年１回のマンションの最大のイベント『夏祭り』
どうも、マスクド・ニシオカです。自分は大阪市内のマンションに住んでおります。結婚して嫁と二人で住むようになり、もう２０年になります。マンションの歴史は古くマンションが建ってから４０年が経過しています。マンションは６００戸近くあり、１０００人以上の住人がいるはずです。
そんな歴史あるマンションの住人の夏の楽しみは『夏祭り』です。画像のようにテーブルとイスが用意されまして、ちょっとしたステージが現れます。これ、昔は立派なやぐらが組まれて盛大に２日間行われていましたが、今ではやぐらも組まれず開催日も１日だけと規模縮小されています。これは、祭りの場所の関係でもともと駐車場の場所をその期間だけ車を別の駐車場に止めてもらって祭りの場所を確保しています。車を別に止める場所が確保できなくなっているのが理由で、確保するお金と止める場所の数の問題があるようです。
さて、その２０１６マンション祭りが今年も行われましたが、普段の自分、画像付きの食レポや旅レポなどを行わない自分であれば、このような祭りレポートを書かないのですが、今年の祭りでは、ちょっとだけ面白いことが起きましたので、書いていきます。ちなみに、このようなちゃんとした内容は期待しないでくださいね。
人間観察はおもしろい
ちょっとマンションの祭りから離れます。大丈夫、きっと戻ってきます。たぶん。
昔から、人間観察をするのが好きです。人間観察の面白さは自分が語る以前に多くの人が知っていることなので、別のここでそのことは書きません。しかし、人間観察というものを人がどう捕らえるかはわかりません。人を見下しているとか、馬鹿にしているとか、ゲスいとか、そう思われるかもしれません。でも、それでも止められない。そんな面白さがあるのです。例えば、嫁と居酒屋に行きます。嫁がしゃべりかけてきますが、自分は他のお客さんを観察しています。それで嫁がよく怒ります。それでも止められません。人間観察最高。
４６年間生きてきて記憶に残ること
これまでに面白かった人間観察を書いてみます。ただ、人間観察とは違うかもしれませんが、気にせず書いてみます。
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真面目な上司がオナラをしてしまい・・・
真面目な上司がいました。仕事熱心で熱血漢タイプの人です。ある日、その人がスタッフたちの前で話していました。特に難しい話ではありませんが、仕事の話です。スタッフも真面目に聞いていました。そのときに上司が何らかの理由で前かがみになります。そのときに『プッ！』とオナラをします。でも、スタッフは笑いません。そういう空気が流れていたからです。しかし、次の瞬間その上司が声を漏らします。『あ゛っ』このひと言で笑いを堪えていたスタッフは笑いを抑えることが出来なくなりました。
急にシャワー出て来て・・・
スイミングスクールに勤めていましたので、シャワーがあって当然です。自分たちもお客さんも同じシャワーを使います。そして、朝一番のレッスンでシャワーを使うと冷たい場合があります。配管に溜まった水が冷えていて暖められた湯が出るまでのタイムラグです。なので、事前準備としてお客さんが使う前に一度シャワーを出しておきます。ある日、午前中のレッスンがあって事前準備としてシャワーを出しました。当然そこに出ている水は冷たい水です。すると、そこにたまたま部下のスタッフが水着姿で入ってきました。まさかのタイミングで出始めたシャワーを急に止めることが出来ません。当然、冷たいシャワーを浴びた部下は『冷た！』と言って飛び上がります。悲劇なので笑ってはいけないのですが、その後もずっと笑いが止まりませんでした。
永遠と続くシャンプーはよくあるけれど・・・
３歳から水泳を始め、中学高校も水泳部に所属していました。中学生のとき、夏休みもクラブの練習で学校のプールに行きます。中学生といえばちょっとだけ背伸びのしたくなる時期です。練習の終わった後プールでシャンプーをすることが、その当時のせめてもの背伸びでした。なぜかその頃、トニックシャンプーが流行りまして男子は全員マイトニックシャンプー持っていました。あの、洗うと頭がスキッとするトニックシャンプーです。そして、シャンプーといえば頭を洗っている人の横からシャンプーを追加することで永遠と泡が無くならない遊びがあります。これはよくある古典的なお遊びです。しかし、それでも物足りなくなったひとりの男子が思いつきます。
自分たちの中学校では水道の回せる蛇口を上向きにして、盛大に水を放出してシャワーとして利用していました。そして水着を着たままです。当然ながら後方部は無防備となります。そこでひとりの男子が、トニックシャンプーを手に頭を洗っている人に近づきます。だれもが『どうせ、頭にかけるんだろう』と思っていました。しかし、近づいた男子は頭を洗っている人の尻の部分にトニックシャンプーを垂らします。そうすると・・・数秒後、垂らされた人は飛び上がります。『肛門がめっちゃスースーする！』意表を突かれた自分たちは大爆笑しました。
