高倉健さんが謙虚なことは有名で、そんなに詳しくない自分でも知っています。
例えば、映画で共演したビートたけしさんが、こんな感じのエピソードをよく語られています。
映画(夜叉)で共演した時、真冬の撮影現場に、オフにもかかわらず健さんが現れたの。
それで寒いから焚火をするんだけど、健さんが「自分はオフなので・・・」とあたろうとしないの。
それで「健さんがあたってくれないとみんなあたれないですよ」と頼んで、それでやっとみんな焚火に当たることが出来たんだよ。
そんな謙虚な高倉健さんを、後輩である小沢仁志さんが、こう評していました。
謙虚は最大の暴力
これは千原ジュニアさんのYouTubeに小沢さんが出演されたときに「高倉健さんはどうなんですか?」という質問に答える形で出た言葉で、小沢さんが始めて高倉健さんに会ったとき、腰を90度に曲げて挨拶されて、こちらはそれ以上に曲げないといけないけれど(小沢さんが)体が硬くてきつくて・・・、さらに健さんが顔をなかなか上げてくれなくて、やっと顔を上げてくれてこちらも顔を上げたときには汗だくで、それを見た健さんに「君は、暑いの?」と聞かれた。というエピソードです。
詳しくは動画を観て頂くとして、なんだか「なるほど!」と納得というか腑に落ちるというか、そう考えれば前述したビートたけしさんのエピソードも、確かに謙虚ではあるけれど、みんなを焚火にあたれなくするという意味では暴力と言っていいかしれません。
このあとYouTubeでも語られていますが、怖い顔をして肩で風を切って歩いて大声で怒鳴る人も怖いですが、それ以上に謙虚な方が本当は怖いというのも納得です。
というわけで、謙虚に。
でわ、股!!