46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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サプライズは楽しいね~!のハナシ

サプライズが好きです。

ただし、仕掛ける方が楽しくて、仕掛けられる方は苦手で、さらに、サプライズは好きですが、ドッキリは嫌いです。

もちろんお金も時間もかかりますが、対象となる人が驚いた後に喜んでくれる顔が見れたら最高で、特に会社勤めをしていた頃は、スタッフ相手によくやっていました。

ただ、そのサプライズの対象となりやすい嫁さんがサプライズを仕掛けられるのが苦手なタイプで、ちょっとだけ寂しい思いをしてきましたが、それについては自分も同じなのでしょうがないでしょうね。

 

さて、先日、我が家のカレンダーを見ていると、『○○さんの送別会』と書いてありました。

この○○さんというのは、嫁さんが会社で一番仲の良い男性で、自分たちよりも人生の先輩であります。

もうかなり前の話になりますが、嫁さんの会社の飲み会にお邪魔させていただいたことがあり、その時に○○さんと酔っ払い同士意気投合して色々おしゃべりをして、それ以来○○さんが「ニシオカさんの旦那さん、めっちゃ面白い人やでー!」と社内で宣伝(?)してくださっていたことを、嫁さんから聞いていました。

で、これは最後のチャンスかもしれない・・・ということになり、サプライズを仕掛けることを決めました。

 

ところで、サプライズにも色々ありまして、お金と時間とたっぷりかけた盛大なものから、アイデアとタイミングに全てをかけるものもあります。

個人的に好きなサプライズ動画は以下の3つで、どれもタイプが違いますが素晴らしく、何度もリピートしています。

 

ファレル・ウイリアムスのサプライズサプライズ

英語がわからないので合ってるかどうかわかりませんが、たぶん、サプライズの番組で行われたもので、一番お金と時間がかかっているでしょう。

で、この動画が好きなのが、とにかく対象となる女性の反応が本当にビックリ!を通り越してビビッているのが良くて、ギリギリ「ドッキリ」になってしまうかもしれませんが、よりリアリティーがあって何度も楽しめます。

 

中島美嘉の卒業サプライズ

卒業式に歌手や芸能人がサプライズ登場するパターンはいくつもありますが、自分はこれが一番好きです。

ただし、それは中島美嘉さんのファンなわけでもなく、舞台となった学校に関係があるわけでもなく、サプライズ直前にマイクを持った校長先生のスピーチが最高で、サプライズを仕掛ける人間としては、最高のお手本になるからです。(上記動画の10:53~)

よくあるサプライズの失敗は「これから何か起きますよ~」と明かしてしまうことですが、逆に会場を盛り上げられないことも問題です。

そこで、何かありそうでなさそうで、でもありそうな~、という雰囲気を醸し出すことが重要で、それがこの動画で見事に行われています。

 

岩瀬のセレモニーに颯爽とイチローが登場サプライズ

先に紹介した2つのサプライズにはたっぷりとお金と時間がかかっていますが、こちらはアイデアとタイミングで勝負するタイプのサプライズです。

この日の主役は引退会見をする岩瀬仁紀選手で、その背後から颯爽とイチローが登場して、プレゼント(マリナーズのユニフォームだそうです)を渡して風にように去っていきます。

このとき、個人的にはイチローが木の間を通って帰って行くのが印象的で、「それくらい短時間で動こうとしていたんだろうなぁ~」とは考えすぎでしょうかね?

 

さて、では今回はどうするか?と申しますと、『時間はあってもお金は無い・・・』という自分が置かれている厳しい状況に、選択肢はアイデアとタイミングで勝負する、ここでは『イチローパターン』と命名するサプライズに絞られます。

で、サプライズ決行当日の朝、嫁さんに「今日は遅くなるのよね?」と、さも○○さんの送別会であることに気が付かないような口ぶりで話しかけ、その後、会場となるお店の名前と場所をさりげなく聞き出します。

というのは、ここで嫁さんにバラすと、ほぼ間違いなく「え~来るの~?」という反応になるので、○○さんだけでなく嫁さんにもバラさずにサプライズを決行することしているからです。

本当であれば、一番大事なタイミングをはかるために『送別会の時間』を聞いておきたいところですが、そこまでいくとさすがに嫁さんの第六感が働き出しそうな気がするので、それはやめておきます。

そして嫁さんの会社が終わる時間やら店までの移動時間などを考え、決行時刻を19時と定め、さらに持って行くプレゼントを花束に決め、あとはその時間まで空いている花屋をネットで確認して、準備は万端です。

そして、ついにその時間が来て、花屋で花束を買い、自転車でサプライズ会場となる居酒屋に到着し、店の前でひと呼吸してからのれんをくぐると奥の方から賑やかな声が聞こえてきますので、「目標地点はアッチだな?」となります。

ここで慌ててはいけないのと、さらにお店に迷惑がかかってはいけないので、女将さんと思われる女性に「奥にいるのは○○会社の方ですよね?」と確認し、それがGO!サイントとなって突入します。

こういうとき、自分より目上の方が参加する宴会の場合、ほぼ必ず主役が座る場所は『上座』であり、入り口が見える一番奥の辺りに座っていることがほとんどです。

なので、その空間に入った瞬間に全体を見てから奥に集中し、すぐに○○さんの姿を見つけ、おもむろに花束を優しく出しながら「どうも、お疲れさまです!」と切り出します。

その瞬間、○○さんはすぐには気づきませんでしたが、次の瞬間には「あぁ~!」となってくれたので、この時点でサプライズとしては成功です。

しかし、今回のサプライズは『イチローパターン』ですから、ここからイチローのように颯爽と去っていくことが出来て本当の成功となりますので、徐々に状況に気が付いた周りの方の「あ、ニシオカさんの旦那さんや!」という声や、○○さんの「ここ座って!飲んでいきーよ!」という声を振り切り、華麗に去っていこうと思ったのですが・・・

店の外に出て自転車にまたがろうとしているところにお店の方が飛び出てきて、「せめてお写真をぉぉぉぉ!」と言われて再び店に戻ることになりました・・・

その後○○さんを中心に嫁さんと3人で記念写真を撮り、再び○○さんにお礼を言って店の方にも軽く挨拶をして、店を後にしました、とさ。

 

ちなみに、今回のサプライズを知らない嫁さんは、自分が入ってきたことを確認した時に「なんで来たのよ?」と驚いていましたが、それは最初に書いたとおり、自分と同じくサプライズを仕掛けられるのが苦手なタイプなので、想定内です。

しかし、その後、○○さんへのメッセージを言うときに、「これだけの人が集まってくれるのは○○さんに人徳があるからで・・・、まぁ、うちの旦那も来ましたし」というような話をしてくれたそうなので、よかったよかったです。

そして翌日、自分が○○さんに渡した花束はカワイイ花瓶に飾られ、その画像を嫁さん経由で見せてもらい、同時にお礼の言葉も頂きましたので、ま、サプライズ成功!でいいでしょかね。

 

というわけで、次は何のサプライズにするか?お金はかけられないし規模は小さいけれど、楽しみです。

 

でわ、股!!