46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

職場の若者にYouTubeのことがバレていろいろ考えたハナシ

昨日、スイミングスクールのコーチの仕事を再開しました。

約3ヶ月ぶりに出勤し、久しぶりにプールに入って、久しぶりに子どもたちと再会し、ちょっと浮き足立っている自分を抑えながらも、無事にレッスンを終えました。

で、帰り支度をしていると、20代の男性スタッフから「ニシオカさん、あの・・・」と呼び止められました。

その若手コーチはガード(監視員)を担当していたので、もしかすると何かレッスンで気になること(もしくはミス)があったのかと思い多少ギクリ!としましたが、それほどの失態は犯していないはずので、そうなるとレッスンについての質問か何かか?などと瞬間的に脳をフル回転させながら話を聞くと、彼の口から出たのは予想の斜め上を行く言葉でした。

 

「ニシオカさん、YouTubeやってるって本当ですか?」

 

その瞬間「バレちまった~」と天を仰ぎましたが、これについては仕方のないことで、もう数年前になりますが、とある女性スタッフが水泳指導のことについてググったときにこのブログがヒットして、そのことがきっかけで自分がブログを書いていることが職場でバレており、その流れからYouTubeのことがバレてもおかしくありませんでした。

(最近はテキトーなことを書いてばかりですが、昔は熱心に水泳指導のことを書いていたのです・・・)

ただ、最近職場にやって来た若手スタッフはそのことを知らなくて、それを他の先輩スタッフから聞いて知ったようで、たぶん、若手スタッフからすると真面目で寡黙で職人肌のオジサンと思っている自分が、まさかYouTubeをやっているとは驚きで信じられなくて、それで確認したかったみたいです。

正直、扱っている題材が「プロレスゲーム」という世間的には狭くて低くて少ないジャンルですから、「見てもわからないし面白くないだろうから、見なくてもいいよ」と笑いながら正直な気持ちを伝えましたが、その若手スタッフは気を使ってか「いやいや!ちゃんと見ますよ!」と言ってくれて、それでその場は終わりました。

 

で、その帰り道、電車に揺られながら、ふと考えたのです。

前述したように、自分がやっているジャンルは一般的に広く知られるものではなく、プロレスが好きな人の中の、さらにごく一部のだけが見るチャンネルとなっています。

そのことについて「仕方がない・・・」と諦めじゃなく「ま、そういうものだろう」と思っているので、その狭い中でどうやって認知度を上げるか?という方向で考えていました。

しかし、プロレスに限らず、自身がやっているジャンルを広めようと努力している人たちは、そういう風には思っていないのだろうな、と。

例えば、国内のプロレス界最大手である新日本プロレスにも「暗黒期」と呼ばれるかなり低迷していた時代がありましたが、木谷さん(元オーナー)の「すべてのジャンルはマニアが潰す」という発言からもわかるように、古いファンを捨ててでも新規ファンを開拓する方向に舵取りして大成功して、今の繫栄があります。

他にも、自分は全く知らないジャンルですが「フェンシング」なんかも新規ファンを開拓するための試みをしているようで、それも成功しているそうです。

つまり今回の出来事は、きっかけはともあれ自分がやっていることを広めるチャンスであり、全くプロレスを知らない若者を新規顧客として引き込み、そこから口コミでファンが増やすことが出来れば、自分のチャンネルを大きく飛躍させることが出来るかもしれないわけで、そのチャンスを自ら放棄しているのでは・・・?と。

ただ、だからといって、その若手スタッフに「見て!見てー!」とか「チャンネル登録してー!」とアピールするほど吹っ切ることはできませんし、「面白くなければ見なくてヨシ!」というスタンスは変えないつもりです。

それでも好きなことをやっていて、その自分が好きなことを理解してくれる人が増えることは嬉しいことなので、せめてその若手スタッフにやんわりと「どうだった?」、いや、「どうでした?」と感想を聞いて、今後の参考にしよう。などと思いながら岐路に着きました。

 

というわけで、どんな感想が聞けるか?たぶん忖度ありの内容になるでしょうが、それでもドキドキしながら再会を待ちます。

 

でわ、股!!