46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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若手スタッフに言われたひと言のハナシ

長年、スイミングスクールで子どもに水泳を教えるコーチの仕事をしています。

先日、自分(ワタクシ)のレッスンを丸々1時間見た若手スタッフから、こう言われました。

「ニシオカさんのレッスンって、本当にシンプルですよね」

ここだけ聞くと、なんだか『冷たいひと言』のようにも思えますが、少なくとも自分にとっては褒め言葉であり、『それがわかるとは、お主、なかなかやるな』みたいなことを、若手スタッフには伝えました。

 

スイミングスクールのコーチの仕事に限らず、どんなことでも『基本は大事』であり、突き詰めるほどに『シンプル イズ ベスト』になると思います。

しかし、最初は『技に頼る』というか『形にこだわる』あまり、本質を忘れてしまう人がほとんどで、例えば魚釣りを始めた人が、お金をかけて豪華な道具を揃えるのに対し、本当に魚釣りの上手い人なら、ある程度の道具さえあればその腕だけで大物をも釣ってしまうことに似ていると思います。

なので、若手スタッフのひと言は褒め言葉として受け止めて問題はないでしょう。

 

この若手スタッフの発言には理由がありまして、実は先月まで若手スタッフが担当していたクラスを自分が担当することになり、若手スタッフが『技』や『形』を駆使しても笑わなかった子どもが、極シンプルなレッスンなのに笑っているのを見て、感じるものがあったのでしょうね。

そりぁ〜30年もやっているベテランと、まだ始めたばかりのヒヨッコを比べたら当然なのですが、その現場にはそのことを伝える人がいないので、余計にそう感じたのかもしれませんね。

 

ただ、こうも言われましたけど…

「私には、ニシオカさんのようなことは恥ずかしくて出来ませんので…」

ふむ、自分がやっていることは、子どもには『楽しい』けれど、大人には『恥ずかしい』なのね〜。

 

でも、やめない!(笑)

 

でわ、股!!