46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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母親が亡くなった悲しみはジワジワやって来るハナシ

母親が永眠して1週間が経ちました。

で、こういうことを書くと「人でなし!」みたいに思われるかもしれないのですが、実はあんまり悲しくないというか、あまり実感がわかないのです。

いや、もちろん母親がこの世からいなくなったことは悲しいですし、母親が眠る棺を花で埋め尽くしたあと、係りの人から「これで蓋をしたらもう開けることは出来ませんので、最後にしっかりとお顔を・・・」という言われてグッときて自然と涙がポロポロしたのですが、その後「心の中にポッカリと大きな穴が・・・」みたいには、ならないのです。

たぶん、結婚して実家を出てから約20年、年に数度しか会わない生活を続けてきたので、「会わないことが当たり前になっているからかなぁ~」みたいなことを思ってみたり、あとは斉藤由貴の『卒業』の歌詞にある『でも もっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの』を思い浮かべたものの、さすがにそれには「親の死より悲しいことって、なんじゃい!」と自分で自分にツッコミを入れるしかありません。

しかし、かといって「無理矢理にでも悲しまないと・・・」というのもまた違う気がするので、出来るだけ自然に任せるようにしているのですが、「ちょっとオレやばいかも?」と思うようになりました。

ところが先日、晩ゴハンを食べながらTVで観ていて葬儀屋さんのCMが流れたときに、ふと、「ああ、そっか、オカン、もういないんか・・・」みたいな感情になったり、長年やっているスイミングスクールのコーチの仕事をしているときに、担当したチビッ子が「ママー!」と泣いているのをあやしながら、「ああ、もう会われへんねんな・・・」みたいな感情になったりして、ジワジワと悲しみが沁みてきました。

ま、そういうもんなんですかね?

 

でわ、股!!