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ゾンビが本当に現れた場合の対策と注意点

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何が起こるかわからない世の中。

予想も出来なかったことが起きる現代です。

もし、ゾンビが本当に現れたら?

ゾンビ映画が好きな人なら1度は考えたことがあることです。

ゾンビの研究されているらしい

日本では馬鹿にされますが海外ではこういうことをまじめに考えている人が結構いて、その人達を支援する人もいるようです。

karapaia.livedoor.biz

いくつかあるゾンビ的病原体の記事を読んでも全部海外の情報なので、信憑性はなんとも言えませんが真剣に考えている人がいることだけは伝わってきます。

自分がこれまでに見てきたゾンビ

自分は怖がりですが、なんとなくゾンビのことが見たい。つまり怖いもの見たさとでも言いましょうか、そんな理由でいろいろな映画や本を見てきました。その中でも一番造詣が深いと言いますか、詳しく表現されているのは『ワールド・ウォーZ』という本です。

WORLD WAR Z

WORLD WAR Z

 

これは小説なんですが、かなり分厚くてボリュームがあります。これを原作とした映画がありますが規模が全く違います。原作は全世界にゾンビが現れて世界各地でどうやって生き残っていくかをその土地の特性を踏まえて書かれています。

例えば、ゾンビは寒いと動きが鈍るから雪山を越えることは出来ないとか、海の中に入ったゾンビはどうなるか?とか、野外を進む場合見晴らしが悪いところは絶対に避けるとか、細かいシチュエーションで考察されているのが面白く、もしゾンビが現れたらどうするべきかを読者に教えているようにも思えてきます。

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ちなみに、このワールド・ウォーZ』の筆者が書いた『ゾンビサバイバルガイド』というものもありますが、これはあまりにもリアルすぎるというか実践的過ぎて、逆に怖くありません。なんだかキャンプに行くときの注意点みたいなノリで書かれていて自分は本屋さんで手に取りましたが想像力をぶった切る何かを感じましたので、買わずに棚に戻しました。そいてこちらも分厚いです。

ゾンビサバイバルガイド

ゾンビサバイバルガイド

 

まじめにゾンビ対策を考える

このような本や映画から学んだゾンビが現れたときの対策を意外とまじめに書いていきます。

パンデミックと認識ずる

自分の知る限りゾンビの最初の原因はだいたい何らかの菌が原因となります。隕石が落ちてそこに未知の菌がくっついていたとか、お猿で実験してたら突然変異を起こしたとか、死なない兵士というゾンビを作ろうと菌を研究していたらそれがバラ蒔かれたりとか、すべて菌です。

で、菌が流行していく様をパンデミックと言いますが、それが起こっていることに気が付かない人がだいたい最初に喰われていきます。もうゾンビ映画のセオリーです。ゾンビ映画の中では有名な『ショーン・オブ・ザ・デッド』という映画では、そこを逆に捉えて主人公がしばらく気が付かないという皮肉ともとれる表現をしています。ナイスです。

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ゾンビ映画を観て笑っているアナタ。実際に自分がその立場になったとき本当にパンデミックとして受け止められますか?この間、自分は近所一帯が停電になった夜、消防車が何台も走っていくサイレンの音を聞きながら「あぁこれはもしやゾンビが現れたか?」と、ひとり考えていました。嫁には言えませんでしたけど。

問題はパンデミックという正式な情報は絶対遅れてやってくることです。政府はそういうことがあっても国民がパニックしないように正式には発表しません。なので、自分で現実に起きている状況を判断してゾンビ対策を始めなければいけないということです。

身内に容赦しない

基本的にはゾンビに噛まれた人はゾンビになります。愛する人が感染してしまった場合、その人はゾンビになってしまうんですが、ゾンビになるまでに一定の時間があるのがお約束です。その間にどんなことをするかが問題です。よくあるパターンはお互いにどちらかがゾンビになったら始末すること、と約束しておくことです。え?独り身?そういう人はゾンビ対策として早めにパートナーを探しましょう。

身内が噛まれてゾンビになる、しかしこれを切り離せない。これは映画の世界です。この部分を映画では人間ドラマとして捉えてゾンビ映画なのにヒューマンドラマ映画に変えてしまいます。この部分が嫌いで自分は『ウォーキング・デッド』を観なくなりました。どうでも良いことでした。すみません。 

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 逃げれるなら人の少ないところ

パンデミックは菌が広がっていくことですから、人がいないところでは広がりません。つまり都会や人の多いところでは広がるのが早く、気が付けば回りはゾンビだらけということになります。逆に田舎だと人が少ないので菌の広がりは少ないということです。

しかし、これにはひとつ問題があります。いくつかの映画では菌が人間以外の動物にうつる表現があります。田舎は人は少ないですが家畜が豊富な場合があります。想像してみてください。養鶏場を。もしあれだけの数のニワトリが菌のせいで凶暴化して逃げ出して襲ってきたら、みなさん逃げ切れますか?あのロッキーは捕まえる練習をしていましたが、私達は逃げる練習をする必要があります。

