正月なので、自分と嫁さんの実家に行きます。
そのとき自分と嫁さんの兄弟（姉妹）も集まるので、甥っ子や姪っ子もやって来ます。
自分たちには子どもがいないので、甥っ子や姪っ子の成長は楽しみのひとつです。
今から十数年前、嫁さんの方の甥っ子とサッカーゲーム（ウイニングイレブン）で対戦しました。
まだ小学生だった甥っ子相手にボロ勝ちして、大人の威厳を示しました。
子どもには、どこか「大人に勝ちたい！」という気持ちがあるのでしょう。
普段の生活では勝てない相手でも、「ゲームなら勝てる！」と思っているのでしょう。
しかし、大人の中にもゲームをし続けている自分みたいなヤツがいるのです。
おとなげないと思われるかもしれませんが、これが自分の役目なのです。
そうです。私が「ゲーム担当おじさん」です。
しかし数年後、甥っ子は見事な成長を遂げ、逆にボコボコにやられました。
さらに数年後、甥っ子はゲーム以外のことに興味を持ち始め、正月の集まりでコントローラーを握ることはありませんでした。
そして今年の集まりに、甥っ子は彼女を連れてくるそうです。
甥っ子の成長に目を細めますが、ゲーム担当おじさんとしては、ちょっと寂しいです…
しか～し、今年は自分の方の甥っ子が、やってくれそうです。
正月の集まりのことで妹に連絡をすると、こう言われました。
「うちの子が「おっちゃんにクリアしてもらう！」と息巻いているから、相手してやってくれる？」
どうやら甥っ子はNintendo Switchを買ってもらったらしく、それで何かのゲームをやっているけれどクリアできず、それを「ゲーム担当おじさん」である自分にクリアしてもらうべく、実家にNintendo Switchをもって来るそうです。
これで腕が鳴らないわけがありません。
「ゲーム担当おじさん」として、サクッとクリアして大人の威厳を見せ付けてやりましょう！
ただ･･･
何のゲームだろう･･･？
というか、Nintendo Switchを触ったことがない･･･
いや！ここで負けていては「ゲーム担当おじさん」の威厳は保てません！
そして何より、嫁さんの甥っ子と同じように、彼もまた成長して、一緒にゲームをしてくれなくなる日が来るでしょう！
だから、今じゃないとダメなのです！
よぉぉぉぉーし！
やるぞぉぉぉー！！
というわけで、いざ決戦の地である実家へ行って参ります。
でわ、股！！
