先日、広島の知事さんに「樽を買った方がいいのでは?」と書きました。
広島の県職員に対し、「国から10万円もらったら寄付してね!」と言ったこと(後に訂正)に対し、広島には『樽募金』という文化があるのだから、まずは樽を買うことから・・・という感じの内容です。
で、「同じ知事でもこうも違うか!?」と思ったのが、山梨の知事殿です。
山梨県の長崎幸太郎知事は24日の臨時記者会見で、新型コロナウイルス対策をめぐって5月分の給与125万円をほぼ全額返上し、「1円」とすることを正式に表明した。
知事という仕事がどういう内容なのか?そして、その仕事内容に対して125万円が高いのか安いのかはわかりませんが、自分にとって125万円は超高給です。
その超高級を全てを返上し、1円でちゃんと働くことを宣言されたのですが、それだけではありません。
1カ月間にした理由を聞かれると「家族の生活も借金もある。まだ家内に相談していない中での発表になった。これから帰ってどうしようかな。家庭内リスクを背負いながら、最大限のこととして決めた」と話した。
なんと!奥さんに相談せずに発表したそうで、このあと帰宅して家庭内戦争が開戦されるかもしれないのに、それより先に発表するとは、なんともカッコイイじゃありませんか。
『世界でいちばん貧しい大統領』と呼ばれたホセ・ムヒカという方が好きなのですが、残念ながらそういう「自分の利益は最小限で良い」と考える人はリーダーの仕事に就くことが少なくて、特に日本では皆無といってもいいような気がします。(自分が知らないだけ?)
なので、今回の山梨県の知事殿の発言は大変うれしいというか、「まだまだ日本も捨てたもんじゃないな!」みたいな気持ちにさせてくれたので、本当にカッコイイ!
ただ、残念ながらこういう発表に対し、「他の知事のことを考えろ!」とか「ただのアピールでは?」といった意見が出てきそうな気がするのもあって、それに対してはわからなくもないのですが、やっぱり残念ですね。
というわけで、山梨といえば・・・で調べてみたら、コチラがオススメだそうです。
カッコイイ!と思った山梨県の知事殿に対し、ブログで書くことくらいしか出来ませんが、せめて山梨県にあるお菓子屋さんを宣伝して、それで回りまわって支援できれば・・・と。
でわ、股!!