本来であれば、今日は飲みに行く予定でした。
相手は3人の若者で、3月の末にクビ(契約解除)となった週に2回の仕事で出会った人たちです。
残念ながら会社からは「不要」と判断されましたが、自分の仕事ぶりを見てきた若い人たちは「必要」と思ってくれていたみたいで、せめて最後にじっくり話を聞きたいということで、「じゃあ、飲みに行くか!」ということになっていました。
しかし緊急事態宣言の延長により、それも出来なくなりました。
そこで、ここに書いて届くかどうかは分かりませんが、メッセージを残しておきます。
「3人の若者たちへ」
私たちが出会ったのは、スイミングスクールのコーチという、ちょっと特殊な仕事です。
しかし、自分はクビになって、みなさんもこれから違う仕事を目指しているので、たぶん、仕事を介して再会することはないでしょう。
もちろんそれで構わなくて、これから社会に出て、新しい職場や組織で出会う人たちに顔と名前を覚えてもらうことの方が大事です。
しかし、残念ながらみなさんは、それぞれの新しい仕事で、成功もすれば失敗もするでしょう。
そして、その新しい職場や組織で「成功したときに寄って来る人」「失敗して離れて行く人」様々な人が現れたり消えたりします。
そんな時、とにかく「失敗したときに傍にいてくれる人」を見つけてください。
成功したときに寄って来る人が100人いるよりも、失敗しても離れずに傍にいてくれる人が1人いれば、それで十分です。
しかし、どうしてもそんな人が見つからないとき、いつでも電話してきてください。
もちろんお金なんてないし、仕事を助けることも出来ませんが、話を聞くくらいは出来ます。
というわけで、今後みなさんから電話がかかってこないことを願っています。
本当にありがとう。
でわ、股!!