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ふざけていません。まじめに書いています。まだまだ続きます。

 

篭城するなら覚悟を決める

まず篭城する場所ですが、ゾンビ映画ファンであれば間違いなくショッピングモールと答えます。もしそう答えなかったらゾンビ映画ファンとしてはモグリです。

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後述しますが篭城するポイントとしては以下のようになります。

  • 水と食料が豊富にある
  • 外の様子を安全に見れる屋上がある
  • ガラスに囲まれていない
  • 出入り口が少ない

水と食料さえあればマンションの屋上に近い階が良いのかと思います。今すぐマンションを買いましょう。もちろん賃貸でも構いません。

もし、準備がきちんと出来ていれば篭城は生き残る手段のひとつです。しかし、多くの映画ではそれで失敗しています。それはなぜか?映画として面白くないからです。篭城が成功して問題がなくなるとそれ以上の展開が無くなります。大人の都合です。

例としては、これもゾンビ映画として有名な『28日後…』という映画の中で親子が自宅であるマンションに篭城して安全な暮らしをしていますが、主人公の男女を助けたことによって食糧と水が少なくなり脱出を試みることになります。 

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篭城するするときの問題はこの2つで、まずは十分な 食料と水があるかどうかになります。電気ガス水道は全滅する可能性が高いので缶詰や瓶入りのものしか食べられなくなります。贅沢は敵です。誰ですか?これで痩せれるとか悠長なこと言ってるのは。

もうひとつは、救助を求めている人への対処です。偶然にも現れた人を招き入れるのかどうか、偶然現れた人なら居留守を決め込むことも出来ますが、知り合いの場合は困ります。入れてあげれば良いのですがそのときに失敗して噛まれちゃうことも多く見られます。その人が有力な情報を持っている場合もあり。判断が難しいところです。

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逃げる場合、最新の車は要注意

もし、篭城を諦める場合や何らかの情報で安全な場所があることを知った場合など、外に出て逃げる必要があります。その場合に車を使う場合には十分な注意が必要です。それは最新の車だと自動ブレーキが付いていてゾンビをバーンと轢こうと思ったら、キィィィー!って止まるはずです。よね?id:mt-kiryu さん。

未来って誰にもわからないんですよね? - 働けおっさんブロガー

最近の心配事はゾンビが発生しても自動ブレーキ搭載の車だと引きこ…いや、なんでもないです。

2016/06/20 17:35

b.hatena.ne.jp

あと、車だと間違いなく渋滞が起きるのも問題です。主要道路には車が溢れ逃げられない怒りや焦りから人間同士が罵り合うようになり争いが起きて・・・人間の方が怖いよねってのもゾンビ映画のよくあるテーマです。でもそれは映画の話で現実は渋滞に巻き込まれたら移動できなくなります。

自分ならなんとか船を探してそれに乗ればどうだろうとか思っています。もちろん川や海が近くに無いと話になりませんが、船の運転は難しいでしょうがエンジンさえかかれば多少ぶつかりながらでも岸から離れれば安全です。ただし、海の中を歩くゾンビもいますので、これも完全ではありませんが・・・。

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ゾンビ対抗する武器について

これについては賛否あるかもしれませがゾンビを倒すことは考えない方が良いと思います。ゾンビ映画では銃で撃ったり斧で殴ったりしていますが、あのような武器を振り回すことに慣れている人は限られているでしょう。だいたい日本では銃は入手することすら出来ませんので即却下です。他に見るのはバットを持つことですが、木製のバットじゃないと殴ったときの威力は低いはずです。当たり前ですがカラーバットではダメです。

前述の『ワールド・ウォーZ』の日本を舞台にした場面では刀を持った凄腕の人が現れますが、日本だからって真剣を持っている人も限られます。もし、対抗する武器として本気で用意するのならコチラのほうが良いでしょう。

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 刺股と書いて、さすまたです。とりあえずこれで逃げ道を確保するくらいであれば良いと思います。映画や小説のように脳を破壊するのはかなりの腕が必要ですので、諦めるほうが無難です。

 ゾンビ論の最大論点

さて、ゾンビが本当に現れた場合の最大の論点について書いていきます。

それは、ゾンビを語る上でも避けて通ることが出来ないことです。

  • ゾンビが機敏な行動をして早く走れる
  • ゾンビがノロノロ動いてゆっくり歩く

これはゾンビ映画の歴史の中では大きなポイントで、それまで歩いていたことを否定するかのごとく、走るゾンビが現れました。(これが最初かどうかは知りません。スイマセン) 

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それまではノロノロ動いて歩くゾンビを見て『これなら逃げれるじゃん』なんて言っていた人も走るゾンビの登場で何も言えなくなります。これまた有名なゾンビ映画の『ゾンビランド』の冒頭でも語られます。ゾンビに対する注意として走ってくるゾンビから逃げれるだけの脚力がないと喰われます。って。ランニングの習慣が必要ですね。 

