんの場合はオフィスから離れたところに住んでいるため、朝7時30分に電車に乗り、帰宅するのは早くても18時15分ほどになるとのこと。また経済的な余裕がなく、職場の近くに住むのが難しいことも説明しました。
これに対しブリエルさんは「(帰宅してからは)何もできない。シャワーを浴びたり晩ごはんを食べたりしてから寝たいのに、料理をする気力さえ湧かない」と話しました。
また、この状況に「本当に動揺しています」と話すブリエルさんは、「仕事のせいにするつもりはありません。ただ、原則9時から17時まで働くだなんて頭がおかしくなりそう」と訴えました。
これを読んで・・・
おい!9時5時(17時)なんて良い方だろ!
とか
俺なんて9時9時(21時)が当たり前だったぞ!
とか
始発出勤の最終帰りもあったぞ!
とか
その割には化粧バッチリでネイルもしてるな!
とか思っても言うと怒られる時代なので、せめて小文字にしておきますが、たぶん、同じように思う方はおられるでしょう。
ただ、そう思う判明、そこそこのハードワークを経験した身としては、確かに家に帰って寝るだけの生活は精神を病み、「自分は何をしているんだろう?」と思うくらいならまだマシで、酷くなれば「自分って何のために生きているんだろう?」となりかねないので、彼女の言い分は十分理解できます。
とか言いながらも、こうも思うのです。
「世紀末がやってきたら、こういう人が真っ先に・・・」
世紀末は極論ですが、例えば戦争なんかで自給自足が求められる時代が来たとき、昔みたいに朝から水汲みして米を炊いて畑耕して家畜に餌をやり洗濯して薪割りして、気が付けば寝る。みたいな生活になったとき、彼女のように泣いても誰も助けてくれないような気もします。
なぁ~んて思うのですが、そもそもそんな時代じゃないし、いろんなものを発明してそうしなくても生きていける世の中を作ってきたのだから、これから先はそんなに働かなくても生きていける時代を目指すべき。
なのか?
というわけで、結局何にも答えは出ないのですが、とにかく考えさせられるお話でした。
でわ、股!!