後日談、そのくだらないことを思いついた男子に聞いてみると、調子に乗って半ケツ出してる人に何かやってやろうと思ったそうです。最近は違いますが、この頃に水泳をやっている人の水着は女性はハイレグ、男性は半ケツが普通でして。その頃はそれで抵抗を減らせると信じられていて、その角度は過激なものでした。男性の場合はわざと小さめの水着をはくことで半ケツ状態となります。しかし、必要以上に小さい水着をはいて男性をアピールする人がいて、男子たちはこれに対して異を唱えていました。心の中で。そこで、これを成敗することを男子は思いついたようです。
「水着が小さすぎて、尻の割れ目が出すぎているからそうなるんや！」と正論だかやっかみだかわからないような名セリフも飛び出しました。
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帰ってきたマスクド・ニシオカ
祭りの話に戻します。この祭りは住人たちが持ち回りでいろいろな祭り運営の仕事をボランティアで行います。昨年、この仕事を嫁がやることになりました。仕事内容は女性部としてビールと食べ物の販売です。そのシステムは大まかにこんな感じです。
- 食券の販売（もちろん手動です）
- ビールをサーバーから注ぐ
- フランクフルトを焼く
- 焼き鳥といなりと唐揚げを出す
話し合いの結果、嫁はビール係になりました。というのも自分（旦那）がビール係なら手伝う！と宣言していたからです。ビール好きがサーバーを扱えるのは至極当然の喜びです。しかも、自分も自腹ですがビールを飲みながら参加できるわけですから文句はありません。昨年は天候にも恵まれビール３００杯全てを売りました。
今年は祭りに参加する側
昨年は運営のお手伝いをする側でしたが、今年は参加する側です。祭りは夕方から始まりますが、少し早めに行って席の確保をします。しかし、始まってビールを１杯飲み終えるまでに雨がポツポツと降ってきました。しかし、雨が強くなってきたので退避して家に戻ることにしました。
雨の降る中で食券の販売
家に戻ってベランダに立ち、ビールを片手に祭りの様子を眺めます。雨はそれほど強くないのですが、ずっとカミナリが光っています。なので祭りを続けるかどうかの判断も難しくなります。大変なのは、食券を販売する女性部の人です。雨が降ってきたので係の人も退避すればいいのですが、食券を求めて並んでいた人たちはせっかく並んだ時間を無駄にしたくないので並び続けます。さすがに食券とお金が濡れるので、大きな木の下に退避することになり、まさにてんやわんやの状態です。
こうして、ベランダから祭りの様子と人間観察の一夜が始まったのです。
雨が小雨になり祭り再開
雨が小雨になりましたが、アルコールに弱い嫁はビール一杯でダウンしており戦力外となりました。ひとりで祭りに参加することも出来ますが、このままベランダで人間観察を続けることになりました。そうこうしていると、マンションに２台の車が入ってきました。先に入ってきたのは宅配業者のトラックです。そして、その後に救急車が入ってきました。しかし、祭りで急病者は見当たりません。どうやら住人に何かあったようです。しかし、救急車はサイレンを鳴らさずに入ってきたので誰も気が付きません。救急車から隊員が３人マンションの入り口に消えていきました。
ベランダからははっきりと見えませんが、救急車には誰も乗っていなかったのかもしれません。そうこうしているうちに先に用を済ませた宅配業者のトラックが出て行こうとします。しかし、救急車が道をふさいでいて出ることが出来ません。マンションには車の出入り口が一箇所しかありませんのでそこを通らなければ出ることが出来ません。こんな感じです。
普段であれば、この祭り会場が通れるのでトラックが回り道すれば回避してマンションから脱出できるのですが、今日は残念ながら年に一度の祭りの日でしたので、なんて日に来ちゃったんだろうと思っているんだろうな、と妄想が始まります。そして、この２台が向かい合っている状態だったのが、自分にとっては面白い光景に見えました。
いや、不謹慎だと言われるのは十分わかっています。誰かが急病か体調を崩したかで救急車が来ているわけですし、宅配業者も仕事として配達しているわけで１分１秒でも惜しいはずですから急いでおられるはずです。ただ、そういうのを笑っちゃいけないと思えば思うほど面白くなるので仕方ありません。ゲスい自分で本当にごめんなさい。
結局、５分ほどで救急車の隊員が戻ってきてバックしてトラックに道を譲る形になって一件落着となりました。もちろん、それ以上のトラブルは何も無しです。
そんなことを肴に酒はすすむ
他にも人間観察をして面白いことがあったはずなんですが、記憶が定かではありません。なんせ、ベランダで飲み続けてビール３杯と缶チューハイ５本と白ワイン１本空けてベロベロになっていました。やっぱり年を取ると弱くなるもんですね。さすがに部屋に戻って寝てしまいました。あぁきっと何かもっと面白いことがあったはずなんだけどな～。
最後に
もしかすると『人間観察』の意味を履き違えているかもしれませんが、他人を見ていると面白いものです。しかし、当然ながら自分も他人から見られているわけで、笑われてもいるんでしょう。でも、それでその人が喜んでくれるなら、それで良しとしますし、自業自得でもありますからね。今後も自分は人間観察を続けていきたいと思います。というか止められません。
でわ、股！！
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