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しかし、昔からゾンビ映画に慣れ親しんでいる人はこれに対して異を唱えます。やっぱりゾンビはノロノロしていて集団でジワジワ来るからこそ怖いわけで走ったらダメでしょ。というわけです。そしてこのファンの意見の背中を押したのは、ゾンビ映画の父とも言われるジョージ・A・ロメロ監督がこう語ったことです。

『28日後...』(ダニー・ボイル監督)はゾンビ映画じゃないから許せるが、『ゾンビ』のリメイク版(『ドーン・オブ・ザ・デッド』)でゾンビが走るのは解せないよ。まあ、リメイクで儲かったけどね(笑)」

そうです。儲かったらいいのです。父が言うんですから間違いありません。

走るゾンビか、歩くゾンビか。これはゾンビが現れてくれないとわかりません。しかし、現れたときのための対策として考えるのであれば、ゾンビが走ると想定して対策を考えておく方が良いでしょう。なので走ると思っておく。自分は歩く派だけど。

ゾンビは何に反応する?臭い?音?

これもゾンビ映画によって判断が様々ですが、登場するゾンビによって対応が変わってきます。ゾンビが人間を食べる為に探している場合、生肉が欲しいわけですからその臭いを嗅ぎつけて人間に辿り着くという説と、単純に音がする方に向かえば人間がいるという説があります。

これは、『ウォーキング・デッド』だったと思いますが、ゾンビの肉を人間に塗りつけて臭いでごまかしてピンチを脱出するという場面があります。ここからゾンビは臭いを嗅ぎつけていることがわかります。しかし、音で反応するのはどの映画でも描かれていますのでこれも外すことは出来ません。つまりゾンビは目と鼻と耳で人間を探していると思っていいでしょう。加齢臭プンプンのおっさんは真っ先に見つかりそうです。くんくん。

ゾンビが現れたときのまとめ

  • 出来るだけ早くパンデミックと認識ずる
  • 身内に容赦しない
  • 逃げれるなら人の少ない田舎に向かう
  • 篭城するなら覚悟を決める
  • 逃げる場合、最新の車は要注意
  • 戦おうとしないで逃げる
  • 早く走れるようにしておく
  • 音と臭いで追っかけてくる

エンディングは軍の救助か全滅

多くのゾンビ映画の最後はバッドエンドか不明瞭な終わり方です。例えばゾンビに囲まれて終わりだとか、ヘリコプターで孤島に辿り着いたけど水も食料も少ないとかいろいろありますが、ここから先を不安視させる終わり方かつ、ゾンビを全滅させることが出来ずに終わることが多いようです。

ただし、それと双璧を成すのが軍隊による救出でエンディングを迎えるものです。もっと軍隊の出動が早ければ!というツッコミは置いといて、軍隊の出現により解決しました!となるんですが、これはあくまでも映画の話です。もしゾンビが本当に現れたら武力で対応できるのでしょうか?

日本の武装集団と言えば警察と自衛隊ですが、問題は警察と自衛隊が手を組んでくれればいいですが、仲たがいしてしまいそうな気がします。自分達としたら守ってもらえればどっちでもいいんですが、果たして今の自衛隊が対ゾンビ用の訓練をしているかどうか・・・。

本件を映画で学ぶとしたら 

前述の『28日後…』の続編として作られた映画ですが、この映画は一旦パンデミックが収束している場面が描かれています。軍隊が管理し生存者が生活する区域と立ち入り禁止区域を分けることでパンデミックをコントロールしていました・・・がというのがこの映画の面白いところです。

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ゾンビ映画の本当に伝えたいことは? 

まだ終わりません。そう!まるでゾンビのように!

最後にゾンビ映画のテーマというか描きたいことを書いてみます。これは、特にゾンビ映画の父、ジョージ・A・ロメロ監督の映画で語られることですが、『結局人間の方が怖くない?』というテーマがあります。人間からするとゾンビは人を襲い喰らいつくしていく恐怖の対象です。

しかしある時から、そのゾンビに対して家畜のように飼いならそうとしてみたり、銃のターゲットにして遊んでみたり、首吊りにしていつまでも動くのを見ていたり、人間のほうが残虐であって、ゾンビのほうが純粋である。というような描写をしています。

つまり、パンデミックが起こりゾンビが現れたときに、ゾンビから身を守る前に人間同士が争い自滅してしまうのではないか?ということが懸念されるわけです。果たして、本当にゾンビが現れたとき人間である私達は最後まで人間であり続けることが出来るのでしょうか?

 

 最後に

ゾンビが本当に現れた場合の対策と注意点として書かせていただきました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。今回自分のこれまでのゾンビ映画や小説で学んできたことを全てぶつけるつもりで書きましたが、まだまだ不勉強の為、事実と異なる部分や、あいまいな点があるかと思いますが、予めご了承ください。

また、ゾンビ映画のうんちくにおきましては第一人者のブログサイトがありますので、そちらを貼っておきます。

ZOMBIE手帖ブログ

 

 でわ、股!!

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