東京の24時間営業のお弁当屋さんに深夜に訪れた酔っ払い客が、暴言を吐いてお金を投げつけた挙句、謝罪にきたニュースの件です。
お弁当屋さんで店員を怒鳴りつけるなどの迷惑行為をした“あごマスク”の男性。2日の夜、菓子折りを持って、店を訪れたことが分かりました。
そもそもこのお弁当屋さんでは、弁当の在庫の確認などを目的に24時間YouTubeでライブ配信を行っており、当然、この事件の様子もリアルタイムで全世界に配信され、同時に映像が証拠として残っております。
ちなみに、配信に関してはお店の前にPCのモニターがあって、配信されていることを事前に告知しているので、店を利用する方は了承済みとなるようです。
で、ニュースの報道では顔にモザイクがかかっていましたが、当然生配信にモザイクがかかるわけもなく、深夜に訪れた酔っ払い客2人の顔はバレバレであり、怒りに火のついたお弁当屋さんは、その画像とともに警察に被害届を出したそうです。
そして騒動から8時間後、酔っ払い客の一人が菓子折りを持って謝罪に訪れましたが、お弁当屋さんとしては許す気も示談に応じる気もなく、警察に自主を勧めて終わったそうです。
でね、こういうのを見聞きすると、自分も酔って失敗したことが腐るほどあるので、一概に「何やってんだ!」みたいなことを言える立場ではありません。
ただ、このニュースを見て言えることがひとつだけあって、それが菓子折りの扱い方。
謝罪の際に菓子折り持参で行くのは構わないのですが、それを最初にチラつかせるようなやり方は、絶対にダメ!
あくまでも謝罪の気持ちが先であって、それで、もし許してもらえたら、そのとき初めて「これ、つまらない物ですが・・・」と言って受け取ってもらうのが礼儀であり、最初から「菓子折りを持ってきので・・・」という感じで行くのは、謝罪を受ける側からすると「菓子折り持ってきたんだから、許してちょんまげ~」みたいな感じで、逆に腹が立ちます。
なぁ~んて、これもわかった風に書いておりますが、これもさんざん失敗して経験を積んで覚えたことで、まだペーペーの頃、お客さん(子ども)が施設内で歯を怪我してお見舞いに行ったスタッフがケーキを持って行ったことに、責任者が「歯が悪くて食べられへんやろがー!」とブチギレしているのを目にして、自分は怒られずに済んでホッとすると同時に、覚えたことです。
というわけで、世の中コロナ過のおかげでイライラすることが多いですが、今後は菓子折りを持って謝罪に行かないで済むような人生を歩んで頂けたらと思います。
ま、思うだけで何にもしませんが。
でわ、股!!