バカが嫌いです。
そもそも『バカ』にもいろいろありますが、いわゆる「頭の悪いバカ」が嫌いであって、「何かに没頭するという意味のバカ」は逆に大好きです。
そして、ここで「○○というバカがいまして・・・」と具体名を出せるほどの勇気もなく、例えばホラー映画なんかで襲われそうな人が、わざわざ人気のない場所に逃げ込むのを見て「バカ!なんでそっちに逃げるんだ!」という感じで逃げておいて、もちろんそれを演じる役者さんはバカではございません。
というわけで、ちょっと斬れ味は緩めですが、とにかくバカは見ていてイライラするので嫌いです。
しかし、それより賢い人がもっと嫌い。
バカはバカなりに必死だったり、バカはバカなりに頑張っているのですが、賢い人は全部計算づくで必死な姿を見せなかったり、賢すぎてバカにはわからないことを言い出したりするので、嫌い。
そして何より、賢い人はバカのふりをするのがやっかいで、それを「あざとい」と言うのが合っているかどうかはわかりませんが、とにかく嫌いです。
そして自分はバカです。
この『バカ』が最初に書いた『ただのバカ』なのか、『何かに没頭するバカ』なのかはわかりませんが、到底『賢い人』とは思えないので、バカには違いありません。
そして、本物のバカになりきれない『中途半端なバカ』なのがやっかいで、自分でもわかっているのですが、そこが嫌いです。
というわけで、賢くもなく、バカにもなりきれない、そんな自分が嫌いです。
でも、生きてます。
多少ながら、誰かの役に立つ何かをしています。
もちろん、たくさん迷惑をかけていますけどね。
でわ、股!!