46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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伊集院光さんによる「回り回って・・・」のハナシ

先日、敬愛する伊集院光さんがオードリーの番組(あちこちオードリー)に出演していて、思わず「わかるわかる!めっちゃわかる!」と思うことがありました。

そのとき出演していたのはオードリーと漫才コンビの見取り図で、話の流れから「長く残る芸能人の特徴」というテーマになり、その中で一番ベテランの伊集院さんが即応した答えは「面白くて良い人」で、もちろん面白いことが大前提であり、面白いけれど嫌な人は消えていく印象があるそうです。

で、そこから伊集院さんがこう言うのです。

「って、回り回って俺良い人って言ってる・・・」

その瞬間、他の出演者から総ツッコミが入ります。

「考え過ぎですよ!」

「思いもよらないですよ!」

「この一瞬で思わないですよ!」

「そんなことないですよ!」

「なんか伊集院さんが日本一のメンヘラに見えてきた!」

番組としては、ここで笑い声が起きて盛り上がるのですが、これを観た自分は「わかる!わかるー!」と思うのです。

 

例えばこのブログを書いているとき、世間の出来事に対して「こう思う」とか、自分の身の回りで起きたことを「こんなことがありまして」などと書いているとき、あくまでも自分の意見なのだから好きに書いたらいいのに、書きながら「それを書くということは・・・」みたいな思考が働いてしまいます。

で、それがマイナスに働くのは、その「思っちゃったこと」には触れずに書ききればいいのに、それを書かないとダメな気がして書いてしまい、そうなると結局何が言いたいの?みたいな感じになってしまっています。

今回でいえば、伊集院光さんの意見に共感したことに対し、ただ「わかる~」と書ききればいいのを、頭の中で「って、伊集院光さんと同じ考え方であることを自慢してることになる?」みたいな思考が働いてしまって、ね?、結局何が言いたいの?ってなるでしょ?

 

これってたぶん「自意識過剰」とか「繊細さん」とか、それこそ「メンヘラ」なのか、自分ではなんとなく「そんな感じかなぁ」くらいにしか思いませんが、そのときの出演者の方ガの総ツッコミを見ると、間違いないのでしょう。

もちろん番組ですから、他の出演者の方々によるツッコミは演出(もしくは編集)であり、中には「あ~わかる~」と思っている出演者の方がいるかもしれませんが、ここでもまた「それも演出なのでは?」みたいな思考が働いてしまって、堂々巡りですね。

 

というわけで、自分でもわかってはいるんです。

そんな風に思っているのは自分だけで、そんな自分を他人は全然気にしていないと。

でも、なぜか気になっちゃうのです。

たぶん、みんなパフェとか食べているんでしょうけどね。

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

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でわ、股!!