いきなりですが、なぞなぞ(クイズ)です。
Q294 pic.twitter.com/XAvW5s0fTR
— クイズで頭を柔らかく (@2days_quiz_quiz) December 21, 2020
答えは最後に書きますので、どうぞ最後までお付き合いください。
さて、なぜ、なぞなぞからスタートしたのかといいますと、先日、母親の通夜のときに初めて甥っ子と一夜を過ごす(ちょっとチガウ?)ことになり、自分と妹の旦那さんはビールを飲みまくり、嫁さんと妹はオカンの生前のときの話や世間話に花を咲かせていたのですが、そこにいた甥っ子と姪っ子は暇で暇で仕方がないので、なぞなぞを出してみたのです。
こう見えてもスイミングスクールでコーチの仕事をしており、長年子ども相手に商売をしてきたプロとして「ここは一丁プロの実力を発揮してやるか!」ということになり、小学3年生の甥っ子ならギリギリ解けるのでは?というレベルと判断した、以下の問題を出してみました。
問題
ニンジンとキャベツとハクサイをミキサーに入れて、ダァー!っと混ぜて出来た飲み物はなぁ~んだ?
で、この問題の答えは『三ツ矢サイダー』であり、その理由は「3つの野菜(ニンジン、キャベツ、ハクサイ)をミキサーでダァー!と混ぜた」から「3つ、野菜、ダァー!」となり、三ツ矢サイダーなわけです。
で、当然ながら問題を知っていればあっさり答えられるのですが、甥っ子も姪っ子(小学1年)も、それどころか妹もその旦那も知らなかったので、結局みんなで考えることになりました。
ただ、もう一度このときのシチュエーションを説明しておくと、大人はお酒や会話に興じており、その間暇で暇で仕方がない子どもたちへの時間潰しのつもりで出したので、あっさりと答えられてはダメなわけで、こちらとしては好都合なわけです。
しかし、答えを知るのが自分だけという状況と全くヒントを出さない伯父さんの行動に、小学3年生の甥っ子の持つ『なんか腹立つ!』という感情に火が点いたのか、それともそれが日常なのか、甥っ子が思わぬ行動に出ました。
お父さん!(妹の旦那)スマホ貸して!
そしてスマホを器用に操りながら、すかさずこう叫びます。
オッケーグーグル!
ニンジンとキャベツとハクサイをミキサーに入れて、ダァー!っと混ぜて出来た飲み物は、何!?
いや、確かに時代は流れていて、今後は情報を記憶する能力よりも、情報に辿り着く(もしくは調べる)能力の方が必要になるとは聞いたことがありますが、まさかこんなに早く、しかも身近なところにやってきているとは思わず、ちょっとビックリしてしまいました。
そして最初は答え(三ツ矢サイダー)に辿り着かなかったものの、何度かチャレンジしているうちに答えに辿り着き、さも自身の脳みそで導き出したかのごとく「三ツ矢サイダー!」と叫んだ甥っ子の顔は自信に満ち溢れており、これで甥っ子の溜飲は下がったと同時に、とりあえず場は盛り上がったのでよかったです。
しかし、甥っ子よ・・・
やはり自分の頭で考えて答えが出たときの方が、さらに脳汁は溢れ出ると思うのだが・・・
そう、伯父さんは思うのだよ。
などと思っていたところに、最初に書いたなぞなぞに出くわしたのです。
つまり、ここであっさりと答えを見てしまったら、オレはグーグルで答えを導き出す甥っ子に何も偉そうなことは言えない!だから自分で考えよう!となりまして、電車を待つホームでじっと考えたのです。
竹と竹の子どもが竹の子だとしたら
9と2の子どもは・・・
などとブツブツ言いながら、次の電車が来るまでの10分ほどでは答えが出ず、さらに電車に乗っても答えは出ず、さすがに降りる駅が近づく頃には諦めかけたのですが、目を瞑れば甥っ子の勝ち誇った顔が浮かぶので、もう一度考えをリセットして、頭を柔らかくして・・・
わかった!
数の子や!
(9と2は数字(数)なので、その子どもは「数の子」)
もちろんその瞬間は脳汁が溢れまくり、電車内にもかかわらず小さなガッツポーズも出たのですが、たぶん、このことを甥っ子に説明しても「フーン、それで?」とか言われそうなので、ここだけの話にしておきます。
でわ、股!!