46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「ABCD」は「エービーシーデー」のハナシ〈mata.〉

長年スイミングスクールでコーチの仕事をやっていました。

といってもオリンピック選手を育てる有名なコーチなんかとは程遠い、どこにでもある普通のスイミングスクールで普通に教える普通にコーチでした。

そんなコーチの仕事を19歳で始めた頃、まず始めに覚えるのがスイミングスクールの仕組みというかシステムで、そのひとつに各クラスの呼び方を覚えないといけませんでした。

といっても曜日と時間を数字とアルファベットで表現して、それを組み合わせるだけなんですけどね。

月曜日-4 木曜日-7 日曜日-S

火曜日-5 金曜日-8

水曜日-6 土曜日-9

14:00~15:00-A

15:00~16:00-B

16:00~17:00-C

17:00~18:00-D

(ちなみに、スイミングスクールによって違いがあるのと、月曜日が1じゃないのは、昔は週2回の組み合わせが月木、火金、水土の3パターンに限られており、月木が1、火金が2、水土が3となっていたからです)

つまり、月曜日の14:00~15:00は『A-4クラス』であり、水曜日の16:00~17:00は『C-6クラス』となります。(厳密にいうと、月曜日の14:00~は『A-1.4』なのですが、ここでは割愛します)

 

さて本題です。

このシステムのちょっとした問題点が「D」の発音で、本来は「ディー」で問題ないのですが、それが「イー」と聞こえてしまう場合があり、そうなるとこんなトラブルが起きる場合があります。

コーチ同士の会話

Aコーチ「Bコーチ!『D-3』の名簿持ってきて!」

Bコーチ「はい!」

~しばらくして~

Aコーチ「ちゃうやん!これ『E-3』の名簿やん!」

Bコーチ「すみません…(いやだって「イー」って言うたやん!)」

みたいなね。

 

そこで「D」を「デー」と発音することにより、そんなトラブルが起きないようにしたのが先人の知恵であり、その知恵を新入りの自分も覚える必要があり、それが今でも染みついているので、しょっちゅう「D」を「デー」と発音しています。

というわけで、「ABCD」は「エービーシーデー」なのです。

ABCの歌

 

で、そんなことをYouTubeでしゃべっていたら、そもそも英語にはそういうのがあると教えてくれました。

ちょっとした英語の雑学です。電話とか綴りを説明するときにAはアルファ、Bはブラボー、Cはチャーリーってカンジでアルファベットそれぞれに読み方があるのです。

確かに昔FPSゲームで遊んでいたとき、「アルファに向かえ!」とか「ブラボーの拠点が敵に奪われた!」とか聞いていましたが、あれは単に戦争用語だと思っていたので驚きです。

正式名称は「Phonetic code」(フォネティックコード)というらしく、自分が知らないだけで世間では普通のこと?みたいですね。

Phonetic Code

 

ということは、前述したコーチ同士の会話はこうなる?

アルファコーチ「ベータコーチ!『デルタ-3』の名簿持ってきて!」

ベータコーチ「はい!」

~しばらくして~

アルファコーチ「ちゃうやん!これ『エコー-3』の名簿やん!」

ベータコーチ「すみません…(確かにデルタって言ってたわ…)」

やっぱり「デー」がいいかな~(とりあえずゴメンナサイ)

 

でわ、股!!