昨夜、近所のコンビニに買い物に行った帰り道、押し車(↓ こんなやつ)を押したおばあちゃんに「あの~すみません」と声をかけられました。
コンビニで買ったのはワイン(アンデスキーパーの赤と白)で、帰ったら晩酌しようと思うくらいで特に急ぐ用事もなかったので、その声に反応しました。
「どうしたの?」
聞くと、体調が悪いのに無理を押して出かけたら、家がわからなくなって困っているとのこと。
「家がわからないって・・・痴呆か?」と思いましたが、それ以上に首が曲がって視野(視界?)のほとんどが下の道路に向かっていて、マンションの入り口がわからないそうです。(後に頸椎を損傷した過去があり、それで首がそうなったそうです)
で、聞くとマンションの名前がハッキリ聞き取れて、それがすぐ目の前のマンションであることを看板で確認できたので、それをそのまま「ここであってるよ」と伝えました。
たぶん、ここでお別れしても問題ないのでしょうが、その首の曲がり具合があまりにも90度に近いので、「これは大丈夫なのか?」となりました。
ということで「マンションの入り口まで一緒に行こうか?」と話しかけ、それに「ありがとう」と返してくれたので、そのまま一緒に歩き始めました。
その間、家に帰っても誰もおらず、息子2人は東京にいて、首は頸椎を損傷する事故にあったことも聞かせてもらいました。
で、無事にマンションの入り口に到着し、エレベーターの乗せたところで8階であることがわかり、そこでお礼を言われてお別れなのですが・・・
「ここでお別れしていいんだろうか?」
「どうせ乗りかかった舟ならば、玄関まで、いや、家の中まで入って・・・」
「いや、しかし、それはやり過ぎになるのでは?」
「ああ、どうしよう、どうしよう」
などとやっている間にエレベーターの扉が閉まり、お別れしました。
果たしてこれでよかったのか?
しかし、このご時世、何がトラブルの元になるかわからないし・・・
というわけで、昨夜のワインがいつもより渋く感じたのは、気のせいでしょうかね?
でわ、股!!