正確には『アドレナリン』なのか『ドーパミン』なのかわかりませんが、とにかく脳に汁がピュ~!と流れたことは間違いありませんので、報告しておきます。
さて、昨日、我が家でちょっとしたトラブルが起きました。
トイレが詰まって水が溢れて床がビチャビチャになったことを「ちょっとしたトラブル」と言っていいのかどうかわかりませんが、とにかく事件ですよおかみさん。
どうしてそうなったかを細かく、しかも臨場感あふれる感じで書くとなると文才が問われるので、無難な箇条書きにするとこんな感じです。
- 自分が訳あって大量のトイレットペーパーを流そうとする
- トイレットペーパーが流れずに詰まる
- レバー(小)で様子を見るがじわじわ流れるだけ
- 嫁さんに報告する
- 嫁さんがレバーを(大)に回してしまう
- 見事にトイレから水が溢れ出す
この緊急事態に、普通の会社に勤めていた嫁さんは右往左往しますが、長年スイミングスクールのコーチとして水回りの仕事(普通のトイレ掃除からチビッ子の後始末まで)を散々こなしてきた自分としては、「いま何が起きていて、どうすれば解決できるか?」が自然と頭の中で展開されます。
まずは溢れた水をタオルやキッチンペーパーでふき取り、あとは詰まったトイレットペーパーを流せば問題解決!となると・・・「アレだ、アレが必要だ」ということになりました。
通称『すっぽん』、正式名称『ラバーカップ』。
しかし、幸か不幸か我が家ではこれまでの25年間ですっぽんを必要とする事態にはなったことがなく、どこをどう探しても無いことはわかっているので、次は「どうやって手に入れるか?」という問題が起きます。
が、それも脳汁たっぷりの頭でカチャカチャチーン!てな具合に展開されて、「買うか?借りるか?」の2択が浮かび、さらに「買うならどこ?」と「借りるなら誰?」といった具合でぐるぐる頭が回ります。
で、まだ朝の8時だったのですが、「もしかしたら24時間営業の百円均一ショップかコンビニにあるかも?」と家を飛び出したとき、ふと管理人室が目に入り、ダメ元で「あの~かくかくしかじかでして・・・」と聞いてみると、すんなり「あ~ハイハイ」といって貸してくれました。
どうやらよくある話みたいで、たまに借りに来る住人がいるそうです。
で、借りたすっぽんを手にUターンして、まるでエクスカリバーを手にした勇者のごとく鼻の穴全開で嫁さんに説明して、すぐさま詰まったトイレをスポスポします。
業者の方に教わったコツとしては、出来るだけトイレに水が溜まった状態で、すっぽんで排水口を塞いだら、あとはズッポン!ズッポン!と激しく動かすのではなく、スポスポスポという感じで細かく動かして、水で詰まったトイレットペーパーを崩すようにすることです。
すると徐々に水位が減っていき、恐る恐るレバーを(小)に回しても大丈夫、そして(大)に回して流れを確認した瞬間、脳に流れた汁のレバーも(全開)となっておりました。
たぶん、これをお読みの方には「トイレの水が溢れたぐらいで何を・・・」と思われるでしょうが、会社勤めを辞めて5年ほどが経過し、それまで毎日何らかのトラブルを解決してきたのが、まるでノートラブルで平和な生活をしていると、今回くらいの出来事でも脳に汁がピュ~!と流れるのでしょうね。
というわけで、「久々に仕事した~!」というお話でした。
ん?今回のトラブルの原因となった「自分が訳あって大量のトイレットペーパーを流そうとする」の詳細ですか?
それは聞かない方が・・・
でわ、股!!