結婚してからなので約25年、かかりつけの歯医者さんに通っています。
町の小さな歯医者さんで、待合室も小さいのですが、必ず最新の週刊プロレスが置いてあります。
もちろん、それが目当てで通っているわけではなく、シンプルにちゃんとした治療が受けられるから通っていますが、プロレスファンである自分としては、ちょっとした楽しみです。
ただ、そのチョイスは偶然というか、例えば近所の本屋さんに「適当に雑誌を持ってきて」みたいな感じで注文した結果であり、歯医者さんの中の誰かのセンスだとは思っていませんでした。
ところが先日、歯が痛くなって久しぶりに歯医者さんに通うことになり、行くとやっぱり週刊プロレスが置いてあることに安心して、名前を呼ばれるまで食い入るように読んでいたら、そこに先生がヒョコっと顔を出し、「あれ?ニシオカさんもプロレス好きなの?」と聞いてこられました。
そこでしばらくプロレス談義となり、最近のプロレス事情に詳しい先生に驚愕しつつ、「先生、いつからプロレス観ているんですか?」と聞くと、「猪木がモンスターマンとやったときは観に行ったよ」と返されたので、もうこれは筋金入りのプロレスファン確定です。
【1977年8月2日】猪木VSモンスターマン 激闘を制し試合後には号泣 | 東スポのプロレスに関するニュースを掲載
つまり、町の小さな歯医者さんの小さな待合室に置かれた週刊プロレスは完全に先生の趣味であり、これも町医者だから出来ること(もしくは許されること)なんだなぁ~と思いながら、その日の治療を終えて帰宅しました。
さて、そこから毎週その歯医者さんに通うことになるのですが、必ずプロレスTシャツを着て行き、プロレス好きをアピールしつつ、先生とプロレス談義が出来ればと思うのですが、すべて空振りに終わり、いよいよ今日で最後という日を迎えました。
そこで「これが最後のアピールだぁー!」ということで選んだのが、こちらのアントニオ猪木Tシャツ。
さすがにこれはに気が付いてくれるだろうと思って、歯医者に行ったのですが・・・
どうやら前回型を取って出来上がった被せ(銀歯?)がうまくはまらないみたいで、結局もう一度型を取ってやり直すことになり、つまり今日が最後ではなく、最後は次回に持ち越しとなりました。
もちろん(?)今回も先生がプロレスTシャツに気付いて、いや、気づいているけれど触れてもらえることはなく、自分としては、もうこれ以上のプロレス好きアピールはない・・・と諦めていたのですが、ありますね。
さすがに怒られはしないけれど、呆れられるだろうな~。
あと、嫁さんも同じ歯医者さんなので、やめといた方が無難です。
でも、天邪鬼な自分としては、ダメとなるとよけいに・・・
でわ。股!!