46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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反面教師パパのハナシ

このブログで何度か触れていますが、母親が入院して、退院しました。

お腹の中にデキモノが見つかって、それが大きくなっているそうなのですが、現代の医学でキレイにすることは難しく、とりあえず自宅で様子を見ることになりました。

それから介護保険の申請をしたり、ケアマネージャーさんや訪問看護さんとの打ち合わせなど、自分と妹を含めた家族全体で行っています。

そんな中、母親のために手すりなどを付ける工事について、ケアマネージャーさんと相談しているときに、風呂場のイスの話題となりました。

風呂場におけるイスといえば、普通はこういうイメージがあると思いますが

アスベル 風呂イス20 「Emeal」 ホワイト 5630

アスベル 風呂イス20 「Emeal」 ホワイト 5630

  • メディア: ホーム&キッチン
 

介護を目的とした場合、こういうのを指します。

高齢に加えて入院等で筋力が落ちたことにより、しゃがむこと立つことの動作が難しくなっているため、風呂場にこれがあれば楽チンになるということで、ケアマネージャーさんもオススメしていました。

しかし、これに対して父親が口を挟みます。

「いや、コレ、以前使っていたけどやめた」

そこで、その場にいる全員が、何か特別な、例えば母親が嫌っている、などの理由があると思って耳を傾けたのですが、父親から発せられたのはトンデモ発言でした。

「これに座ると鏡の高さが合わなくて、ヒゲを剃るのが難しい」

なんと、母親がどうのこうのではなく自身が使いにくいという理由で、その後も「邪魔になる」などの理由を付け加えていくのですが、もちろん家族からは総スカンで、ケアマネージャーさんの表情にも「こ、これは・・・」という文字が浮かんでいました。

ただ、長男である自分が知る限り、父親はそういう考え方というか神経の持ち主であり、その血を受け継いでいる自分としては「父親なら、言いかねない」と妙に納得していました。

もちろん咄嗟に「それはオヤジが妥協しろよ」とは言いましたが・・・

 

そんなことがあった実家からの帰り道、「先行きが思いやられるなぁ~」とか思っていましたが、よくよく考えると「オヤジの血を受け継いでる自分も同じことをするのでは?」と、ちょっと怖くなりました。

ただ、今回のことを反面教師にして、これから20年後に訪れる自分と嫁さんの老後に対して、肉体的にも精神的にも準備をしておくしかないでしょうね。

というわけで、とりあえず軽くスクワットから。

 

でわ、股!!