46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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ウーバーイーツという「カバン」と「看板」のハナシ

先日、ウーバーイーツのカバンを背負った配達員と思われる方が、停まっている車にバイクで追突したけどそのまま逃げて、さらにウーバーイーツの本社にそのことを伝えたら「配達員の名前や配達先などの詳細がわからないと答えられません」というメッセージが返ってきたという、もうどこからツッコんでいいかわからないようなニュースを目にしました。

拙い文章だと伝わりづらいかもしれないので箇条書きすると

  • ウーバーイーツの配達員が追突事故を起こす
  • 明らかに追突事故なのに何もせずその場を去る
  • ウーバーイーツの本社の対応が非人道的

こんな感じになりますので、そりゃ~批判されても仕方がないでしょうね。

 

自分はウーバーイーツを利用したこともする予定もありませんので、その良さやありがたさを全く感じないのですが、これだけ利用する人が増えているということは、その価値を高く評価する人が多いということなのでしょう。

新型コロナの影響もあり、外出せずにいろんな食事を楽しめることや、その料理を提供する店側にもメリットがあり、そして仕事を失った人にとっても稼ぐ方法として、その価値が高いことは十分理解できるのですが、その一方、前述したような事故やトラブルも多いようです。

つまり、利用する人の需要が事故やトラブルといったマイナス面を完全に凌駕しているわけで、そうなると今後も同じような事故やトラブルは増え続けるのでしょうね。

残念ながら・・・

ところで、アレって、配達をするときは必ずウーバーイーツの文字が入ったカバンを背負わないといけないルールでもあるんですかね?

もちろん「便利だから」という理由もあるでしょうが、今回の場合なんて、あのカバンを背負っていなければ「ただの事故&逃走」なわけで、もしかすると今後あのカバンを背負わない配達員が出てきたりして・・・って、考え過ぎというか、ハズレですかね?

 

さて、自分が現場責任者をしていた頃、新しくスタッフとして加わった人には必ずこう伝えていました。

「これでアナタはうちの看板を背負ったことになるからね」

お客さんのいる職場だけでなく、仕事とは関係のない時間ですらお客さんに見られている可能性があるので、何かあればアナタだけでなく現場や会社にも不利益を及ぼすということになり、さらにこの仕事を辞めるまでは看板を下ろすことは出来ない、という意味です。

が、これってちょっと古いというか重い考え方であり、数年前に自分と一緒に働いていたスタッフであっても「うぜぇー」と思われていたかもしれません。

当然、そんなややこしいことを言われる職場で働きたいと思う人は多くなく、幸い自分がやっているときは何とかなっていましたが、今ならすぐに「ブラックだ!」と言われて終わりのような気もしますので、難しいでしょうね。

 

というわけで、ウーバーイーツという「カバン」も「看板」も背負わない配達員が今後も増え続けると思うとモヤモヤしますが、とりあえず自分は利用しないのでOK!、しかしもらい事故に巻き込まれる可能性はあるわけで・・・やっぱりモヤモヤですな。

あ、もちろん、こんなちゃらんぽらんな配達員ばかりじゃないことは、重々承知しておりますので、真面目に配達されている方は、今後もがんばってくださいね!

 

でわ、股!!