46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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『ブログ毎日1投稿続けるの挫けそう…』なアナタへのヒントのハナシ

先日、たまたまツイッターで、このような(感じの)発言を目にしました。

Q ブログ毎日1投稿続けるの挫けそうです……どうしたらよいでしょう?

A すぐ引退してください

バレて面倒なことに巻き込まれるのが怖いので、ソースは明かさず原文も多少変えていますが、大体こんな感じの内容です。

で、毎日ブログを書き続ける自分としては、「ちょっとキツイけれど、完全否定はできないなぁ~」というのが、最初の感想です。

例えば「ホームランを打ちたい!」と思う人がいて、それに対して「毎日素振りをすれば?」とアドバイスしたのに対し、「でも、手にマメができて大変だから・・・」みたいなことを言われたら、そりゃ~「やめちまえ!」と言いたくもなります。

という意味で「完全否定はできないなぁ~」と思ったのですが、ちょっと気になって発言されている方のプロフィールを見ると、この方、個人ブログが評価されて某巨大g社で研修したこともあるという、いわゆるブログで成功されている方で、プロフィール欄には『フォロワーの方ブログ相談OK!』みたいなことも書いてあります。

そうなると前述の発言は過去に相談された経験から、遠回しに「こんな質問してくるなよ」という意味があったのかなぁ~と勘ぐってみたりはするのですが、ま、それも愛のムチは必要かな?、などと勝手に深読みしていました。

が!

その方の前日の発言を見て、ちょっと「?」となりました。

情報発信の仕事をしていて思うのが「誰かに光を与えること」が、全ての本質にあるということ。教育でも旅行でも、行き詰ってしまい困ったなという闇夜の状態に、ある1つのランプの光を示せればよい。(こちらは原文のまま)

たぶん、違うことに対して、もしくは違う意味の発言であり、それをこっちが勝手にねじ曲げて解釈しているだけなのは百も承知なのですが、この一文がどうしても気になりまして・・・

行き詰ってしまい困ったなという闇夜の状態に、ある1つのランプの光を示せればよい。

はぁぁぁぁぁっ?

なにが「光を示せればよい」じゃ!

せっかくブログで頑張ろうとしている人に灯った火を消してんのはオマエやろがい!

となりました。

もちろん、この方はブログで成功している方ですから、ただ毎日ブログを書いているだけではダメで、毎日書いた上でのプラスアルファが必要なことをご存じで、そういう意味で「そのレベルでは話になりませんよ」的な愛のムチ発言だったのかもしれませんが、もし、自分がブログを始めた頃に同じことを言われていたら、確実に心はポッキリ折れて、ブログは続けられないでしょう。(今だったら格好のネタですけどね~)

 

というわけで、こちとら全くブログで成功していませんが、とにかく毎日1投稿を続けている人間として、相談された方に届くかどうかはわかりませんが、アドバイスというかヒントみたいなことを書いておきます。

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ハードルが高いから毎日書けない

ブログをやっている全ての人が!とは言いませんが、ネットという世界中で閲覧できるノートに書いている以上、より多くの人に読んでもらうことが目的のはずです。(誰にも見られたくないなら紙のノートに書いてしまっておけばいいですからね)

となると、多くの人が読みたくなるようなブログを目指すのは当然で、そのためには「何」を「どう」書くかが大変重要です。

しかし、それは同時に毎日書くことのハードルとなり、そのハードルが乗り越えられないから、「毎日書けない・・・」となっているのではないでしょうか?

つまり、毎日「あ」から順に五十音順で1文字だけ書いていけば、それだけで51日は『毎日1投稿続けること』は可能で、さらに今度は「A」からアルファベットを1文字だけ書いて、次は漢字の「一」から画数順に・・・って、バカみたいでしょ?

しかし、それをバカにするのは簡単ですが、とりあえずハードルを下げることはできて、毎日書くことが可能になります。

 

必ず「書くこと」が先

もちろんそんなブログを誰も読みたいと思いませんので、今度はブログのレベルを上げることになるのですが、その前に確認しておくのは、必ず「書くこと」が先であり、「レベルを上げる」のは後からになります。

前述したように、ブログは「何」を「どう」書くかが大変重要で、たとえアナタがめちゃくちゃ面白いことを思いついたとしても、それをうまく書けないと十分に伝わらずに終わります。

なので、「何」の部分は後回しでもいいから、まずは「どう」の部分だけに注力して、とにかく書いて書いて書きまくって、面白いことが思いついたときに、ちゃんと伝わる文章になるように準備しておくことが必要です。

 

ブログのレベルを上げる2つのヒント

ここで「こうすれば大丈夫!」と書きたいところですが、確実に「でも、お前のブログ大して読まれてないよな?」とブーメランが返ってくるので、ここから先は、とりあえずでも5年ほどブログを続けている人間として、「こうすれば大丈夫かもよ?」くらいの、あくまでもヒントとしてお読みください。

 

ヒント①「オチ」とか「結論」は不要かも?

