まず、実際に起きたことを時系列に並べます。
若い頃から、もし毛髪が乏しくなったら、それを髪型でごまかしたりカツラを着用したりせず、潔く丸坊主にする方がカッコイイ!と思っています。(以下、ハゲたら坊主にする)
先日、小学生の姪っ子に「おっちゃん、ハゲてきたね」と言われたことにショックを受け、「子どもって正直で残酷だなぁ~」と思いました。(以下、姪っ子にハゲと言われた)
というわけで、丸坊主にしました。(以下、坊主にした)
あえて説明すると、若い頃から「ハゲたら坊主にする」と思っていて、先日「姪っ子にハゲと言われた」ので、「坊主にした」となります。
「ハゲたら坊主にする」
「姪っ子にハゲと言われた」
「坊主にした」
で、これを誰かの前で話すとき、どういう順番で話せば面白くなるのか?について、ずっと考えています。
まず、大前提として「人前で話す」ので、「坊主にした」を最後、つまりオチの部分に持ってくるのは違うと思っていて、確かに帽子か何かで隠しておいて「実は坊主にしました~!」ってのは、ちょっと弱い気がするのと、「ハゲたら坊主にする」と「姪っ子にハゲと言われた」の順番は別として、オチである坊主になっていることが予想される話をしてしまった後だと、たぶん面白くないと思います。
なので「ハゲたら坊主にする」を話す順番は最初で、話さずとも見せることで「どうしたの⁉」と食いつかせるのがベストのような気がします。
次に、問題は「ハゲたら坊主にする」と「姪っ子にハゲと言われた」のどちらを先に話すかで、これで悩んでおります。
そこで、どちらかを先に話した場合、聞く人が何を予想するか?を含めて比べてみることにしました。
「ハゲたら坊主にする」⇒「姪っ子にハゲと言われた」の場合
まず大前提に「どうしたの⁉」が話の入り口で、そこから「いや、実は昔からね…」となり、そういう考え方を持っていることを説明してから「姪っ子が…」となりますが、ここで聞く人の予想は「誰がハゲと言った?」になるはずで、話の流れから「自分か他人か?」の2択になるはずです。
そこで自分ではない話をし始めた時点で「じゃあ誰?」となりますので、「姪っ子が…」で話のオチをつけるとなると、姪っ子の詳しい説明を出来るだけ簡素化する必要があり、以下に説明する「子どもは無邪気で可愛いけれど、ときに残酷で…」という部分はカットするか省略せざるを得ません。
「姪っ子にハゲと言われた」⇒「ハゲたら坊主にする」 の場合
こちらも大前提は「どうしたの⁉」が入り口で、そこから「いやぁ、子どもは無邪気で可愛いけれど、ときに残酷で…」と一見無関係な話をすることで、聞く人を「ん?なになに?」と引き込むことが出来るはずで、そのまま「姪っ子にハゲと言われたんですよ~」で軽くオチがついたあとに、「昔からハゲたら坊主にしようと…」と説明して、聞く人は「なるほどね~」で終わりです。
つまり、話としては聞きやすいけれど、面白いかどうか?オチのインパクトは弱くないか?と考えると、こちらがベストだとは思えない部分が残ります。
ここまで読んでくださる奇特なアナタに感謝しつつ、もう少し続けます。
悩んだ末に頭に浮かんだのは、そもそもこのエピソード自体が面白いかどうかは疑問であり、このエピソードをいかに面白く話すか?の議論です。
つまり、大した武器は与えられずとも、それでどうやって勝つか?、いや少しでも多くのダメージを与えるか?であり、「こんな武器じゃ戦えないぞ!」ではありません。
となると、話自体がそんなに面白くない、つまり大したダメージを与えられない武器しかないのであれば、出来るだけスマートに立ち回ることが重要で、出来るだけサラっと話したうえで、聞く人が面白がってくれたらラッキー!くらいで挑むべきだと思います。
つまり、後者の「姪っ子にハゲと言われた」⇒「ハゲたら坊主にする」の方が、大ダメージは与えられずとも、こちらがダメージを受ける(つまりスベる)可能性は低いような気がしますので、こちらに決定します!
というわけで、話の順番はコチラ。
「坊主にした」
「姪っ子にハゲと言われた」
「ハゲたら坊主にする」
昨日
散髪屋で坊主にしました。
そこからずっと
こんなことを考えていたのですが
話す相手がいないので
胸にしまって忘れる前に
書き殴っておきます。
でわ、股!!