先日、たまたまネットでこのような記事を見つけました。
「板倉俊之って、お笑いコンビインパルスの板倉さんだったりして・・・」くらいのつもりで読み始めたら、本当にインパルスの板倉さんで驚きました。
(それでもニセモノの可能性があるネット社会ではありますが・・・)
で、読み始めてすぐに「ホンモノの板倉さんだ!」となって、『必要のない仕事』というタイトルと、TVで見る限りネガティブで細かい性格とお見受けする板倉さんのことだから、この記事の内容はこんな感じじゃない?と思いながら読み進めました。
「お笑いなどの娯楽関係の仕事は、有事(地震など)があったときには何の役にも立たない、必要とされない仕事だと思っていたけれど、実はそんなことなかった」
で、大正解。
もちろん、こんな数十文字で伝わらないような細かいニュアンスがありますので、是非、本文を読まれることを強くオススメします。
さて、私事で恐縮ですが、自分もプロレスゲームの実況動画をYouTubeで公開するという、世間からは「それって仕事?」と呼ばれるようなことをやっておりますが、果たしてそれが必要とされているかどうかは、疑問というか自信がありませんでした。
ただ、そんな自分に会うためだけにわざわざ東京からやってくる人がいて、その人から直接「アナタは本当に凄いことをしているんです!」と熱く語られたら、そりゃ~必要とされていると信じざるを得ません。
しかし、残念ながら板倉さんと大きく違うことは、同じように「実は必要とされている仕事をしているんだよ」と言われても、そこで生まれるお金の額の違いには悲しくなりますが、それを言うともっと悲しくなるので、言わないでおきましょう。
ところで、この記事の最後には、こう書かれています。
ただやっている本人に自覚がないだけで、きっとどんな仕事も、見知らぬ誰かの救いになっている。
確かにそう!仰る通り!
しかし、今回の記事とは無関係に、以前よりそのネガティブさから「腐り芸人」と呼ばれる感じが好きな板倉さんに噛みつく気は一切ないのですが、この一文には「果たしてそうだろうか?」と思いました。
例えば『オレオレ詐欺』。
これが、悪い人から金を巻き上げて、それを弱者に配るネズミ小僧的なことであれば「誰かの救い」になるでしょうが、頭は良いけれど心根の悪い人が普通の人から金を騙し取るだけであれば、果たして誰が救われるんだろうか?、確かにそのお金で何かが売れれば商売やっている人は救われるのかもしれないけれど・・・というのは考えすぎですかね?
もちろん、そもそも『オレオレ詐欺』は犯罪であり、仕事とは呼べないとなると、振り上げた拳を静かに下すことになるのですが、他にも何か、本当の本当に必要のない仕事があるのでは?と思っちゃうのです。
というわけで、自分のやっていることも「それって仕事?」と言われないように、さらに精進していく所存でございますので、もしよろしければ。
でわ、股!!