ブログを書いていると、最後の部分で手が止まることが多く、その一番の原因が「オチどうしよう?」とか「結論として何を書くか?」です。(特に自分の場合)

しかし、世の中のブログやYouTubeなんかを見回すと、意外とオチも結論もなく、単に「皆さんはどう思われますか?」みたいな感じで終わるコンテンツが結構あって、しかもそれが意外と多くの読者(視聴者)を集めていたりします。

これはたぶん記事のタイトルやサムネ画像といった『間口』が広く、しかし実際に入ってみると中身はスッカラカンみたいな感じなのですが、それでも多くの人の目に触れるコンテンツとなるわけです。

つまり、オチや結論を気にして書けないなら、とりあえず書き始めて最後は逃げるのも、ひとつの手かもしれませんよ?

 

ヒント②「誰かが知りたいこと」だけじゃないのでは?

多くの人に読まれるブログのセオリーとして、「誰かが知りたいことを書く」というのがあると思います。(ありますよね・・・?)

もちろんそれは間違いじゃないですし、その方がブログとしては成功しますが、それを考えすぎてブログを書く手が止まってしまうなら、本末転倒のような気がします。

そこで、「誰かが知りたいこと」は大変重要なのですが、他にもあるのでは?と考えると、自分はこうなりました。

  • 誰かが知りたいこと
  • 誰もが知らないこと
  • 誰もが知っていること

「誰かが知りたいこと」はタイムリーな情報提供で多くの人に読まれますが、その情報を掴むのは簡単じゃないし、タイムリーじゃないと意味がないので、かなり大変です。

で、「誰もが知らないこと」は、凄く難しいように思えるかもしれませんが、アナタご自身のこと、例えば「今日は寝坊した」でも「彼女(彼氏)が出来ました」でも、とにかくプライベートなことを(身バレしない程度に)書くことで、それは「誰もが知らないこと」であり、「何」を「どう」書くか?でいうところの、十分「何」になります。

そして最後の「誰もが知っていること」は、そんなことわざわざ書くまでもない・・・と思われるかもしれませんが、例えば全く聞いたことのない曲よりも、これまで何度も聴いた曲の方がリラックスというか安心するのと同じで、自分が知っている情報を、また別の場所で確認することができると「ほら!やっぱり!」みたいな感じになるみたいです。たぶん。

で、この3つというのは実は『全部』ということであり、つまり何を書いても読んでもらうことは可能なのですが、それぞれがそのことを意識して書けるかどうか?がとても重要です。

たとえば「誰かが知りたいこと」であれば、オチや結論がなくても(とりあえず)読んでもらえますが、「誰もが知らないこと」の場合、「今日は寝坊した」⇒「なのでこんな目ざままし時計を買いました!」みたいなオチというか結論というかが必要で、同じように「誰もが知っていること」も、それについてどう思うか?くらいは書く必要があると思います。

って・・・、それがちゃんと出来ていたら、このブログも、もっと多くの人に読んでもらえるのでしょうけどね・・・はぁ~

 

最後に

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

冷静に考えると、発言にあった『ブログ毎日1投稿続けるの挫けそうです……』という方は本当は存在していなくて、それを勝手に熱くなっているだけかもしれませんが、少なくとも同じくツイッターでこのようなのを目にして、そこそこ長い時間ブログをやっている人間としては、こういう人を応援したくなることもあり、つい熱くなってしまったことをお許しください。

もちろん、多くの人が読みたくなる記事を毎日書くことは大変なことであり、ブログで成功した方もそれがわかっているから「早めに諦めさせた方が・・・」と仰っているのでは?と思っているので、決して一方的に文句を言うつもりではないことを、ご理解いただければ幸いです。

 

あと、本気でブログの勉強をしたい方は、コチラを読まれることをオススメしておきます。

そして、あっという間に抜かれるんだろうなぁ~

 

でわ、股!!