46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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講義の効果のハナシ

ちょうど1週間前に、講義をしました。

講義の内容は長年やっている『スイミングスクールのコーチの仕事について』で、相手は現在働かせてもらっている現場の若手スタッフです。

で、そのとき、事前に配布する資料を用意せず、講義を受ける方に「メモもペンも要りません」と伝えました。

その理由のひとつは、かつて島田紳助さんがNSCの生徒相手に行った講義で、「メモは要らない。今から話すことで心に残ったことだけ大事にすればいい」みたいに話していたことの受け売りで、もうひとつの理由は、スイミングスクールのコーチの仕事には(基本)メモもペンも持ち込めないし、レッスンを受ける子どもも聞くしかないので、それと同じ状況で勝負してみせたかった、からです。

つまり、2時間弱話したことが全く相手に刺さらなかったら、お互い時間の無駄で終わってしまいます。

そして、刺さったかどうかは講義を受けた若手スタッフの行動が示すので、講義をした人間としてはドキドキもんです。

で、自分は週に2回しか仕事に行かないので、少なくとも効果があらわれるのは1週間後かと思っていたのですが、その前に、講義を受けた若手スタッフから「ニシオカさん、ちょっといいですか?」と呼び止められました。

その内容を細かく書くと長くなるので割愛しますが、まぁ、どこのスイミングスクールにもある「進級基準に関する先輩コーチからの圧力」みたいな話で、その若手スタッフは、自分が講義中に発した「自分は甘めの判断をしている」という言葉が刺さったことから、「なぜ、甘いのか?」そして「なぜ、甘くて大丈夫なのか?」という話になりました。

もし、これが自分が責任者を務める現場であれば、あーしてこーして、とは思いますが、ただの雇われの外部スタッフにはそんな権限はありませんので、切れ味緩めのアドバイスをして、あとはひたすら励ましておきました。

というわけで、どんな形であれ、お互いの時間は無駄にならなかったようで、他の若手スタッフがどう思っているかはわかりませんが、ちょっとだけ、働くのが楽しくなりそうです。

 

でわ、股!!